こんにちは、あなたの心に寄り添う自分軸アドバイザー、ユキーナ ・サントスこと富塚祐子です。

 

先日、内地に行って戻ってきたら、

リビングにある観葉植物のウンベラータの

葉っぱがすっかり落ちていました。

このようなグリーンの観葉植物は、

一年中葉っぱがついてるものだ、

と思っていました。ですが、

どうやら突然空気が乾燥しだしたためか、

あるいは突然、寒くなったためか、

植物が葉っぱを落として、

冬に備えているようです。

去年も同じように、

秋にこのウンベラータの葉っぱが

落ちていったことを思い出しました。

そして 3月頃、暖かくなってくると、また再び、

緑の葉っぱがニョキニョキと生えてきました。

このような変化を見るたびに、

植物の「生きる力」を実感します。

家の中に植物があると、

こうして四季の移り変わりを感じ、

植物がある生活は良いものだなぁと思ったりします。

 

 

さて、今日は、

昔のドラマから考えた、これからの

「10年先を見越したサバイバル方法」です。

 

今、TVerで懐かしいドラマなどを見ているのですが、

先日「特命係長、只野仁(ただのひとし)」

を見ました。

これはもともと柳沢きみおさん作の

漫画がドラマ化されたもので、

私は、柳沢きみおさんの作品は

これまでいくつも拝見しています。

柳沢さんの作品は、

人間の心理を深く描写していて、

考えさせられる作品が多いです。

この特命係長もそうです。

 

ある大手広告代理店の窓際係長は、

実は会長の匿名で、

会社内の汚職やスキャンダルを調査する、

内部スパイのような役割です。

この只野係長が、

様々な事件を解決していくわけですが・・・・

著名人子息のコネ入社、副業、

秘書(女子社員間)のいじめ、

お得意様のしりぬぐい、

女性役員のホスト通い、銀行との裏取引、

不倫、出世競争、インサイダー取引

などなど20年前の日本の大企業には、

必ずといっていいほど、

頻繁に起こった問題をくまなく取り上げています。

描かれていないのは、

政治家や官僚との癒着くらいでしょうか??

 

このような、当時の世相を反映する出来事が、

20年近く経った今、

社会でどのような位置づけになっているか、

これを考えてみるのも面白いと思います。

例えば、サラリーマンの副業は厳禁でしたが、

今は当たり前になっていますよね。

このような分析は、

この先の20年を考える上でも役に立つのでは、

と思いますが・・・

 

今回は、このドラマの登場人物を

みていきたいと思います。

このドラマのエピソードの中で、

その渦中にあった人たち、

事件や問題に遭遇した人たちが、

只野係長の一言で、どう変わっていったのか、

そこに着目したいと思います。

これらを見てみることで、

今の時代を生きる私たちが、

この先、10年、20年を見越して、

どう今を生きればいいのか?という

ヒントになるのではないかと思います。

 

当時のサラリーマン社会には、

たくさんの矛盾やおかしなことがありました。

それでも、前向きな視点を持って、

自分の人生と向き合った方は、

そこから15年以上経った今、

明らかに勝ち組になっているのではないか

と思うのです。

 

特に印象的だったエピソードや、

只野係長のセリフから考えると、

次のような性質・態度をもつ人たちは、

この先は「勝ち組」に

なれるのではないかと思います。

 

1 人のせいにせず、自分の欠点を直す。

2 与えられた場所でベストを尽くす。

3 成功しても勘違いせず、足元を固める。

 

具体的なエピソードも交えながら説明します。

 

1 人のせいにせず、自分の欠点を直す。

この大手企業、電王堂のあるITエンジニアは、

特命係長の真似をして、

不正を行っている社員に「天誅」を与えます。

「天誅」といっても、正義の成敗ではなく、

武器を使って相手に不意打ちし、

怪我をさせるわけです。

彼の言い分は、

「俺のような真面目な社員が

評価されないのはおかしい、自分で、

力づくで正義が行われる世の中にしてやる」

というものでした。

このエンジニア君に、

只野係長がびしっと言います。

「お前、自分の欠点を

人のせいにしてるだけじゃねーか!!」

この一言に、エンジニア君ははっとします。

そして、会社を辞め、

自分でたこ焼き屋の屋台を始めるわけです。

お察しの通り、

このITエンジニア君が一番できないのは、

人とのコミュニケーションです。

それなので、ITの腕は良くても、

大きな会社では評価されないわけですね。

彼は只野係長のこの一言で、

コミュ障という自分の欠点に目を向け、

自分が一番苦手な接客業を進んで経験していきます。

このような人が、

その後の10年間でどう変わるでしょうか?

