こんにちは、あなたの心に寄り添う自分軸アドバイザー、ユキーナ ・サントスこと富塚祐子です。
今日は、標記について、
算命学も使った解決法を考えてみたいと思います。
ある介護関連会社の会長さんの話です。
この会社は、親の代では
給食センターをやっていました。
学校や企業に、仕出し弁当を届ける会社です。
それが、ここ何十年もの少子化等の影響により、
給食センターをやっているよりも、
介護ビジネスに切り替えようということで、
20年以上前に介護ビジネスに業態転換しました。
こちらの介護のビジネスも順調で、
この介護関連会社も業態転換をしてから、
今まで、ずっと増収増益で来ているそうです。
これだけでもファミリービジネスとしては
素晴らしい成功だと思います。
こちらの会長さんは、
社長の地位を5年前に息子さんに譲り、
自分は会長になられています。
さらに、この会長さんは、現在は、
健康食の分野で新規事業立ち上げようと
M&Aなどに積極的に取り組んでいます。
さて、この、会長さんのご長男の結婚問題で、
この会長さんとお母さんが喧嘩をし、
仲たがいしたそうです。
会長さんとしては、自分が、
高齢者のケア、親との絆・家族の絆をモットー
としている介護ビジネスをしていることもあり、
お母さまが87歳と高齢であることを考えると、
やはり仲直りして、溝を埋めたい、
お互い気持ちよく、関係性を元に戻して
母を見送りたい、このような思いでいらっしゃいます。
まず弊社では、算命学を使って、
お二人の命式を見てみました。
この会長さんには、命式の中に、
「親とは全く反対のことをしなさい」
というサインがあります。
また「親との縁は薄いですよ」
というサインもあります。
一方、お母さんのほうの命式には
「子供との縁が薄いですよ」
というサインがあり、さらに、
このお母さんには「強いリーダーの相」
もあります。
という事は、これまでも、
お母さんの方で子供をコントロールしようとし、
子供は子供で、それは違うという思いが
たくさんあり、このようなところから親子で
ことごとく意見が対立してきたのではないか、
と思われます。
実際、
給食センターから介護ビジネスに転換するとき、
社名を変更するとき、
さらに今回のように子供
(お母さんからすると孫)の結婚問題など、
これまで何度も意見が対立してきた、
ということです。
けれども、また一方で、
自分が困っているときに助けてくれた
お母さんのことなどを思うと、
会長さんは「このままでいいのか?」
という自責の念に駆られているようです。
会長さんのご自身の悲しみ、
自分自身を責める気持ち、
そしてお母さんに対する愛情などが
痛いほどよくわかりました。
算命学的には、
このお二人(会長さんとお母さんには)
親子の絆はあっても、大人になってからは、
なるべく別々の方向性を向いていきなさい、
というメッセージがあります。
ですが、親子ですので、
このような会長さんの思いや感情を
何とか解消できないかと、
次のような方法を考えてみました。
1 母親の自分史を作る
2 孫の力を借りる
3 福を惜しむ (惜福)
少しずつ説明します。
1 母親の自分史を作る
お母さんはもう87歳と高齢ですから、
自分の考えや、やり方を変える
というのは難しいでしょう。
そして会長さんのほうも
自分のやり方やポリシーにこだわりが強いと、
なかなかお母さんとの接点を
みつけにくいと思います。
その場合は、会長さんの方で、
お母さんの自分史を作ってみるということも
効果的かもしれません。
この自分史の文章を作るにあたっては、
専門のライターさんなどに頼んで、お母さんの話を
じっくり聞いてもらうといいと思います。
お母さんにとっても自分の思いや感情などを
全て第三者に、とことん聞いてもらうということで、
気持ちが少し軽くなるかもしれません。
会長さんにしてみたら、
お母さんの本当の思いや感情を、
活字を通して客観的に見ることができます。
こうしたアプローチが、
お互いの溝を埋めることに役に立つかもしれません。
仮に、このようなことをしても、
最終的に溝は埋まらないかもしれません。
ですが、お母さんの思いをじっくり聞いた、
人生をともに振り返ったという意味で、
会長さんの気持ちの整理をつけることに、
少しは役に立つのかもしれません。
申し訳なかった、もっとこうしたかった、
自分のことを本当はもっとわかってもらいたかった、
このような思いや感情があるかもしれませんが、
自ら費用をかけて、お母さんの自分史を
作って差し上げるということで、
会長さんの感情に何か変化があるかもしれません。
2 孫の力を借りる
実は、おじいちゃんやおばあちゃんと孫世代など、
この隔世の世代間の方が、直接の親子よりも
性格や考え方が似ているということがあります。
