継ぐか、継がないか、今生（こんじょう）の 一大決心をする前に

こんにちは、あなたの心に寄り添う自分軸アドバイザー、ユキーナ ・サントスこと富塚祐子です。

 

継ぐべきか、継がざるべきか？

ファミリービジネスにおいて、

この問いは避けて通れません。

 

ファミリービジネスでは後継者の問題は、

いつでも必ずついてまわります。

自分が初代であれば、次をどうするか、

ご自身が、二代目三代目であれば、

だれに引き継いでもらうか、

いずれにしても、

承継してもらうか、

売却するか、

あるいは事業をたたむか、

これはとても大きな問題です。

おそらくファミリービジネスの一番の関心事は、

この承継問題といってもいいでしょう。

 

弊社は今、算命学とカードリーディングを使って、

ファミリービジネスの所有者、経営者様等を

サポートするサービスを開発中です。

今回は、この算命学を使って、

承継問題を考えてみたいと思います。

特にご自身が後継者候補である方には、

とても大切なテーマだと思います。

今回の指標を判断の参考として、

役立てていただければ幸いです。

 

では、算命学からみる、事業承継を決意する際の

チェックポイントを考えてみましょう。

事業承継を決める際は、

つぎのような観点にてらして、

考えてみるといいと思います。

 

 

ひとつづつ、コメントします。

 

１　承継不可の宿命か否か？

このポイントが、一番、影響力があり、

もっとも大切なポイントです。

算命学では

「親の後を継いではいけない」

という宿命があります。

 

私が見た限りでも、そうですね、

４人か５人に一人は、この

「親の後を継いではいけない」

宿命をお持ちです。

このような方は、

「親からの商売や財産をあてにしないで、

なるべく早く親元を離れること、親離れすること」

が人生の課題になっています。

ですので、

・ 社会人になったら早々に実家を出る

・ 早期に結婚して他家に入る

・ 海外や遠方で自立して暮らす

などした方がいいですね。

このような方が、ずっと親元にいる、

あるいは家業をついでしまうと、

宿命が消化されません。

宿命が消化されない、

とはどういうことでしょうか？

「自分で自活しなさい、自力で生きなさい」

という宿題ができていないまま、ということです。

ですので、宿題ができていない状態なので、

人生のいたるところで、

この課題をつきつけられることになります。

例えば、

「ババンバ、バン・バン・バン・バン、

宿題やったか？」

「ババンバ、バン・バン・バン・バン、

歯、磨いたか？？」

と昔の「８時だよ全員集合！！」の

ドリフのいかりや長さんみたいに、

「まだこの宿題をやっていないのか！！」

と、天から聞かれるわけです。

実際は、いかりや長さんがでてくるわけではありません。

このように、親と同居していたり、

親から与えられたものに頼っていると

さまざまな場面で、

あぁ、宿題をしていない精算だな、

と思えるようなできごとが起こります。

この「精算と思えるできごと」については、

また、別の機会に詳しくご紹介します。

 

２　家業承継の適性があるか？
　　（向いているかどうか）

これも、大切なポイントなので強調しておきますね。

家業や、ある職業をやる適性が、

自分にあるのか、ということです。

 

最近のかりやすい例でいえば、

大谷翔平さんの通訳だった水島一平氏です。

通訳という仕事をしていながら、この方には、

コミュニケーション、意思疎通の星が

一つもありませんでした。

コミュニケーションの星がないということは、

性格や能力として、適性がそなわっていない、

ということです。

このような方は、

そもそも通訳という仕事を選んではいけないのです。

 

他の例でいうと、家業が飲食業であった場合、

「飲食に関連が深い星がある」、

「客商売がうまい愛想の星がある」、

「独立独歩、俺の○○を経営するのに

向いている星がある」など、

家業を継いで、やっていけるような星（ 指標 ）が必要です。

これらの判断指標が一つもないのに、

家業を継ぐ、というのは、

天からもらった能力を

いかしていないようにも思います。

 

３　承継のタイミングは良好か？

親の後を継ぐことは大丈夫（ 承継ＮＧの条件がない ）、

家業の商売について適性を示す星がある、

となると事業の承継は大丈夫のように思えます。

ですが、ここで最後にもう一つ、

承継のタイミングを確認してください。

 

後継者の人生にとって、

こうしたポイントをチェックしていきます。

 

大塚家具の久美子氏は、後継者になれるポイントの、

１、２はクリアしていましたが、

会社を継いではいけないタイミングの時に

会社を継いでしまいました。さらに、

久美子さんご自身の生まれついての宿命の中に、

「壊す」という要素が入っています。

順調な会社であれば、

その順調で健全な財務状況を壊していきます。

また、逆に、青色吐息の会社なら、

その「壊滅的状況」を「壊し」ますから、

一発逆転、起死回生、会社がＶ字回復する、

ということもあるでしょう。

久美子さんは、

いい会社の後継者になったわけですから、

会社が次第に傾いていき、

健全な財務状態が壊れていきました。

せめて、承継のタイミングを工夫するとか、

「新規事業を立ち上げる」等ということも

検討してよかったのでは？と思います。

 

さて、まとめますと、

事業承継の場面で、後継者になれない人は、

です。

これらの要件三つがすべてクリアしたときにだけ、

事業承継を前向きに考える、

という方がいいと思います。

 

今日は、事業を承継できる要件を

算命学的に考えてお伝えしました。

 

今日も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

 

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