うちの親は、子供に愛情なんか持っていなかった、そうそう、それはうちのこと!と思ったあなた、少しずつブロックを緩めていきませんか?ユキーナ ・サントスこと富塚祐子です。

思い出したくもない、そんな記憶があったら、相談してみませんか? カウンセリングやってます!

今日は、昨日の続きです。ファミリービジネス、不動産、潜在意識の働きから、過去のトラウマの解消をしています。

今日は特に、「ある」に気づくというテーマで見ていきたいと思います。

それは、絶対に自分には愛情が注がれていない、と思っていても、事実を見てみることです。事実を見てみると、親の潜在意識の中に愛情 Love があったことに気づきます。

不動産詐欺事件、過去のブロック解消の過程はこちらです。

えっ本当は借金なかった?ブロック解消で不動産問題解決1

愕然!専門家と事実をみる ブロック解消で不動産問題解決2

えっイメージ実現のため不動産売却?ブロック解消で不動産問題解決3

さて、物事は全て事実を見ていきます。

この、不動産詐欺事件で現実はどのように変わったのか?これを見ていきます。

不動産は、Jスーパーが全て購入し、そこから債務を支払ったそうです。そしてその後はどうなったかというと、亮子さんは別の会社に働きに行き、正社員で経理の仕事をするようになりました。

ハルトモ商店は、株式を売却し、同じJスーパー系列の谷山商店が引き受けてくれることになりました。

晴郎さんは、同じ職場で、使用人という立場で働くことになりました。

お給料をもらい、系列の別の店舗にもシフトで入ることになります。

人が潜在意識で望んだように、事実が形作られる、この前提で考えてみましょう。

亮子さんが手にしたのは、フルタイムの仕事としっかりした給料です。それまでのファミリービジネスのお手伝いでは、財布の紐を美貴さんに握られ、お給料もなく、お金の自由がありませんでした。

ところがお店を手放して状況が変わってから、しっかりと自分のお給料がもらえているわけです。

子供たちをしっかり育てなければいけない、亮子さんに、そのような思いがあったとします。その思いを実現するものは、満たされています。それが満たされる部分は新しい職場でもらうお給料です。そして実際に、亮子さんは、新し職場で出世もし、昇給もありました。自分が金銭的に認められる、これを実現できたわけです。

仮にお店がずっとハルトモ商店のもので、そこで働く嫁であったらどうでしょうか?このようなお金の自由、自分のキャリアアップはなかったかもしれません。

亮子さんが、潜在意識で強く望んだので、そうだったのだと思います。

さらに晴郎さんの方はどうでしょうか?この不動産詐欺事件の後、少ない額になったかもしれませんが、毎月お給料もらうことができるようになったわけです。それまでは、必要な分を晴朝さんからもらっていて、晴郎さんがこれに不満を感じていたとしたら、違う状況になるわけです。こちらもまた、お金の自由がない状況から解放されるわけです。

会社を経営するという立場からではどうでしょうか? 従業員から苦情を言われる、銀行と接触しなければいけない、仕入先のJスーパーからはいつも怒られる、これらは経営者の苦労です。晴郎さんが、この経営者の苦労に辟易し、サラリーマンの生活を思い描いていたとしたら。。。

このような形で、思いが実現されていたのかもしれません。

いずれにしても、晴郎さんも亮子さんも、潜在意識に浸透するほど強く、安定、継続した収入源を望んだのでしょう。

これは言うまでもなく、子供たちのためだと思われます。4人のお子さん達の将来を考えて、身を粉にしてひたすら働くことを選ばれたようにも思います。

昭和のお父さんお母さんは、このお二人に代表されるような親でしょう。これがその時代の愛の形だったと思います。

このお話をさせていただいたとき、加世子さんは涙ぐんでおられました。

相談者様から、「自分は親から愛されていなかった、愛が与えられなかった」、このようなお話をよく聞きます。それは、相談者様の中にできたブロックです。

こうして一つひとつみていくと、自分に愛が注がれていたことがわかります。これは自分は愛される存在である、自分は愛を受け取ることができる、と自分に許可を与えることでもあります。

自分の中のブロックがとれていくと、愛情でみたされる、このような出来事がおこります。

加世子さんは、このセッションを受けた後、パートナーとの仲が改善されたとおっしゃってくださいました。裏切られるかもしれない、本当は自分のことを愛していないのではないか?こんな思いが少なくなった、このようにおっしゃっていただきました。

不動産・お金・相続など、これらの事実関係をみていくと、その裏にある意識の動きに気づきます。そして、「愛など絶対にないない」と思っていたところに、大きな愛があることに気づきます。

かつてトラウマになっていた出来事も、ひも解いてみると、実態がなかったり、勘違いであることもあります。というか、ショッキングな出来事ほど、ブロックとして私達の潜在意識に落とし込まれますが、その実態は、関係者のこころが望んでいたことなのです。

この事件の解析、もう少しつづけます。

次回は、お金の巡りと愛についてお話します。

今日も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。