算命学でみると、この特徴は、
ほぼ、どのファミリーにも当てはまります。
私の場合も、私の母方の祖母、
おばあちゃんと私の人体図(性格などを表すもの)が、
とてもよく似ているのです。
おそらく、人間は、
その時代で成し遂げられなかったことを後世に託す
という傾向があり、天がこのような「人の願い」をてん
叶えてくれているからではないか、と思います。
社会や我々の住んでいる環境が変わるのには、
やはり百年ぐらいかかります。
そうすると自分の思いや夢が実現するのは、
自分の下の世代よりも、その下の孫世代の方が
より実現しやすいと思います。
こうして、お母さんと、自分よりも、
ずっと感覚・考えがあう、
フィーリングがあう孫に間に入ってもらって、
関係性の修復を試みるというのもいいでしょう。
話し合いで解決というよりも、
会長さんのお母さんとお孫さんと二人で
旅行に行ってもらう、
食事やお芝居の観劇をしてもらう等、
お母さんが楽しく・気持ちよく感じることに
焦点を置く、というのも、
親子間の溝を埋める一つだと思います。
3 福を惜しむ (惜福)
古代中国の言葉に、
福を惜しむ ( 惜福 ) という言葉があります。
これは、自分の望みや希望は、
全て叶ってはいけない、
幸運なこと、ラッキーな事はある一定の線までに
留めておかなければいけないということです。
あまりにも「とんとん拍子」で
物事が進んでしまうと、
必ずあとから、その反動が来る。
だから、この辺で止めておこうという
一つのブレーキやバッファーのようなものが
必要だという意味です。
幸運の種から出た幸運の実は、
全て収穫して、食べ尽くしてしまうのではなく、
いくつか残しておいて、
次の時期の種まきに備えるという姿勢ですね。
この会長さんの場合は、事業転換もうまくいき、
仕事も順々に進み、息子に社長も譲り、
そして自分の新規事業が着々と軌道に乗っている。
まさに絵に書いたようなサクセス・ストーリーです。
ですので、ここで一つ、
あえて欠けている部分、
を持っておくことが大切です。
こうした、「欠け」は、今のご自身にとっては
課題かもしれませんが、
この「欠け」がこの先の世代の福に
つながるのかもしれません。
ご本人にしてみたら、
やはり釈然としないものがあると思います。
ですが、自分の人生やお母さんとの関係性を
最高のものにするという代わりに、
一つ「欠け」を残しておくことで、
幸運の要素が次の世代に
引き継がれるかもしれません。
さて、まとめますと、
親子の間の不仲は残念ながら存在します。
そしてこれは算命学上も、
明らかな傾向ですので、
関係性を修復する事は難しい
という場合もあります。
そのような時でも、
直接のコミュニケーションを持たずに、
相手の自分史などを作って差し上げる、
あるいは孫世代を通してコミュニケーションを図る、
もしくはあえて「欠け」を残す、
このような行動で、ご自身の気持ちの整理を
つけることができるかもしれません。
もしよろしければ、試していただければ幸いです。
今日も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
不動産についてのお役立ち情報を、動画で配信しています。
不動産の初心者の方にわかりやすく、基本的な内容を説明しています。
皆様からのご質問も受け付けています。
tomizukayuko07
@462ctofn
ユキーナ・サントス(富塚祐子)の自己紹介は こちら
不動産・投資・国際経済情報をお伝えしています、弊社メルマガお申込みは こちら
経営者・管理職・グローバルビジネスパーソンを目指す方に、経営の要諦・日本のビジネスフィロソフィを日英でお伝えしています。フィロソフィメルマガお申込みは こちら
女性のキャリア・恋愛・婚活・潜在意識など女性のお役立ち情報をタイムリーに伝えます。「UMIで幸せに!女性のお悩みスッキリ解決メルマガ」のお申込みは こちら
まずはお気軽にお問い合わせください。 カウンセリング はこちら
不動産・国際ビジネス・ファミリービジネスアドバイザー、アブリールス株式会社のHPはこちら
カウンセリング募集中; ユキーナ・富塚・サントスのHPはこちら!
ユキーナ・サントス「頑張らない婚活」はこちら!
10月期英会話講座開講・ユキーナの英会話ブロック解消ブログ: 英会話のコツ こっそり確実レベルアップ はこちら!
UMIとつながる、合気道と生活・ビジネスを結びつけるサイト AibisNetwork
メンタルブロック解消で不動産問題がサクサク解決シリーズ
えっイメージ実現のため不動産売却?ブロック解消で不動産問題解決3
不動産問題解決で離婚も円満解決!ブロック解消で不動産問題解決4
号泣、不動産取引の奥にあるもの ブロック解消で不動産問題解決5