うちの社長は、とっとと引退してほしいのに、未だに毎日会社に来て、あーじゃない、こうじゃないと指図をする。。。ほんとに嫌だ、と嫌悪感を感じているあなた、あなたの嫌な気持ちを一層しましょう。あなたのブロックマネージャー、 ユキーナ ・サントスです。
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今日は、なかなか引退しない社長、会長の話をしたいと思います。
どうすればこの人達が引退するのか?答えは1つ、この方たちが自分で自分を認めてあげること、彼らのメンタルブロックを緩めてあげない限りは、永遠にそのポジションに執着するということです。
ある会社の会長さんの話をします。この会長さんは、社長から会長に65で引退しました。そして10年近く会長をやって、新しいことを始めようとしたのです。
この会長さんは、会長職を引退しても、また新たなビジネスを立ち上げ、そこの社長さんとして采配を振るっていらっしゃいます。
この社長さん、そしてスタッフの方とよくよくお話をしてみて感じたことがあります。
この社長は認められないのだなと言うことです。人から認められたい、これがずっと満たされていなかったので、次の新しい場所で満たされるんだろうと思い、そこでこの欲求を満たそうとしているのです。
この問題は新しいポジションについても変わりません。皆さんお分りだと思います。これまでと同じことが繰り返されるだけです。部下からの信用は得られなかった、株主からの感謝の気持ちもなかった、残ったのは自分の昔の肩書きだけ。心の虚しさ、悔しさは浄化されません。だれも自分を認めてくれなくて悲しい、悔しい、こんな気持ちは、メンタルブロックとなって、この社長さんの潜在意識に落とし込まれ、この社長さんに永遠に社長業を続けさせているのです。
この方の解決策を考えます。それはつまり、自分で自分を認めてあげることです。この社長さん本人が自分を認めていないのです。自分はこれだけやったから、これだけ素晴らしいことをした、これを自分で認めていないのです。だから他人の評価ばかりを永遠に求め続けるのです。自分がこれだけやったと思う自己評価をしていないのです。他人の評価、他人をひれ伏させることで自分の満足を得ようとしているのです。だからずっと満足せず、いつかあいつらに認めさせてやる、と社長業を続けることになります。
自分が自分を認めるために必要な事はただ1つ。感情出す、感情解放する、これだけです。自分の中の悔しい思い、悲しい思い、そして人から認められなくて寂しい思い、惨めな思い、こうしたネガティブな思いを目をそらさずに見てあげるのです。そうすることで自分の中のインナーチャイルドが癒され、潜在意識が緩んできます。
潜在意識が緩むと、真実に気づきます。周りに自分をおとしめようとした人はいなかったこと。むしろ自分がたくさん助けてもらったことに気づくと思います。
そうなったときに、この社長さんは人生の本当の幸せを見つけるのだと思います。
今日は引退できない社長さんのエピソードから、潜在意識に落とし込まれたブロックの緩め方を考えてみました。
今日も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。