皆さんもご存知のように、

SNSがどんどん流行っていき、

コロナもありました。

このような世相を考えると、

まさに彼のスキルが生きてくる

時代になったのだと思います。

このようにたこ焼き屋を経験したエンジニア君は、

ITの技術だけではなくて、

接客のキモがわかるわけですから、

コロナのように飲食店が窮している時にも、

いち早くデリバリーシステムなどを

作り上げることができたと思います。

自分の屋台が繁盛するようにしただけでなく、

それをサービスとして他の飲食に提供し・・・等

業界のリーダー的な

存在になることもできたと思います。

只野係長の一言から、自分を謙虚に反省し、

自分の欠点と向き合った彼は、間違いなく、

その後の勝ち組になったのだと思います。

 

2 与えられた場所でベストを尽くす

特命係長の情報源に、

テレビ局の女性アナウンサーがいます。

只野係長は、いつもこの女性アナウンサーから

情報を得ているわけです。

しかし、このアナウンサーの上司は、

自分のスキャンダルを隠すために、彼女を利用し

彼女に罪をなすりつけました。

その結果、この女性アナウンサーは、

人気番組から降板となるのです。

マスコミや芸能・メディア業界では

「あるある」の話なのだと思います。

只野課長は、権謀術数を駆使する上司に、

次のように言います。

「あいつ(女子アナ)はなぁ、

阿呆なこと言ってるかもしれねーが、

自分の人生の全てをかけて、

これまでのキャリアを築いてきたんだよ!!」

確かに、キャピキャピしているようですが、

この女子アナ、

濡れ衣を着せられて、番組を下ろされても、

相手をねたんだりしませんでした。

「深夜の小さな番組だけど、私に、

キャスターとして出てみないかって言ってくれて、

もう一度そこから頑張ってみる。」

彼女はこう言って、自分に与えられた

チャンスを生かそうと頑張るわけです。

そこから10年、15年経った今を見てみると、

YouTubeやSNSのショート動画が

主流になっています。

いまや、大手のメディアよりも、

独自の番組の方が、

メジャーになっているのではないでしょうか。

小さな番組で

特定の視聴者に届くようにレポートできる、

彼女のスキルが求められる時代になっています。

そうすると、看板番組から下ろされても、

小さな番組で頑張ってる彼女には、

たくさん声がかかり、

YouTubeや「X」などを通じて、

人気が出て、独自の地位を

築いているのではないかと思います。

これも、20年前には

煮え湯を飲んだかもしれませんが、

今は勝ち組だろうな、と思われる例です。

 

3 成功しても勘違いせず、足元を固める。

この大手広告代理店の株価を操作し、

インサイダー取引をやろうとしたエリート社員に、

只野係長が次のように言っています。

「優秀な社員はある時から2パターンに分かれます。

勘違いするやつと、足元を固めるやつと。。。」

ここ数年で明るみにでている

テレビ局の不祥事などを見てみると、

おかしな事は長く続けられないのだなぁと思います。

明らかに、「勘違いするやつ」がどうなったか、

という結末がみてとれます。

そうすると、大手にいるにしろ、

将来を見据えて、独立・転職等、

大きく方向性を変えるにしろ、

自分の価値を考えて、着々と知識や経験を

積んでいくことが大切なのだと思います。

そして、謙虚な心を忘れずに、

一生懸命頑張っていることで、

自然と時代の流れに沿った生き方が

できるのではないかなと思います。

これを只野係長は、

優秀だとチヤホヤされていい気にならずに、

「しっかりと自分の足元を固める」

と表現しているのです。

 

今、仮に自分が勝ち組であったとしても、

この先、10年、20年後が

どうなるかはわかりません。

そこを見据えて、自分の知識をふやし、

経験を積み、信頼と信用を作る、

このような姿勢をもっていれば、

10年後も生き残れる、そう、

只野係長は教えてくれているのだと思います。

 

 

まとめますと、

昨今のように将来がわからない時代に生きていると、

どのような生き方をしたら良いのか迷います。

けれども、

自分自身と向き合い、欠点を直していく、

あるいは与えられた場で最善を尽くす、

どんなに成功しても感謝を忘れず謙虚でいる。

このような姿勢を持つことで、

10年後に今を振り返ってみた時、

「もしかしたら自分は

時代の流れに乗ったのかな?」

と思えるのではないかと思います。

私自身、今年はとことん自分の欠点と向き合い、

改善していく時期だと思っているので、

謙虚に頑張りたいなと思います。

只野係長から、こういうヒントをもらったので、

皆さんと共有しました。

お役にたてれば幸いです。

 

 

今日も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

 

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