私がこれだけ我慢してるのに、周りのみんなわかってくれない、それって私のことじゃないの?、とどきっとしたあなた、わかってくれない辛さを喜びに変える魔法を教えます。あなたのためのエモーショナルオフィサー、、 ユキーナ ・サントスです。

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今日は、合気道で学んだとても大切なことをお伝えします。

それは、自分が明るく楽しく生き生きと暮らすことが、たくさんの人のためになる、ということです。

合気道のお稽古の話をします。

合気道では呼吸法というのがとても大切です。呼吸法は正座をした状態で相手から自分の両手首をぐっとつかまれたとします。その状況で、相手にいわゆる危害を加えることなく、相手を転がしていくのです。どのようにするかを学ぶのが、座技呼吸法の稽古になります。これには決まった答えはありません。体をこうやって動かしていけば相手が倒れる、と言うものでは無いのです。世界中の人間の数だけ解決法があるので、これが正解というのはありません。ただ1つ言える事は、相手と和することを学ぶ、これに尽きるのだと思います。

もう長いこと沖縄合気会でお稽古されている門下生の方が、このように教えてくれました。

「優しい」気持ちになることです。すべてはメンタルですよ。脱力しなさいと言うと脱力を頭で考えるので、どうしても力が入ってしまう。そして「何も考えないようにしなさい」、というと何も考えないようにしよう、しようということに気をとられて、たくさんのことを考え、うまくいかなくなる。
優しい気持ちになると言われると考えることができないから、一瞬頭の中が真っ白になって、良い反応ができるかもしれない、とこの方はおっしゃいます。

 

なるほどなと思いました。けれども、その肝心の優しさがわからないのです。相手に優しく接する、これはどういうことですか?と師範の山口先生に聞いてみました。

優しさとは、相手に重さを与えないこと。相手の気持ちをよく読むこと。理解すること。ただ、腕に何の力も入れずに、ダランとしていたら、相手はこれだけで「重い」と感じるじゃないか?これだけで相手に負担を感じさせるじゃないか?と先生はおっしゃいます。

ちょっとイメージがしづらいと思うので、もう少し説明しますね。

先生の両手首を私が自分の両方の手でしっかり握っているのです。この先生の手首が、重くなったり、全く重さを感じさせなくなったりするのです。相手に自分の手首を握られて、相手が自分の手首の重さを全く感じなくなる、これが呼吸法の原点なのだと思いました。

自分が力を入れると、その力は重さになって相手に伝わります。そうすると自由なところに動いていけないのです。相手の行動もロックするし、それは同時に自分行動もロックしているのです。
優しい気持ちを持つこと、これが呼吸法を稽古する上で、全てだと言われます。

そうすると、自分が出しているストレスや、嫌な感じ、嫌な気は必ず相手に伝わるのだなと思いました。相手の気持ちを考える。これはどうすれば良いのか?いつも考えています。私は、これは、相手の立場に立って、相手が気持ちいいなと思うことをして、嫌だなと不快に思うことをしない、これだと思っていました。

けれどもこれではまだ十分ではないと思ったのです。無意識のうちに、自分が「快」、楽しい、心地よいというプラスのエネルギーを醸し出すようにならなければ、と思ったのです。それがどんな人にとっても1番心地よい状況になるのではないかと思ったのです。もちろん人によっては、私が喜びに満たされている状況が、ねたましく、疎ましく思う人もいるでしょう。けれどもそれがいつもでは無いのです。数でいったら、自分が明るい気を発していたら、心地よいと感じる人は、絶対数では多いのだと思います。

そうすると、無理をして人に合わせる、人に気を使うということではなくて、自分がいかに心地良い気を発信するか、ではないでしょうか?

ですので、1番最初の結論に行きつくのです。自分が無意識のうちに、とてもいい気を発するような人間になること、これが人と和を築いていく原点だと思いました。合気道は本当に奥が深いです。もしご興味がある方はぜひご連絡ください。

Ytomizuka@abrilsjp.com

 

今日も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。