まったく、俺の気も知らないで、そんな勝手なこと言いやがって…だからこの悪い結果になったじゃないか!! それ見たことか!!もしかしてこれって、俺の気持ちを代弁してる?と思ったあなた、あなたのこの腹立ちを、穏やかな気持ちに変えていきましょう。あなたのスペシャルアンガーマネージャー、ユキーナ ・サントスです。
意見が通らなくて腹が立ったら、相談してみませんか?
カウンセリングやってます!
人生100年時代が出ています。今日はこの人生の中で、どんな60代70代80代を送りたいのか、これについて考えてみたいと思います。
結論はこれ、今を一生懸命生きていたら、将来の事しかない。過去を振り返って、今こうするべきだ、では遅い、これなのです。
昨日後期高齢者キャリア職?の方とお話しをしました
皆さん、これまで華々しいキャリアをお持ちで、引退後も熱心に活動されている先輩の方々です。何人かの方とお話をさせていただきました。今の日本のあり方、例えば教育、介護、医療、政治、地方創生などいろいろなことに問題があるのだというのがわかりました。少なくともこの方々はそのようなことに問題を感じているのだ、とを思いました。けれども同時に受けたのは次のようなメッセージとエネルギーです。
私はこう思う、これが正しい、なぜ私の言うことを聞かないのか?私の言うことを聞け!
私は、このようなニュアンス、エネルギーを感じたのです。
そして私は、同時にこの方たちは、もしかしたらご自身のことを周りから認めてもらいたい、という思いがあるのではないか、このように感じました。
そして同時にこのようにも思いました。
どうして今まで、 自分がこれが正しいと思うこと、それをやってこなかったのだろうか?皆さんサラリーマンとしてのキャリアを築いて、退職され、引退されてから今の活動をされている方でした。
実際にお仕事をされている間に、どうしてこの自分のやりたいことを、正しいと思うことをなさらなかったのかな? と思ったわけです。
これは私の思いこみかもしれません。会社に勤めている間は、自分の意思を押し通すことが難しい場合があります。これはだめだろうな、これは違うだろうなぁ、と思っていても、会社が正しいと思った方向を突き進まないといけない、このような場面があります。おそらく昨日お会いした方々も、このような体験をされているのではないでしょうか? サラリーマンの間はただ黙ってじっと耐え、会社の方向に沿っていたのだと思います。
そしてもう仕事を終えて、晴れて自由の身になったときに自分の中にふつふつと湧いてくる思いに気付かれたのではないでしょうか?こういうことが言いたかった、けれども言えなかった、その思いを今、外に向けて発信されているのではないでしょうか?
この方たちのおっしゃっていたことで、共通している言葉やフレーズを書き出してみます。
「誰もこういうことを言わないから、だから今、私が声を大にして言っている。」
「昔、自分が何をしてきたかではない、今自分が何ができるか、だろう」
「全く使えない仕組みを作っているのに、税金を使って恥ずかしくないのか?」
「海外の国と日本では、大人と子供のような差がある、日本に危機感を感じる」
「誰もこの重要性に気づいていない、嘆かわしい」
上記のようなコメントを、カウンセリングの観点から見てみます。自分が不快に感じること、腹立たしいと思うこと、それは自分自身を映し出しているもの(鏡)だというセオリーがあります。ここから見ていくと、日本はこの話者の方達の現状をそのまま映している鏡なのかもしれません。
誰も気づいてくれない、このままだとどうなるか不安だ、海外に負けてしまうようで胸がざわざわする、それが、これまでこの方たちが絶えず持ってきたメンタルブロックなのかもしれません。
そして同時に、この方たちは、自分と同じ思いを、周囲の誰かにさせているということが言えるのです。他の方の意見を全く聞き入れなかったり、他の方の日本に対するビジョンを頭から否定したり、このようなことをしてきたと思います。
一番大切な事は、なぜこの方たちが、今私の前に現れたのか、ということです。それは私に、重要なメッセージを気づかせるためです。その重要なメッセージとは、「今を生きる」ということです。これが正しくないと思いながら嫌々ながらやる、これが自分の意図ではないと思いながらやらされた感でやってしまう、何十年も我慢して、その後、私の意見を聞いてくれと言っても遅い、このような人生を送るために宇宙は私の存在を、このように作ったのではない、これだと思います。今あるものを最大限に活用して、宇宙の進化発展のために尽くすように!! そのために宇宙は私をここに存在させていると思います。
本当は違うのではないか、本当はこうではないか、自分はこれがしたい、と思ったら、それは宇宙からのメッセージだと思って、全身全霊をかけて取り組めばいいのです。相手と意見が違うと思ったら、誠意を持って説得してみればいいのです。それでも違うと思ったら、自分の意見を発信しながら同調してくれる人を探せばいいのです。人であったり会社であったり、そうすることができるはずです。それをしなかったのは、現場に甘んじる自分にメリットを感じていたからです。
そうして心からこうしたらいいと思うことに取り組んでいたら、あと20年後になって、過去のことを思い出して今を嘆くという事は無いはずです。
10年後20年後の私は、やはり将来を向いて、自分に何ができるのかこれからどうしていくのか、ここに意識を向けているのだと思います。なぜならばたった今からこの先、ずっとこのように考えて行動していくのですから。
そこには、私は正しいだろう、私の言うことを聞け!というメッセージは存在しないはずです。将来を考えてこの行動していく、そのためにはどうすれば良いのか?議論の内容は、いつもこれしかないと思うのです。
今は、与えられた一瞬一瞬を真剣に生きる、これについてまた深く考えさせれました。
今日も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。