あの人本当に人の話を聞いていない、何度も説明したのに同じことを聞く、ほんとにイラつくなぁ、とイライラ度が高なったら、感情を解放してスッキリしませんか?あなたの中の、感情を緩め隊、 ユキーナ ・サントスです。

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ここ数日、大きなビジネスの商談に通訳的に関わらせていただきました。

そこから学んだ、本当のビジネスのコツについてお伝えいたします。

それは、相手のなぜに根本から答えてあげることです。

どうして相手がそれを知りたいと思っているのか、ここを理解して、その答えを出してあげることです。

私は過去7年位外国人の上司と働きましたが、そこで信頼関係が得られたのは、私がこれをやったからだと思います。相手の「どうして」を心の底から理解して、その答えを端的に伝えたからだと思います。

例えば、ある不動産があったとします。私たち日本人の専門家から見ると、建物自体は良いけれども環境と会っていないので、評価的にはあまりよく出ない、という物件です。

これには、どうしてこんなに評価が低いのかと言うその根本の理由を説明してあります。しかもわかりやすく説明します。
日本はそもそも、ほとんどの人たちが通勤に電車を使い車で通勤する人が皆無であること。
この電車での通勤を考えたときに、この対象の物件がいかに不便であるかと言う事
さらにこの地域周辺の評判が歴史的な背景からあまり良くないこと
このようなことを写真や地図、資料などを交えてロジカルに説明します。
これを全て英語で行ったので、信頼してもらうことができたのだと思います。

 

別の例をお話します。

私は毎週毎週、日本のビジネスフィロソフィーを英語にして日英両方でメルマガで発信しています。日本のビジネスフィロソフィーについては特に、海外の方には、わかりづらいこともあると思いますので、このような機会があって、海外の方に英語でお伝えできるのは喜ばしいことだと思っています。

日本人のビジネス習慣は海外でも有名です。
すべてのことがきっちりしている。テクノロジーがものすごい。
日本人はとても賢いやり方をする。
などいろいろことが言われます。けれども、その根本のところ、なんでそれができるの?どうしてそうなるの?については明らかな答えはないと思います。

日本人のDNAを持った自分が解釈すると次のようなことではないか？おそらく海外で生まれ育った方、日本とは違う価値観を持った方にはこのように映るのではないか?それだからこのように見えるのではないか?こんな目線で日本のビジネスフィロソフィーを説明しています。

例えば、渋谷のスクランブル交差点で人が誰も衝突したり事故が起こらずに、あの交差点をさっさと渡る！！これはとても驚異的だそうです。

どうしてそれができるのか?この質問に私はこのように答えます。

日本人からすると、人混みの中を歩くことに慣れている、ごちゃごちゃしていても一定の秩序がある、周りの景色を見慣れているので周りに注意を取られる事が無い。目的に向かってそこだけに進むことに慣れている。このような説明をしてあります。

ここまで外国人の方に説明します。そしてさらに、どうしてそれが可能なのかも説明します。

海外では、小さい時から自分が他と何が違うのか、これが大切になってきますが、日本では他と一緒であること、これが重要視されてきました。このように説明します。そしてその背景になるところを狩猟民族なのか農耕民族なのか、と言うところで分析をするわけです。そうすると理論が好き、理屈が好きな欧米人には納得してもらえることが多いです。

ここまで含めて説明できること、外国人の方の理解を深めてあげられることが私の特技ではないかと思っています。日本の制度や仕組みについても哲学の深いところから説明させていただこうと思っています。合気道や華道など日本の文化を哲学として学ぶ事は、私にとってとても大きな学びであり、実をもたらしてくれる活動です。

今日も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。