こんにちは、あなたの心に寄り添う自分軸アドバイザー、ユキーナ ・サントスこと富塚祐子です。

 

最近、オールドメディアでもSNSでも

関税の話題が頻繁にでてきます。

こうしたニュースや動画を原文でも理解できるように、

関税に関する英語を整理してみたいと思います。

特に、“ tariff( 関税 )” を軸に、

報復( 関税 )・交渉力・最終的な落ち着きどころ

といった表現を、実際の英文例とともにご紹介します。

 

1. tariff( 関税 )

tariff は、政府が輸入品に課す税のことで、

特定の国や製品に対して導入されることが多いです。

例文:

The government imposed a 25% tariff on imported steel to protect domestic manufacturers.

(政府は国内の製造業を守るため、

 輸入鋼材に25%の関税を課した。)

 

税金などを課す場合の動詞は impose です。

これもあわせて覚えるといいですね。

 

2. retaliation( 報復措置 )

相手国が関税をかけてきた際、

それに対抗してかけるのが

retaliatory tariffs( 報復関税 )です。

政治的・経済的な力比べの一手です。

例文:

China announced retaliatory tariffs in response to U.S. trade actions.

(中国は、アメリカの貿易措置に対抗して

 報復関税を発表した。)

 

Retaliate 

「対等な反応として仕返しする」

という意味の動詞で、語源はラテン語

retaliare( 同じやり方で返す )です。

 

ここで注意したいのが、

retaliaterevenge の違いです。

revenge は「復讐」「恨み返し」といった

感情的で個人的な響きがあり、

映画や小説に多く見られます。

一方、

retaliate は政治や経済分野でよく使われる、

公的で冷静な語です。

 

比較例:

The company retaliated by filing a lawsuit.

(企業は訴訟を起こして報復した)

He sought revenge for the betrayal.

(彼は裏切りに復讐しようとした)

 

3. bargaining power( 交渉力 )

negotiation ではなく、

今回は bargaining を使って

「取引・駆け引き」のニュアンスをだしています。

関税を交渉材料にして

優位に立とうとする戦略が多く見られます。

 

この バーゲニングパワー ( bargaining power )

といういい方も、ビジネス英語ではよく使います。

例文:

The tariffs are being used as bargaining power to push for better trade terms.

(より有利な貿易条件を引き出すために、

 関税が交渉力として使われている。)

 

貿易条件、trade terms ですね。

Terms and conditions

ビジネス用語でもよく使われる、

契約条項、合意内容を示します。

 

4. settle( 落ち着く・和解する )

一連の応酬の末に、合意・妥結へ向かうことを

settle という動詞で表現します。

関税交渉においては、

「最終的に○%で合意する」

といった形でよく使われます。

 

例文:

After months of negotiations, the two countries finally settled on a 15% tariff for imported automobiles.

(数か月にわたる交渉の末、両国は最終的に

 輸入車に対して15%の関税で合意した。)

 

この場合、両国は bargain( 駆け引き )を重ね、

そのやり取り全体を negotiation( 交渉 )

と表現しています。

Settle をこのように動詞でつかい、

一定の関税率の(上に)おちつく、

というニュアンスを示して

on という前置詞をつかいます。

 

The dispute was settled through a revised trade agreement with reduced tariffs.

(その争いは、関税を引き下げた

 新たな貿易協定によって解決された。)

 

revise は見直すという動詞です。

たとえば revise a proposal( 提案を見直す )

revise a draft( 下書きを修正する )

など、実務で頻出します。

 

今日のまとめ

今回のキーワードは、

単なる単語の意味ではなく、パワーバランスの

ダイナミクス dynamics を表す重要語です。

 

CHECK!

・ tariff(関税)= 経済的な圧力の手段

・ retaliation(報復)= 対抗措置の定番

・ bargaining power(交渉力)

  = 関税の “裏の意味”

・ settle(落ち着かせる)

  = 最終的な合意のゴール

 

国際ビジネスでは、

「直接言わないけど

ニュアンスを盛り込む、匂わせる」

言葉選びも重要です。

関税の話題は、まさにその典型かもしれません。

このような単語がわかっていると、

原文で英語の報道を読んだり、

聞いたりしたときに、

内容がなんとなく

わかってくるのではないかと思います。

 

実際の英語にふれて、

語彙をふやしていくといいですね。

 

 

今日も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

 

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