朝がなかなか起きられない、明日会議だと思うと嫌になる、自分のことを言われてるようで時々したら、この憂鬱な気持ちを一緒解消していませんか? あなたのワークブルー解消隊、ユキーナ・サントスです。

日曜日の夜にお腹が痛くなったり耳鳴りがしたら、魂の声を聞いてみるタイミングかもしれません。相談してみませんか?

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今日は、自然のバイオリズムに沿って暮らす、と言うことについてお話ししたいと思います。

人間は自然を感じる環境に身を置いていると、バイオリズムが調整されるようにできています。

 

これがなかなかできないのは、忙しい環境に自分を置くことで、自分の体が何かのメリットを感じているからだと思います。忙しくすることで、嫌なことを考えないようにしている。忙しくすることで自分の存在意義を感じたい、このようなメンタルの動きがあるとその現実を作り出してしまいます。

ある、重度の障害を持った女の子の話です。

この女の子は、生まれた時から脳に支障をきたし、自分で歩くことも生活することも、食事をすることも、そして話すこともできないようになりました。お母さんはこの女の子の世話をしながら、リハビリなどもさせているそうです。

この障害を持った女の子は、1日のサイクルを25時間で暮らすそうです。お母さんは、毎日少しずつ寝る時間が遅れる、起きる時間が違ってくる、そうなるととても大変だという話を先生にしたそうです。お医者さんはこのように語ってくれたそうです。

本来、人間の体は25時間で1つのサイクルというリズムを持っている。現代人は太陽暦で暮らしており、仕事や学校もあるので24時間で暮らしている。あなたの娘さんの体の方が正常です。娘さんを自分たちに合わせるのではなく、あなたたちが娘さんに合わせてください。このようにおっしゃったそうです。

どうしてこの話が頭に残っているかというと、私の沖縄での生活リズムが違ってきているからです。ちょっと前までは、朝を有効に使おうと思い、10時には寝るようにしていました。けれども最近は、掃除や片付けなどをやっていて寝る時間が12時を過ぎることもあります。そしてやはり、朝が起きられないのです。目覚ましをかけても、その時間に起きられないことがしばしばです。

目覚めがスッキリしていないかというとそうではなくて、ベランダから聞こえる波の音を聞いているので、二度寝してもある一定の時間になるとパチっと目が覚めます。そしてこの寝覚めが本当に幸せだなと思うのです。

もしかしてですが、眠っている間も、私の五感はずっとこの波の音を聞いて自然の波のリズムを感じているのだと思います。波の音が自然のリズムを持っているので自分の中の体内時計が自然にアジャストされてきて、それで眠りをコントロールしているような気がします。

自然のバイオリズムも月の周期にあってきてるような気がします。冷蔵庫の中に、ものがたくさんあるのが嫌になり、ここ一ヶ月ぐらいは、あまりものを買わずに、ひたすら冷蔵庫の中の食材を処理する方向に意識を向けています。

添加物がある食べ物よりも、持っている食材でスイーツなどを作ってみようという事にもなっています。添加物の多いジャンキーな食べ物は、買ってもすぐに飽きてしまいます。そして思い切って捨てる、ということがあります。

それから不思議とお腹がすいた!!という感覚があまりなくなりました。なんだか、今日ここで自分の人生が終わっても十分に幸せだなという幸せ感に満たされて、涙が出そうになるのです。

おそらく、沖縄に住んで私の体の中のリズムが自然に戻ってきているのかもしれません。生まれてから人はいろいろなところで生活をするでしょう。仕事をして、家庭を持って、悩みや苦しみもたくさん経験するでしょう。

でもこのように、自然のリズムに身を任せる幸せをどれだけの人が味わうことができるでしょうか?幸いにも私は生かされていて、この幸せを味わうことができます。ありがたいことだと思うのです。

東京や大都市には人が集中する、それはここ何年も言われてることです。日本の人口が減っても東京の首都圏人口が増える、これも言われてることです。けれども一方で東京や都会から地方に移り住んでくる人もいるのではないでしょうか?その1番のメリットというか醍醐味は、このような自分の中にある、人間本来の自然の力を取り戻すということではないでしょうか?

沖縄にいると自然に、将来の不安がなくなります。いろいろなことを考えて不安になる、という事はぐっと減ってきたような気がします。映画を見たり、本を読んだり、半身浴をして、夕日を眺め、そして合気道で体を動かしながらたくさん考える。

ふと気づくと、私は人間の自然の力を呼び覚ますような、そんなトレーニングをしているような気がします。風が強く波が高い日もあります。海が凪いでいて、ぱちゃぱちゃ位の少しの音しかしない海もあります。これをいつも感じながら、ぼーっと考えることがよくあります。

気がつくと、これがとても素晴らしいことだと思えるのです。

捨てたから見えること、たくさんあるのかもしれません。

今日も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。