もう自分1人でやってると、忙しくて何が何だかわからない、いろんなことができない…!とイライラしてきたら、ふっと深呼吸で心落ち着けませんか?あなたのミニミニフリックス、ユキーナ ・サントスです。

やらなきゃいけない事に圧倒されたら、相談してみませんか? カウンセリングやってます!

今日は、他力をいかに得るかのお話です。

それは、自分のできることとできないことを見極める、できない事は諦めて、人のチカラを思い切って借りる、こんなことではないかと思います。

京セラの名誉会長の稲盛氏は、京セラの毎日の決算を早くすること、これをとても強調しておられます。フィロソフィーでは特にこのように書かれていました。

月次決算について、仮に前月の結果が出るのに10日かかるとすると、先日はこうだったから今月はこういう手をうたなければならないと思っても、アクションを取るのに10日も遅れてしまうことになります。そうならないためにも、毎日切っておられるはずの売り上げ伝票を、1ヵ月ごとに集中できるようにしておくことです。社内に経理部門を持っておられない場合でも、経理事務所とこの月次決算は何日までに仕上げてほしいという取り決めをした上で、売上伝票を1ヵ月分まとめてもっていくようにすれば済みます。実際に、現在でも京セラでは前月の決算書を使って、今月の経営を進めると言うやり方を行っています。

 

以前、例会で京セラでは前の日の経費が翌日のお昼には上がってくると聞いたことがあります。その内容を見て、前日の自分のどのような行動がいけなかったのか、何をすればより経費削減につながるのか?これをスタッフが考えるという話でした。なるほどなぁと思いました。その時から、自分の所でもこのような仕組みを取り入れたいと思っていました。弊社は製造業ではありませんので、そこまで毎日毎日製造工程をチェックする必要は無いかと思います。

けれども、サービス業の場合、特に弊社のようなコンサルタントサービスが中心になると、どのような案件に実際何時間労力を費やしたのか、そして、そこからどれだけの効果が得られたのか、これをもとに付加価値を計算していきたいと思います。ただし実際、信頼関係を構築するための作業や、そのためのスキル習得、必要な講演やミーティングなどもあり、直接具体的な案件に結びつかなくても、収益活動に必要な種まきのようなものもあります。そこをどのように数値化するかが効率を大きく上げていくカギではないかと思いました。

私は川相ルミさんという方から、潜在意識の活性化やブロック解除カウンセリングなどを教えていただいています。最近この方がおっしゃった言葉でとても気になったのが、自分が苦手なこと、面倒だと感じることに注意する、というものでした。どうすれば面倒でなくなるか、これを考えるとビジネスのヒントなどが出てくる、そして自分の効率も上がるということです。またその面倒と感じる嫌な事の反対側に自分の得意な部分が隠れているので、その得意な部分を発見することにもなる、とおっしゃっていました。なるほどなぁと思います。自分に当てはめて考えてみました。

とりわけ苦手中の苦手は、経費の精算です。レシートや領収書をもとに現金の支出を入力していくのですが、弊社のクレジットカードと銀行口座をリンクさせているとはいえ、その作業でも面倒だなと感じます。この前、車を運転していてふとひらめきました。税理士事務所さんなどで、そこのお客様を中心としたプチアイディアの共有ページを作っていただけないかな、ということです。私と同じように創業者でがんばってらっしゃる方も数多くいると思います。その方たちがいかにこの経費の入力を軽々と苦痛なくやっているのか、そのノウハウや知恵、プチ工夫のようなものを共有できる場があれば素晴らしいなと思ったのです。

これは税理士事務所・会計事務所にとっては、お客様への付加価値にもなります。そしてお客様と事務所が一緒に考えたノウハウは、まとめてみたら、それなりに価値があるものかもしれません。そんなことを車を運転しながらいろいろと考えました。幸い弊社でお世話になっている税理士さんは、とても誠実で学ぶ意欲もたくさんあり、クライアントのことをよく考えてくれる方なので、お願いしてみようかなとも思っています。外部コンサルタントや専門家と、会社との関係は、このようにお互いが学びながら成長していくのが1番良いのではないかと私は思っています。私は創業の時からこのような良い方に巡り会えてとてもラッキーだと思っています。そして今後もどうすればお互いが学びあって共に豊かになる環境を作れるのか考えていきたいと思います。

このような良い関係ができれば、日々採算を作るために税理士さんにいろいろとサポートしていただくことも、十分可能なのではないかと思っています。 これも、どうやって他力を得るかというノウハウだと思います。まず苦手なことを面倒なことをやってみる、そしたらあの人に聞いてみよう、こんな助けが得られないかなと言うアイディアが出てくるはずですこれはそのまま出力を引き出す道につながっているのだと思います

今日も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。