従業員にいうことを聞かせるのは本当に大変、あー、
リーダーでいるのが嫌になったら、相談してみませんか? カウンセリングやってます!
今日は、リーダーとしての役割を果たすこと、
京セラの名誉会長の稲盛氏は、
「アメーバ経営と時間当たり採算制度では、目標を全員に周知徹底し、共有化を図ることによって一人ひとりの参画意識が高められ、これが一丸となって目標達成に向かうエネルギーとなるのです。 普通、経営者は自分の考えを幹部社員には話しても、一般の従業員にまで話をするという事は滅多にないものです。しかし私は、当時は会社が零細だったこともありますが、1人でも多くの人たちの協力を得たかったため、全従業員にかたりかけようと考えました。末端の人に至るまで全従業員が経営者と同じ思いを持ってくれれば、全員の力を結集させることができるはずだ、そう考えて、私は目標を終始徹底することを創業時から非常に大事にしてきたのです。
つまり、みんなが共同経営者であるという意識を持つようになれば、労使関係の対立など生まれようがないのです。だからこそ、目標を周知徹底するということをうたい、私が苦労し、悩んでいたら、それも全部仲間達に話して理解してもらおう、そう思いながら今日まで経営してきたのです。」
一緒に苦労してもらうためには、何のためにこの事業を行うのか?これをとても明らかにしなければいけません。私が社長の座に就くため、私が会長になって安泰な生活を送るため、私の家族と一族を守るため、そのために会社がある、そのような目的だったら、どうして従業員は自ら進んで自分の力を最大限に発揮しようと思うのでしょうか? 事業の目的は、自分たちの幸せの実現にあるから自分のリソースを割く価値がある、このように思うから従業員の方が真剣に努力してくれるのだと思います。
そしてまた同時に、企業のトップには「嫌われる勇気」が必要になると思います。自分が責められるから、自分が疎まれるから、このような気持ちがあると、発言が後ろ向きになって、無意識のうちにいろいろなことを隠したりするようになります。 すべてを透明にして、目標を周知徹底させる、そのためには本当は経営者のマインドを変えていかないといけないと思います。自分が責められて嫌だ、自分が不幸になるのが不安、失敗してしまう自分が惨めだ、このようなブロックがあると、必然的にこの結果を引き起こすような行動を無意識のうちにしてしまいます。それですので経営者の方は意を決して、このような良い環境作りに努めるようにしなければいけないと思いました。
今日も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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