こんにちは、あなたの心に寄り添う自分軸アドバイザー、ユキーナ ・サントスこと富塚祐子です。
今回は、標記のテーマと関連して、
稲盛氏が「京セラフィロソフィ」の中で
次のようにお話をされています。
稲盛氏のお言葉は「」で引用させていただいています。
「この『動機善なりや、私心なかりしか』ということも、
人生方程式の中の『考え方』の1つです。
自分の行動が本当に
『利己』から発せられたものではないのか、
誤った考え方に基づいていないかを
点検するための問いなのです。
その意味で、この項目は人生方程式の
『考え方』を補完する大事な項目と言えるでしょう。
ここに出てくる『善』とは、単純に、
良いこと、正直なこと、人を助けること、
優しさ、思いやりのある心、美しいこと、
さらに言えば、純粋な心という意味です。
そういうものを全て、
『善』という言葉で表しているのです。
つまり、自問自答する場合に、お前のその動機は、
美しいことなのか、良いことなのか、
人助けになることなのか、優しさがあるのか、
人に対する思いやりの心があるのか、
そして、その思いは純粋なのか、
と聞いていくわけです。
そういえば、わかりやすいと思います。」
今回は『善とは何か?』というテーマで、
稲盛和夫氏の名言
『動機善なりや、私心なかりしか』
に焦点をあてます。
経営だけでなく、
人生そのものに深く関わるこの言葉を、
私自身の経験や考えとともに掘り下げてみました。
ここで稲盛氏がおっしゃっているように、
自分がやっていることが善なのかどうか、
これを考えることが本当に大切だと思います。
折しも、弊社は新規事業の立ち上げを検討しています。
その事業の動機が善かどうか、
これを判断するためのポイントを書いてみました。
【1】 明日死ぬとしたら、
今日、自分がやるべきことなのか?
【2】 特攻隊の方々に恥じないことか?
【3】自分の修行と考えることができるか?
一つずつ説明します。
1. 明日死ぬとしたら、
今日、自分がやるべきことなのか?
稲盛氏はこう語ります。
「『たった一回しかない人生、
世のため、人のために尽くすべく
燃えてみようじゃありませんか。
たった一回しかない人生なのですから、
どんな苦労をしようとも、そういう
立派なことをやってみようとは思いませんか?』
と私はしょっちゅう言って、
みんなを励ましてきました。。。。。
生きている毎日は、朝一番に出てきて、
昨日残った仕事から朝は始まって、
そして約束をした注文の品物を
作らなければいけませんから、もう必死で生きる。
明日の事までは考えられないものですから、
その日一日だけで一生懸命に生きる。
せいぜい考えても一週間、ものによっては
一か月ぐらい先までは考えてはいますけれども、
大半がその日1日を一生懸命に生きる。
ずっとそういう毎日でした。」
→ この言葉にあるように、稲盛氏は、同時に、
「一日一日をど真剣に生きる」と言っています。
世のため人のために、これをやったほうがいい、
そして、明日、何があるかわからない、自分は、
明日はこの世にいないかもしれないと思えば、
どんな困難があっても、
今日やっておくべきだと心から思えるかどうか、
そう思えることを実行するようにしたいと思います。
2. 特攻隊の方々に恥じないことか?
「自分自身を犠牲にしてでも、
相手のためになることをしようと思う心、
それが利他の心だ。。。。。
偉大な人物の行動の成功は、
その行動の手段によるよりも、
その人の心の純粋さによる」
→ この究極の利他の心が現れたものが、
戦争中に行われた特攻隊の攻撃のように思われます。
この比喩は決して戦争を賛美するものではなく、
自己犠牲の精神や純粋さに注目したものです。
特攻隊の方は、任務の中で、「天皇陛下万歳」と
「お母さん、ありがとう」と言って、
命を捧げたと何かの本で読みました。
このような、本当に尊く、清い心を考え、
自分が今やろうとしていることが
彼らに対して恥じないことなのか、
これを考える必要があると思いました。
また、現在の日本の安全と秩序、経済発展は、
このような尊い犠牲の上に成り立っている、
ということを、今一度、肝に銘じたいと思います。
3. 自分の修行と考えることができるか?
「二宮尊徳は、農作業というものを
一つの修行として捉え、
自らの人生観を培っていきました。
彼は、人を評価するのに、その人の動機が
善であるかどうかを判断基準にしたと
( 代表的日本人 ) には書いてあります。
尊徳は何の規則も方便も使わずに、
ただ懸命に努力に努力を重ね、
真面目に仕事に取り組みました。
彼は一点の曇りもない心で
一生懸命努力をするものには
『天地も、これがために力を貸してくれる』
と信じていたのです。。。。。
動機が善であり、私心がなければ、
必ず成功すると確信しています。」
→ これは自分が与えていただいた命や能力を
何に使うかということだと思います。
自分が成し遂げようとしていることが、
全て修行だと思えば、どんなに辛くても、
乗り切っていけるのではないかと思います。
もし天地が味方してくれないと感じるなら、
それは、自分の努力がまだまだであるか、
あるいは心が曇っているからではないかと思います。
算命学でみますと、
稲盛氏の命式には「水源」がたくさんあります。
ほとんど水源からなっている
と言っても過言ではないほどです。
水源がたくさんあると水が濁ります。
上流では水が清らかな川でも
下流になると水が濁ってきます。
それはたくさんの支流( 水源 )から
水が川に流れ込むからです。
命式で「水源が多い」とは、
私心や欲、我執が入ることによって、
水が濁ってしまうということです。
水とはここでは、本来は清らかな
自分自身の心のことです。
稲盛氏は、ご自身の経営者としての人生を振り返って、
「理念を高め続ける日々だった」とおっしゃったそうです。
毎日毎日、全身全霊を傾けて、
善なること、私心がないことを
追求していらっしゃったのだと思います。
並大抵の苦労ではないと思います。
常に、水が濁らないようにしていたからこそ、
あのような大きな成功が得られたのだと思います。
さて、まとめますと、
我々は、善なることをしなければなりません。
善なることとは、
特攻隊のように自らの命を差し出した方々に
恥じないようなことであり、
自分の今日一日をど真剣に生きる、
ということです。ですから、
どんな苦労も自分の修行と思って
取り組んでいけるのだと思います。
私は、まだまだこのような境地では無いですが、
日々反省して少しでも、改善していこうと思います。
皆さんも、今日一日、自らの行動の動機を見つめ、
私心なき『善』に向かって歩み出してみませんか?
今日も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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