あのオットは、彼は、私を不幸にすることしかできない、私は本当に幸せになりたいのに、幸せになることができない…新年早々、深いため息をついているあなた、今年こそネガティブ・スパイラルを止めてみませんか?あなたのカレント(流れ)チェンジャー、 ユキーナ ・サントスです。

あなたの怒りをまずお話ししてみましょう、相談してみませんか?

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さて、話がそれてしまいましたが、今まで喧嘩ばかりしていた夫婦が、どうしてラブラブになるのか、その秘訣をお伝えしたいと思います。

私と主人の例で言えば、これまでうちの主人は、日本が嫌だ、という愚痴ばかりを言っていました。

そのたびに、私は、嫌だなぁ・・どうしてこんなこと言うのかな…と思っていたのです。その私の嫌な気持ちがあって、そんなに嫌なら国に帰ればいいでしょ、と反論し、

「チチ(私のあだ名)が俺を日本に連れて来たでしょ!チチが悪い!」

と喧嘩になっていたわけです。

でも、今回はちがいます。

夫の愚痴は愚痴で言わせておいて、私は自分の心にフォーカスします。

なんで私、腹を立ててるの?

自分が非難されてるように思うから

何をどう避難されているの?

自分の配偶者の面倒も見れなくて、外国人のオットとうまくやっていけない、能力のない人間だと思って馬鹿にされている

ここまで来てはっとします。

あ、また出てきたな、私の「自分が馬鹿にされている」ブロックが

誰が何を、どんなふうに馬鹿にするの?

愛されてもいないのに、自分の好みで選んだダンナを思い通りにできなくて、冷ややかに見られてる気がする、周りの人、家族、友達

これにも私ははっとしました。また出てきました、「私は愛されていない」ブロックが・・・

私は馬鹿にされる、私は愛されていない、こんなブロックが強いので、このブロックのフィルターを通して、すべての現実を見ていくのです。そうすると夫の言った一言に対して、自分が非難されていると思ってしまうのです。

今は、UMIをやっていますから、喧嘩をする前に、客観的に事実を見てことができます。

夫が日本に来たのは自分の意志、私が無理矢理連れてきてものでもなく、私が無理矢理頼んだものでもない、だからすべてはオットの問題。

日本の生活は簡単ではないけれども、それでも日本に来たと言うのは、私に対する愛情があるから

それでも日本の冬はあまりに辛いので、せめて愚痴で発散しようとしている。

私のことを責める気持ちは毛頭ない。

こういう事実が、自分で潜在意識の書き換えをしてみるとよくわかります。

私は馬鹿にされる→夫婦関係をうまく維持できない→ほれみたことかと馬鹿にされるに違いない

私は愛されない→同情で日本に来てやったけど、逃げられる、捨てられる→やっぱり私は愛されないかわいそう

上のような思いがあるので、その悲しい気持ちを怒りにして、これまでオットにぶつけていたのでした。

お分かりですね、よくよく考えてみると、ありもしない自分の妄想、思い込みが、悲しい現実を作っていたのです。

どんなところで暮らそうとも、どんな逆境乗り越えようとも、それはその人の問題、夫の問題なのです。相手が手を差し伸べた時だけ、自分ができること、自分が心からこの人にこういうことをしてあげたいなと思うこと、それをやってあげればいいだけの話です。

実際に、私はこのようにオットの話を寄り添って聞く、相手を受け入れる、相手の側に立って共感してあげる、これを心がけてわけです。

そうしたところ、オットはひととおり愚痴をいい終わった後、

「チチ、ヴォセ、おこっちう? ーあなたは怒ってるの?ー」

と聞いてきたわけです。

もちろん私は、怒っても何でもないないので、ナオ!ー怒ってないよ!ーといったのです。

これまでだったら、相手の反応はお構いなしで、自分のストレスをぶつけていたオットだったのだと思いますが、今回は、オットには、「妻の機嫌を気遣う余裕」が出てきたのでしょうか。

これまでと比較したら、大きな変化だと思います。私たちは、喧嘩をするでもなく、一緒にブラジルのテレビ番組を見て仲良く過ごしたのでした。

これまでは、喧嘩がひどくなり、険悪なムードで一緒に過ごさなければならなかったのですが、ラブラブになっているわけです。今にして思うと、本当に凄い変化なのだなと思います

この「オット冬の怒り事件」には、見逃してはいけないとても大切なポイントがあります。それはまた明日お話しいたします。

今日も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。