こんにちは、あなたの心に寄り添う自分軸アドバイザー、ユキーナ ・サントスこと富塚祐子です。

今回は、標記のテーマと関連して、

稲盛氏が「京セラフィロソフィ」の中で

次のようにお話をされています。

稲盛氏のお言葉は「」で引用させていただいています。

 

「与えられた仕事を生涯の仕事として一生懸命行うことは大切ですが、

ただそれだけで良いということではありません。

一生懸命取り組みながらも、常にこれでいいのか、

ということを毎日毎日考え、反省し、

そして改善、改良していくことが大切です。

決して昨日と同じ事を漫然と繰り返していてはいけません。

毎日の仕事の中で、『これでいいのか』ということを

常に考え、同時に『なぜ』という疑問を持ち、

昨日よりは今日、今日よりは明日と、

与えられた仕事に対し、改善、改良を

考え続けることが創造的な仕事へとつながっていきます。

こうしたことの繰り返しによって

素晴らしい進歩が遂げられるのです。」

稲盛氏は、

「これは私が京セラを作ってから

今日までやってきた姿勢を表しています。」

とおっしゃっています。ですので、

この項目が、会社が発展する鍵のように思います。

日々創造的な仕事をするには、次の姿勢が大切です。

 

1 日々違うことをする(答えと形にこだわらない)

2 謙虚に周囲から知恵をもらう

3 変化を継続する

 

1つずつ説明していきます。

 

1 日々違うことをする(答えと形にこだわらない) 

「 技術系の出身であるせいか、ここにもありますように

『同じことを繰り返す』というのは私の性に合いません。

そのために

『昨日よりは今日、今日よりは明日、明日よりは明後日』と

毎日工夫を積み重ねていく努力を怠らぬように

常に心がけてきました。科学する心といいますか、

『なぜこうなるのだろう』、

『もっといい方法はないだろうか』と

あらゆることに疑問を投げかけ、また、自分で考え工夫をし、

社員にも次のように訴え続けてきました。

『掃除ひとつをとっても、今日はこっちから掃いてみよう、

明日はあっちから掃いてみよう、

またモップを使ってもっときれいにしてみようなどと、

いろいろやり方を考えることができるはずだ。

来る日も来る日も、ただ同じことを繰り返すのではなく、

どうすればもっと効率よく、

また効果的に掃除ができるだろうかと考えて、

あらゆる工夫を凝らすべきだ。

常にそういう意識で仕事に取り組むことが大切なのだ』」

→ これが進歩発展のもっとも大切なことだと思います。

マクロ経済や政治の話をすれば、このような、

よりよいことができる社会かどうか、

が大切なのだと思います。

「よりよいこと」は逆に言うと「現状の否定」ですから、

為政者からは反乱分子とみなされるでしょう。

そうすると、人々は進歩発展をきらい、

日々同じことを繰り返すようになります。

このような環境では、進歩発展は望めません。

私の限られた見分の中から考えますと、

欧米を中心とした階級がある社会では、

いくら創意工夫を重ねても、自分の現状を変えることは難しいです。

ですので、こうした進歩発展はなくなっていく傾向にあります。

日本にはこのような歴史的背景や環境があまりないと思います。

ですので、日本企業の良さは進歩発展ができるところ

だと考えて、日々の努力を積み重ねるべきだと思います。

 

また、合気道の山口先生は、

「答えと型をもってはいけない、なぜを常に考えよ」

とおっしゃいます。

これはこうするもの、というマニュアルができると、

人々はそれを繰り返します。

人間が考えることをやめてしまうのです。

日々、違うことをし、改良していく姿勢が

大切なのだと思います。

 

2 謙虚に周囲から知恵をもらう 

「(松下)幸之助さんは『私は学がおまへんさかい』

という言葉を枕詞のように使っておられました。

そして常に謙虚な気持ちで、

周りの人から知恵をもらおうという姿勢をお持ちでした。

つまり『耳学問』によって少しずつ知恵をつけていっては、

それをベースに 創造的なことを考えていかれたのです。

この姿勢こそが学校も満足に出ておられないにもかかわらず

世界に冠たる大松下グループを作り上げていった源なのです。」

→ 自分のやり方が正しい、これでいいはずだ、

という思い込みがあると、人の意見を素直に聞くことができません。

やはり謙虚な姿勢が大切なのだと思います。

進歩発展を生むのは、あの方のいうことは正しい、

自分は間違っているかもしれない、と思って

周囲の方の意見や話を聞くことから始まると思います。

自分自身も肝に銘じていこうと思います。

 

3 変化を継続する 

「先ほどの掃除の例で言えば、

さらに工夫を続けるような人ならモップよりも

効率が良くて綺麗に出来るものはないだろうか

と考え始め、次のように言い出すかもしれません。

『社長、新しい掃除機を買っていただけませんか?

モップやホウキでやるより、ずっと効率がいいので

私一人でも掃除ができると思います。

そうすれば一時的には高い掃除機を買ったように

思うでしょうが、一年先を考えれば人件費などの経費を

削減できますから返ってコストは低くなるはずです。』

これが高じると『社員を雇ってビルの清掃事業を

手掛けてみたいので独立させていただけませんか』と、

会社を起こすことにもつながっていきます。

今までやってきた様々な工夫を通じて

掃除のノウハウを知っていますから、

ビルメンテナンスの事業を始めることも

難しいことではないはずです。」

→ このように創意工夫を重ねてきていた企業であれば、

人手不足に悩まされることはなかったのかもしれません。

また、事業の多角化をする際には、

「飛び石」を打ってはいけない、といわれています。

このような自社からの自然発生的な新規事業であれば、

うまく拡大することができるかもしれません。

 

さてまとめますと、

常に創造的な仕事をすることが、会社を発展させるカギです。

そのためには、マニュアルや型にとらわれず、

謙虚に周囲の意見に耳をかたむけ、変化を継続させる、

こうした姿勢が大切だと思います。

自分自身の日々の行動を反省し、変えていきたいと思います。

 

 

今日も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

 

 

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