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今日も前回からの内容、女性性の否定についてお話をしたいと思います。

女性性を否定するとどうなるのか?そして自分の人生で女性性をずっと否定したままでいいのか?この疑問に私はこのように考えます。

女性性を否定する、女であってはいけないと思う、これが潜在意識に染み込むと「かっこいい女」ができるようになります。そして人生のある時期になったら、このかっこいい女のイメージを脱してみることが必要になるかもしれません。

 

私はいつも、人からどう見られているか気にしないようにしていますが、今回はちょっと、人からどう見られているのか考えてみたいと思います。

先月は海外からアメリカアイビーリーグ大学の教授がやってきました。その教授と一緒に日本のファミリービジネスに関わる方たちと会食をしました。それは日本の実務家からの質問にアメリカの教授の方に答えていただく、というセッションで日本の方から来た質問を私の方で英語にし、教授のお答えを聞き、それをわかりやすく日本の方にお伝えするという内容でした。2時間位のセッションですがお食事をしながら私ので色々とお話をさせていただきました。このアメリカ人と日本人の間を行き来して、日本語英語を駆使してビジネスの話をする私を皆さんがご覧になっていたようです。

それを近くで見ていたファミリー企業の社長さんの奥様ですが、私のこの姿を見て「かっこいい！！」とおっしゃっていただいたようです。

去年、メキシコで発表していたときの写真などをFacebookにアップしたところ、多くの方から「かっこいい！！」と言うコメントいただきました。

15年前、イタリアでMBAをやっていた時、イタリア人がちょっとチャライ20代の男の子が、裕子はどんなタイプの男性が好きなんだ?と言うようなことを聞いてきました。それを横で聞いていた私のアメリカ人の友達が、このイタリア人男性にこのようにいました。「He doesn’t like kids…-彼女はガキなんか相手にしないわよ-」
おそらくこんなことを言われたんじゃないかと思います。正確な表現は覚えていません。けれども、この英語もたどたどしい自分が、そんなふうに見られていたのかと思うと一瞬驚きでした。

最近、合気道のクラスに女性の初心者の方がお見えになり、私の方で基本などを指導させていただきました。その時にも？この初心者の方から、また周りで見ていた白帯の女性の方から、「かっこいいです」とコメントしていただきました。

どうも、無意識ではありますが、私は同性の方から「かっこいい」と見られたくて行動していたのかもしれません。

 

かわいいとか、綺麗とか、女らしいとか、そういうコメントをあまりもらったことがないので、そういう見られ方をしなかったのかもしれません。

けれども少なくとも、自分の潜在意識では、「かっこよくなければいけない」と思って頑張ってきたのかもしれません。
ここが、この数日間お話をしている、女性性の否定と関連してくるわけです。

私が苦手だなと思うタイプの女性は、こんなタイプの女性です。

ぼーっとしている
てきぱき動こうとしない
特にこれといって特徴のないような目鼻立ち、
地味と言えば地味
ゆっくりと甘えるような話し方をする
男性が自分にお金を払うのは当たり前だと思っている

ここ何年間か関わりを持った、私の周りの人を見てみても、私が心のそこから苦手だな、と思ったのはこういうタイプの女性でした。

考えてみると、だいたいの女性からは、私はそんなに嫌われていなかったのかもしれません。

意地悪をされたり、あたりが強かったりということがないので、おそらくそうなんだろうなと思うのです。

さて私が苦手だなと思った女性の、何がそんなに嫌なのか?と考えてみました。

やはり、自分で生きていく気力がない、生きていくのに他人の経済力やお金をとことんあてにしている、これはなんとしても許せないところでありました。

それは、私はここまで、女を犠牲にしてまで頑張ってきたのに、お前はそれか?という怒りでしょう。

今から考えてみると、誰かが「私に女を犠牲にしろ！」と頼んだわけでもありません。けれども、ぱっと考えて、この自分の「女を犠牲にしてきた」という思いが出るという事は、やはり、小さい時に自分の中で芽生えた女性性の否定だと思います。女だったら親から愛されない、女であったら自分の存在意義がない、こんな思いがあったからだと思います。

さて、自分の能力やキャリアが次のステージにあがる、そのために何をすればいいのか?この一つの解決策、ヒントとして次のようなことがあります。

それは自分の苦手なことを考えてみる、これでしょう。

既に私は、自分が苦手としていること、これを始めてみる決意をしました。私が絶対にこれだけはできない、と思っていることをやってみようと考えているのです。

女性性の否定と関連して、私ができないと思っている事は、

この私が嫌いな女性のように振る舞ってみる、行動してみる、思いっきり女性らしい服装をしてみる、こんなことではないでしょうか?

こうすることで、自分の中のブロックが少しずつ緩んでいくと思います。そして、この許せなかった人に思いがけないシンパシー、共感を感じるようになるかもしれません。私のこのフェミニン大作戦、着々実行していきますので、その成果をまた皆さんにご連絡したいと思います。

いかにも女性らしさを漂わせているようなタイプの方です。

今日も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。