こんにちは、あなたの心に寄り添う自分軸アドバイザー、ユキーナ ・サントスこと富塚祐子です。

 

皆様は、お盆休みはどう過ごされましたか?

私は、なるべく午前中の比較的涼しい時間に、

恩納村の海で泳いできました。

その後は、溜まってる仕事を仕上げたり、家の掃除をしたり、

ウォーキングをしたりして過ごしています。

私のウォーキングコースになっている、

沖縄のアメリカンビレッジですが、

日本人の観光客だけではなくて、

外国人もかなり多いので、観光需要が

しっかり戻ってきたのだなという感じがします。

 

さて、今日は、医療ドラマから、

哲学的な内容を考えてみたいと思います。

今期、注目して見ているドラマは

「ブラック・ペアン2」です。

これには、シーズン1の「ブラック・ペアン」があります。

天才と言われている心臓外科医が主人公になります。

 

とても腕は良いのですが、手術に失敗しそうな医者に、

自分が代わってやるから、多額のお金を払え、

とお金を要求してみたり、

自分の手術を受けたいのなら、

数何千、あるいは数億払え、

と患者さんに要求したりします。

このようなところが、人間的にどうよ?と問題視され、

この主人公である天才外科医は悪魔と呼ばれるわけです。

シーズン2の主人公は、フランスで医療従事経験がある、

天城医師なのですが、世界中でこの天城医師にしか

できないという治療(手術方式)を開発しました。

この先生の手術を受けるには、2つ条件があります。

1つは、天城先生との賭けに勝つこと

もう1つは、自分の財産の半分を

オペ( 手術 )の代金として支払うことです。

 

「人の命をギャンブルに使うのか!!」

と世間からは非難轟々で、このドラマの主人公である

天城先生の強烈なキャラクターを作っています。

おそらく、15年から20年位前の自分であれば、

この天城先生を「悪魔のような人だ!!」

と思っていたでしょう。

けれども、今、自分がこの天城先生のやっていることを

よくよく考えてみると、なるほどなと思うのです。

天城先生がやっていることは、とてもまっとうなことだな、

と思うのです。

 

その理由は、次のようなことです。

 

 1 医師の命と能力には限界がある。

 2 人間の生死は、人が決めることではなく、神が決めること

 3 天は与えられた命を、大切にするものを助ける

 

少しコメントします。

 

1 医師の命と能力には限界がある

ドラマでは、天城先生は、彼にしかできない超難しい

手術を、とても軽々とやってるように見えます。

ですが、私には、1つの手術での集中力や

エネルギーの消耗はハンパないな、と思っています。

言い換えると、天城先生の命を削って、

手術をしているように見えるのです。

我々一人一人が、自分の人生の時間を使って、

仕事をしています。

ですので、その意味では、我々も、

命を削って仕事をしているわけです。

ですが、天城先生の場合、

このエネルギーの消耗が激しいように思います。

世界中で、たった1人しかできない手術が、

この天城先生にはできるわけですから、

何百万という患者が押し寄せてくるでしょう。

そうすると、たちまち、この天才と言われる医師の

エネルギーがなくなってしまうわけです。

これを避けるためには、何らかの

スクリーニング (振り分け) が必要になってきます。

ですので、一定のスクリーニングを設けている

天城先生は正しいことをしているように思うのです。

 

2 人間の生死は、人が決めることではなく、神が決めること

これも、司法や医療に携わる人々には、

深く関わってくる問題です。

人間の生き死には、人間が決めていいのか、

それとも神が決めるのか、ということです。

我々人間が、何か大きなものに生かされているのであれば、

生きること死ぬこと ( 定命 ) は、

神様が決める内容だと思います。

けれども、何らかのきっかけで、

自分に人の命を救う力が与えられた。

自分は人の命を救うことができる、

では、どんな人を救って、どんな人を救わないのか、

これを考える必要があります。

善人を救い、悪人を救わないのか、

そもそも善人と悪人は、どのように決めるのか?

