能力なし、人脈なし、お金なし、これではビジネスも、キャリアも何もうまくいかないんじゃないか? こんな風にため息をつくあなた、少しずつ「ある」に着目していきましょう。あなたのインナーハピネスクリエイター、 ユキーナ ・サントスです。

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今日は、一部の優秀な人が、国を動かす？という話から、「あるに気づく」を取りあげて見ます。特に人脈、すでにもっている師匠についてかんがえました。

私が昔イタリアに住んでいた時、正直言って、イタリア人の事はあまり好きではありませんでした。

とことんエゴイストで、自分のことをまず第一に優先する人たち、人のことを思いやることがなく、協調性のかけらもない人たち、こんなふうに思っていました。

私には美容師の友達がいます。彼は以前、何年間かイタリアで終了しました。時々この美容師さんと会って、イタリアの話をします。

彼が私にこう言いました。本当にほとんどのイタリア人はだめな人間ばかりですよね。でも1割位とても優秀な人たちがいて、その人たちと話をすると救われたような気がします。

私も同感でした。今回、イタリアのファミリービジネス研修ツアーをアレンジした時、ボッコーニ大学の協力をお願いいたしました。

このときの相手方の教授は、パオロ・モロセッティ教授といいます。私たちは、パオロ先生と呼んでいます。このパオロ先生の優秀なこと！！たちまち世界的に有名な企業のトップを私たちのプログラムに連れてきてくれました。えぇ、こんな人たちの話がきけるの？驚きが今も隠せません！

言った事は、すべてきちっとやってくれます。そして土日もメールを返してくれます。

こんなに仕事熱心な外国人と会うのは、私の元上司以来です。

私の元上司は、オランダ人です。効率を何より重視します。人生の中の大部分の時間を割くのだから、好きなことを仕事にしなければ全くもって非効率、こんな考えがありました。ですから土日も働いていました。いつも不動産や都市計画のことを考えています。

こんな上司と巡り会えたことを、私は本当に感謝しています。このような素晴らしい人が、ビジネスを動かしていくのだろうと思います。私は、世界中のビジネスマンの中から、このような人と出会えたこと、これが自分の大きな幸せだと思っています。

少数ではあるが、優秀な人たちがいる、これで思いだしたことがあります。

かつて、シンガポール大学に行ったことがあります。そしてそこの教授からこのような話を聞きました。シンガポールの学生たちは、応用力がない。授業で教えたことと、少しでも違うことをすると、できない人たちがほとんどである。そして、こんなやり方を教わっていない、と文句をつける。でも中には1割位、応用問題がきっちりとける生徒がいる。

 

このような人たちが、国を引っ張っていくリーダーになるのだろう。

私もこの考えには同感でした。いろいろな人がいます。勉強や学校の成績が全てでは無いのですが、人間的にいい人がいます。そのような人たちは、真面目な姿勢、謙虚に努力する姿勢、将来についてクリアなビジョンを持っています。こういう人を人間力が高いというのではないでしょうか?

日本であっても、海外であっても、このような人間力が高い人に出会うことができると、とても嬉しくなります。救われたような気持ちになります。その方ともっと一緒に時間を過ごしたいなと思います。

合気道の山口先生にしても、華道相阿彌流の横地家元先生にしても、私は、人生の師には本当に恵まれていると思います。

「師の求めしところを求めよ」山口先生はこのようにおっしゃいます。

算命学では、私の星の生まれは、哲学者の星だそうです。他の人が考えつかないような発想やアイデアを考えつくことが大好きなタイプだそうです。合気道に自然に惹かれていったのも、華道を通じてフィロソフィーを学んでいるのも、そして日々ビジネスフィロソフィーを考えているのも、自分の本質からだと思います。

人間的に、この人とお付き合いをすると、自分がもっと高まっていくと思うと、嬉しい気持ちになります。自分が既に持っているものに気づかないことが多い、これは私もいつもブログで皆さんに言っています。

けれども、私の方が持っているものに気づいていなかったのかもしれません。素晴らしい方々との出会いがあり、学ぶことができる、今日はこれに気づかされました。

今日も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。