夢を叶える、とか聞くと、なんだかシラケ気持ちになる。嫌悪感がでてくる。そうそう、本当にその通り、と思ったあなた、そのシラケの根本、みていきませんか、ユキーナ ・サントスこと富塚祐子です。

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今日は、昨日の続き、家系図について考えてみます。

家系図から、家業を継ぐ方、あるいは今継いでいる方に、考えていただきたいことです。

それは、自分が本当に望む道はなんなのか?これです。英語では、My mission, My ultimate objective, 自分の究極の目標、目的、とも言えるかもしれません。

自分の人生の中で、今、亡くなったとしたら、死んでも死にきれない後悔は何か?

これです。これを考えてみると、無理だとあきらめていたことが無理ではなくなります。

 

昨日の家系図の例、現在の社長さん、二代目の方に焦点をあててみましょう。

邦夫さんは10年後には50歳になります。

親から引き継いだビジネスではありますが、ご自身の人生についてもう一度考えて欲しいです。

邦夫さんは次のように考えました。

自分が心の底からやりたいと思っていた事は何なのか?

→ 親から引き継いだ仕事は自動車部品の金型製造業です。地味な仕事です。でもご本人は不動産に興味がありました。大学の時に宅建を取得していたこともあります。

 

子供の時にワクワクした事は何なのか?

→宝島や埋蔵金の話を読むことが大好きでした。

どんなことに興味があって、どんなことをしていると熱中できるのか?

→歴史小説を読む、不動産投資の話題、不動産のモデルルームを見に行くこと、営業途中でもこのような機会があると自然と寄り道してしまいます。

→ 始めることは不可能ではないけれど、資金・人材・やっていく気力がつづくかどうか・・・

失敗したら経済的に不安

 

このように自分の思いを書き出してみました。

これをひとつづつ見ていきますね。

まず、小さい時に熱中したこと、楽しかったことは、自分の魂が本当に求めていることなのかもしれません。

私の場合、小学校の低学年から、海外の小説を読むのが好きでした。シェイクスピアやアンデルセンなど、小説をどんどんと読んでいました。

見たことも無い風景、中世のイタリア貴族の暮らしやお城、舞踏会の様子などを想像してはワクワクしました。

そこから20年ぐらい経ち、かつて、自分がイマジネーションを膨らませた場所に、行くことができました。

自分の目が海外に向いていたので、仕事で海外に行く、ということも難なく実現しました。

この邦夫さんの例を見ていくと、小さい時のご自身の体験はとても大切なのだと思います。

→ 資金・人材・やっていく気力ですが、この不安も一つ一つ具体的に書き出してみます。

例えば、もし不動産業を始めるとしたら、いくらの資金が必要になるのか?本当にそれが必要なのか?資格や免許が必要なのか?

これを意識に上げて行くだけで、必要な情報が入ってきます。それまでは、意識に上っていなかったので、無意識にスルーしていた情報が、自分のフィルターやセンサーにかかってきます。

そこで、自分が興味を持って調べてみると、気になっていることがわかってきます。

人材もそうですよね。自分1人で始めることができるのか?それとも誰か人がいたほうがいいのか? まずは自分1人ででも始めてみる、というのもいいかもしれません。そこで、どうしてもまわらなくなってきたら、人手をお願いする、これでも良いのかもしれません。

自分のエネルギーですが、これがとても大切です。

自分がやりたくないこと、目的を見出せないことにエネルギーを割くと、エネルギーの消耗が大きいのです。ご自身のココロが求めることにエネルギーを使っていると、すぐにチャージされます。肉体は疲れるかもしれませんが、心の疲労は感じないかもしれないですね。

肉体の疲労を感じたら休んで、また新たなエネルギーがわいてきます。

 

少し試してみると、これがご自身の体験として、腑に落ちてくるかもしれません。

一つ一つ、クリアしていくと、無理でもないかな・・・?ということが見えてきませんか?

一人で考えていると、思考がぐるぐるしてしまいます。

ごちゃごちゃになってわからなくなることもあります。

第三者に聞いてもらって、頭を整理しながら、ご自身の方向を今一度考えていただく、これも大切かもしれませんね。

家系図作成のメリットはまたお話させて頂きます。

今日も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。