フランスの小説「ああ無情」の主人公の

ジャン・バルジャンのようにかつては、

強盗を繰り返していた悪党が、

改心して住民から慕われる市長になる、

このような例もあるのです。

 

目の前の患者の命を救うことが、

果たして世のため人のためになるのか、

これは、人間が判断できることでは無いように思います。

天城医師は、これがわかっているので、

自分のオペを受ける人には、神様のゴーサインを

もらうようにしているのだと思います。

それが、天城先生との「賭けに勝つ」ということなのです。

 

3 与えられた命を、大切にするものを助ける

自分の全財産の半分をオペ代として支払うこと、

天城先生の手術をうけるには、

これが条件になっていますが、私には、

この天城先生のやり方はとても当たり前で、

天城先生は良心的な人のように思います。

 

命があるから、生産活動ができ、

財を作ることができるわけです。自分がこれまで、

何か築くことができたのも、自分のエネルギーを

うまく循環させる仕組みをもらったからです。

という事は、命があれば、またいくらでも

財というものは、作っていけると私は思います。

これは同時に、神様から与えられた命を、

自分がどのように使おうとしているのか、

この姿勢を問われている、と解釈できます。

神様がせっかく自分に与えてくれてるものですから、

神様からしてみれば、一生懸命それを使おう、

と思っている人を助けるのではないでしょうか?

 

いわゆる、他力をもらうと言うことです。

また、全財産の半額を払えと言われて、

腹を立てる人は、「与える」マインドではなく、

「奪う」マインドが身に付いている人ともいえます。

人から奪うことを考えているので、

自分が奪われないように、武装してしまうのです。

奪うことに執着していると言ってもいいかもしれません。

人間を観察してみると、このように「奪う人」は、

最終的に「奪われる」ことになります。

神様のふるいから、こぼれ落ちてしまう人のように思います。

このようなことを考えると、天城医師がやっている事は、

十分まっとうで、悪魔どころか、神様の使いのようにも、

私には見えるのです。

 

これは、日曜日のゴールデンタイムにやっていますから、

おそらく仕事をしている人、たくさんのサラリーマンの方が

見てらっしゃるのだと思います。

そして、反発、反感、嫌悪感のようなものを、

天城医師に抱いているのではないかなと思います。

けれども、このドラマのテーマの1つには、

人間がどう生きるべきか、

生きるとはどういうことなのか、

という哲学的な問いが入っているように思います。

これらをよく考えると、この医療ドラマの

テーマは深いのではないかと思います。

 

まぁ、ですが、このような小難しいことを考えなくても、

ブラック・ペアンのストーリー自体は、

十分楽しめますので、どうぞ見てみてください。

 

今日は、流行のドラマから、

「生きることと死ぬこと」という

哲学的なテーマを考えてみました。

 

今日も最後まで読んでいただいて、ありがとうございました。

 

よろしければ、これまでのメルマガ内容、時事問題など、

オフレコのセミナーなどを開催させていただきます。

これまでのメルマガでお話できなかった内容なども

対面でお話させていただきます。

ご希望がありましたら、ぜひEメールでご連絡ください。

ytomizuka@abrilsjp.com

 

 

 こちらのブログの内容は、メルマガで配信しています。
 メルマガをご希望の方は、下記リンク より お申し込みください。

 

 

 

不動産についてのお役立ち情報を、動画で配信しています。

不動産の初心者の方にわかりやすく、基本的な内容を説明しています。

皆様からのご質問も受け付けています。

友だち追加

tomizukayuko07

@462ctofn

 

 

ユキーナ・サントス(富塚祐子)の自己紹介は こちら

不動産・投資・国際経済情報をお伝えしています、弊社メルマガお申込みは こちら

経営者・管理職・グローバルビジネスパーソンを目指す方に、経営の要諦・日本のビジネスフィロソフィを日英でお伝えしています。フィロソフィメルマガお申込みは こちら

女性のキャリア・恋愛・婚活・潜在意識など女性のお役立ち情報をタイムリーに伝えます。「UMIで幸せに!女性のお悩みスッキリ解決メルマガ」のお申込みは こちら

まずはお気軽にお問い合わせください。 カウンセリング はこちら