外国人の考え方がわからない、そんなお悩みわかりやすい映画を見て解決しましょう、グローバルカルチャー・エキスプローラ、 ユキーナ ・サントスです。

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私の英語塾では、半年間に一回は、映画で英語を勉強するというクラスをやっています。

映画はいきた英語の教材ですので、皆さんにはどんどん映画で学んでいただきたいのですが、とても難しい教材でもあるので、映画を勉強するには勉強の仕方があります。

ご興味がある方はこちらをご覧ください。

映画で英語を身につける? 14今年こそ英語を!!

http://yukina-s.com/blog/?p=1163

さて、数ヶ月前から気になっていたのですが、なかなか時間が取れず、実行することができなかったことがあります。それはある映画をじっくり見ることでした。

来年の5月に企画しています、ファミリービジネスアドバイザー協会FBAAとイタリアのビジネススクール、ボッコーニ大学との共同企画によるイタリアのファミリービジネスを回るツアー、こちらの催行が決定いたしました。

皆様には、日々の業務に役立てていただけるような知識や経験を持っていただこうと思っています。今から内容を色々考えて、とてもわくわくしていますが、私がイタリアのファミリービジネスという言葉で、まず考えるのは、なんと、映画「ゴッド・ファーザー」でした。

 

私が留学を目指して、コツコツと毎日英語の勉強していた時、2年ほど勉強したときでしょうか、このゴッドファーザーという映画を見て、彼らの話すイタリア語と英語、両方わかる・・・と思った時は、嬉しくて涙が出ました。

その時は、英語の学習として漫然とこのゴッドファーザーを見ていました。私は過去この映画を三回ぐらい見たことがありますが、その時に応じて自分の体験や外国語の理解度もあり、全部を深く理解したとはいえなかったかもしれません。

今回このイタリアツアーのこともあり、また周りの友達から、ゴッドファーザーの英語表現について話すこともあり、そういえばもう1回じっくり見返してみたいな、と思っていたのです。

なかなかゆっくりと映画を見る機会も提出できないのですが、今改めてじっくり見返しています。

パート2まで見終わった段階で、皆様にこれはためになるなぁと思う英語表現やファミリービジネスを考えた時に、ゴットファザーってどうなの?という洞察(Insights)をみなさんと共有したいと思います。

まず一番にあげたいのは、この表現でしょう。

I can make an offer that he can’t refuse.

私は彼が絶対に断ることができない申し出をすることができる。

これは実際ゴッドファーザーが公開された時にも、流行して色々な方がものまねをしたフレーズだと聞いています。

読む時にはOfferまだで一区切り、その後thatからrefuseまでを一区切りで読むといいですね。

実際はマーロン・ブランドがしわがれた声で、独特のアクセントで話します。

どんな申し出かというと、頭に拳銃を突きつけて、ここで頭を吹き飛ばされるか、 それともこの 契約書にサインをするのか、どっちがいいのか、というようなオファーをするわけですね。

オファーはこのように申し出、提案という時に使います。

選択肢がいくつかある場合には、Optionとなります。

オファーもオプションもよく使う単語なので、具体的な例で覚えると、体に染み込んでくると思います。

 

このセリフはビジネスの創設者のビート・コルレオーネもその息子のマイケルも、同じように使っています。

子供は親の背中を見て育つと言いますが、父親が昔からこういうセリフをよく言うのを聞いていたので、自分の家業を説明するときに、あるいはその先の話をするときに、二人が同じ表現を使っているわけです。

ゴッドファーザーから学ぶ英語表現、そしてそこから学び取るアメリカとイタリアのカルチャー、これはまた皆さんと共有したいと思います。

今日も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。