この4月から、やりたくないのに営業やらされている…、なんでジェネラリストにならないといけないのか、こんな疑問を持つあなた、このストレス解消しましょう。あなたの専門性発掘調査隊、 ユキーナ ・サントスです。

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有名な作家が、夏目漱石だったかもしれませんが、個人主義ということを書いています。

これは宗教や、気候や地理的条件にもよると思います。育った環境が違うので、物の考え方が違うということです。価値観が違うと考えていいと思います。よくいわれるのはこのようなことではないでしょうか。

我々日本人のような農耕民族は、グループで行動します。集団としてどう振る舞うのが望ましいのか、集団の和を乱さない、これが大切になる、これは日本の発想です。

けれども、ヨーロッパは違います。狩猟民族だったので、自分のパフォーマンスが大切になります。自分がいかに狩猟の能力にたけているか、これが大切になります。狩猟はチームでやるものではありません。自分自身が能力を高めて、獲物の居場所を突き止め、獲物をゲットして、これを家族のところに持って帰る。これが狩猟の基本だと思います。

このように考えると、人と違っていることがとても大切になります。どのようにすれば、最も効率よくお腹が満たされるのか、どのようにすれば最も効率よく危機に備えられるのか?これを考えるようになります。

そうすると、人と同じ能力ではなくて、「人とは違うこと」これをアピールするようになります。自分が、どんな能力があるのか?獲物を取るまでの過程で、自分がどう役に立つのか?これをアピールするようになります。

これは1つのヨーロッパの個人主義の考え方ではないかと思うのです。獲物を取るということを考えたときに、専門分野を分けることが大切になります。

例えば、こちらの丘を登っていくのはお前、あっちの川筋に回っていくのはお前がやれ、と分野が分かれるのです。あるいは獲物の種類によって分けるかもしれません。鹿を捉えるには兄貴が行け、猪は弟のお前が行け、というようにものによって役割が分かれていくでしょう。
 獲物捉える、こんなカンジですか??

これを考えると、ヨーロッパの分業や、専門性重視という考え方が理解できます。私もドイツの金融機関にいた時に思いました。ここで大切な事は専門分野でいかに能力を発揮するかでした。

私の場合は不動産の市場の読み、物件ごとのリスクや品質について、相手が心配していることをいかに的確に考えて答えるか、これにかかっていました。

これが問題なくできたので、私はヨーロッパの金融機関で働くことができたのです。

このような専門分野の考え方がふに落ちていると、この先、仕事がやりやすくなると思います。

今日も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。