出世も後回し、取引先との接待も呼ばれない。。。女はとかく不利だよなぁ…とため息をつくあなた、あなたの悔しい気持ち、感情の解放で幸運の呼び水に転換していきましょう。あなたのための願い事叶え地蔵、ユキーナ ・サントスです。

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今日は、昨日の女性性の否定の続編です。

女性性の否定はなぜ起こるのか、これについて考えてみました。

私の結論はこれです。人生のある一定の時期までは、男性と同じように頑張ることが必要、けれどもその後はそのがんばっていたことと女性であることを活かして、やるべきミッションがある。そのために女性として生まれて、女性性の否定というブロックを選ぶ必要があった。私はこのように考えます。

私が子供の時の女性性否定のブロックを作ったと思われる出来事をもう一度書いてみたいと思います。

私が子供の時、女の子であってはいけない、そう思った出来事、それは、ピアノの練習です。

私が幼稚園の頃はピアノが爆発的に流行りました。猫も杓子も、女の子であればピアノを習っていました。
仲の良い友達と遊ぶ約束をしても、ピアノの練習があるからと断られたり、友達同士が「何色のバイエル?」と話をしていると、たまらない疎外感を感じたりしました。バイエルとは子供向けのピアノのテキストです。レベルによって色が変わるのです。

私の上に姉2人がいますが、私も含めて我が家の女の子は、誰1人ピアノを習わせてもらった事はありませんでした。

母親にピアノを習いたいと言ったことがあります。母親からは、
「そんなものどこに置くのよ!!よそはよそ、うちはうち!」
と言われ、習わせてもらえませんでした。

その時の自分の思いや感情を掘ってみました。

女の子らしくしてはいけない、
お母さんは女の子の趣味をわかってくれない
お母さんは、たとえ私がピアノをしてたとしてもそれを喜ばない。
お母さんは私のことを思っていない、むしろ疎ましい存在だと思っている。
自分だけ女の子になれなくて悲しい
お母さんは私にかまってくれない、とても悲しい
いっそのこと、男に生まれてくればよかった、そうしたらもっと大切にされた。大切にされなくて虚しい、寂しい、悲しみで胸が張り裂けそうになる
私は私でいたい、そのままの自分を受け入れてほしい、私を見て欲しい、私の願いを叶えて欲しい
必要とされたい、存在してもいい自分になりたい、不安、恐怖

このような思いと感情が出てきました。

そこから実際の真実を見ていきたいと思います。

私が仮に、
「ピアノを習わせてもらえないと、お母さんは結局女の子が欲しくなかったのかと思う。そう思って自分が必要とされてないと思ってとっても悲しいしショックになる。」と母親に伝えていたらどうなったかということです。

母はおそらく、
「何を馬鹿なこと言ってるの、ゆうちゃんが必要じゃないなんて誰が言ったの? おばあちゃん(義母)がまたうるさく言うから、だからピアノは我慢してって言ってるの!」
という言葉が返ってきたのかもしれません。

母親が私たちにピアノを買わなかった理由は、おそらく、

家で練習をしたら姑の小言がより一層増えるから、

同居していた従弟たちから嫌みを言われるから、

そんな理由だったのかもしれません。
私のことを心の底から「男であればいい」と思った人は誰もいなかったことになります。

女性であってはいけない、これは自分の勝手なAssumption(仮定・思い込み)であったのです。

そして、男性と同じようにがんばらなければいけない、これを自分で選んで頑張ってきたのは自分だということです。

今、この書き換えや書き出しをやってみて、私がこのブロックを抱えて生きてきた意味を考えています。

それは、女性であることに意味があったからだと思います。

例えば今後の自分の人生の中で、女性がリーダーシップをとっていくお手伝いをする→ 日本の人口が減っていく中で、この需要がたくさん出てくると思います。

あるいは、女性であることが大きく意味を持つ、そんな分野に関わるのかなと思っています。例えば、今これだけ一生懸命やっている合気道ですが、グローバル的には男性だけでなく女性にニーズがあるような気もしています。入り口は護身術としてであっても、柔らかさや、円転の動き、愛情や優しさが必要になること、これは女性に求められる要素かなもと思います。

 

そう考えると、女性であって、きちんと英語で合気道の内容を説明できる人が、筋骨隆々とした男性をなぎ倒し、合気道の技で決めていく、これはもしかしたらこの先、世界で求められる内容かもしれません。

もっと進めて言えば、女性や子供に合気道の精神性をわかってもらうことによって、争わないで調和を見つけること、この考え方が世界に広まっていけばすばらしいと思うのです。このトリビューン(伝達者)は、ごっついおっさんではなく、私のような小柄な女性がインパクトがあるのかなと思います。

そうか…その重要なミッションがあって、私は女性に生まれてきたのではないかと、今日初めて腑に落ちました。

今日も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。