あー歳をとると派手な色の服を着る気がなくなる…嫌になるなぁとぼやいてしまうあなた、あなたのクローゼットの服たち、極楽鳥色に変えましょう!あなたの心のファッションコーディネーター、 ユキーナ ・サントスです。
歳をとることが嫌になったら、相談してみませんか?
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ここ数日、イタリア人のセンスや美観についてちょっと話をしました。
今日はこのファッションと関連して、色、色彩感覚の話をしたいと思います。年齢とともに、身に付ける色が変わってくる、それが自分の心の成長の過程に合っている、という話です。
ここ10年位、私は自分のラッキーカラーを決めています。
それはオレンジです。
私の算命学上の十二支干は「丙辰」です。丙は太陽、これを表す色は、私にとってはオレンジです。ですから私のラッキーカラーはオレンジにしています。これ以外にもオレンジは、活力や生命力、生殖、繁栄などを表す色だと思っています。
このブログでも出していますし、私のウェブページでも載せていますが、自分のプロフェッショナル顔写真もオレンジのシャツを着ています。気のせいか、自分でもこれがかなり似合うのではないかと思っています。似合うかどうかは、他の色との比較ですよね。そうです、ほかの色と比較してみて、最終的にこのオレンジが1番自分に似合うのではないかと気づきました。ですからこのオレンジ色が私の色になったのです。
私の好きな色も年齢とともにだんだん変わっていきました。
私には姉が2人います。小さい時は3人姉妹だったわけです。ここにしばらくして弟が誕生します。
姉妹でお揃いのシャツを買ってもらったことがありました。1番上の姉のシャツの色はピンク、2番目の姉のシャツの色はブルーでした。そして私の色は黄色だったのです。当時の私はピンクとか、かわいいお姫様のような色が欲しかったのですが、姉のパワーにはかないませんでした。
でも今にして思うと、私の主たる星は太陽ですから、無意識のうちに太陽のカラー、黄色を選んでいたのかもしれません。
その後、中学生高校生時代はと、とても地味な色を着ていました。紺が大好きな色だったように思います。
なぜかというと「派手な色は恥ずかしい」という雰囲気が女子の間に流れていて、自分も人から後ろ指をさされたくないために、地味な色を好むようにしました。
そして、自分のブロックを解消してみてわかったのですが、ピンクなどお姫様のような色は、「男に媚を売ってるようでいや!、こんな色着てやるもんか! 」と思っていたのです。
でも今から考えると、それでよかったのかもしれないと思うのです。10代の頃は、肌も綺麗で、メイクは何もしなくてもエネルギーが出ている年代です。だから着るものは、ちょっと抑えたような色がちょうどよかったのかもしれません。これはもしかしたら無意識のうちに、自分の潜在意識が選んでいたと考えています。
大学に入った時も紺や青、ベージュ、こんな色を着ていました。黒はなぜかお葬式の色なので着ようとは思いませんでした。けれどもとにかく地味な色を見つけていました。
それがどうして「極楽鳥ファッション」に変わったのかというと、やはりイタリアの洗礼を受けたからではないでしょうか?皆さんもご存じのように、イタリアは太陽の国です。’オーソレミーオo sole mio、という有名なカンツオーネは「私の太陽」、という意味です。
イタリアには真っ青な空と、サンサンと照りつける太陽、まっ黄色のレモン、ジューシーでおいしそうなオレンジ、これがイタリアンカラーだと私は思います。大学卒業の卒業旅行で初めて行った海外はイタリアでした。冬だったにもかかわらず、イタリア人の色彩感覚や美しい色遣いは、私には衝撃でした。そしてそれからだんだんと、きれいな色を着てみるようになったのです。
国家資格試験の3次試験が終わって、海外旅行に行きだすようになった時、もう一度訪れたのもイタリアです。毎年行くようになってから、私の着る物の好みはどんどん変わりました。もう今までのように、渋い青やベージュは着ていません。
私の数少ない沖縄フレンドが私にいます。「ユキーナ さんは極楽鳥系ですよね! 」… .ん?? 確かに、極楽鳥というのはオレンジをベースに、緑、鮮やかなブルー、黄色、ポイントで赤などが入っていたりしてとてもカラフルな鳥です。洋服を着て歩いてる私が、あたかも極楽鳥に見えるというのです。
あえて否定はしない、その通りです、と私は思わず頭を下げました。自分のイメージが徐々に自分の主星と重なっていって、極楽鳥カラーを作り出したのだと思います。
5月のイタリアツアーで、久しぶりにミラノに行ったとき、ナラカミーチェできれいな色のブラウスを3つも買ってしまいました。ナラカミーチェというのは、イタリアの代表的なブラウスブランドです。どうして本当に欲しいものばかりなんだろう、このお店は…、と試着しながら思いました。
それほど日本には私の求める服がないのです。
日本にももちろんナラカミーチェはありますが、サイズがちょっとだぶだぶだったり、地味な色しか入れてなかったりするわけです。
今回のミラノの本家本元のほうが、自分の好きな色とデザイン、サイズがあります。前回ナラカミーチェで幕買いしたときに、とても幸せな気分で満たされました。私のカミーチェ(ブラウス)に対する不満がすっきりと解消されました。ここ数年、沖縄に住んでいますから、どんどん自分がダサくなります。どうでもいい格好するようになります。サンエー等そのへんで売っているTシャツやポロシャツを着て、過ごすようになります。
きれいな色のブラウスを着て、自分自身に気合を入れることがなかなかできなくなります。
私はこんなふうにして、きれいな色の服で幸せになりたかった。きれいな色を身に付けた、自分のエネルギーを十分高めていきたかったんだな、と思いました。
ちなみにフェラーリの美術館に行った時も、私がこれはフェラーリの色だろうと思い込んでいた赤を着てこの美術館に入りました。イタリアの気をたくさん浴びたように思いました。
イタリアに行くようになってからの自分は、海外を好きなだけ動き回る自分の本来の生き方に目覚めていたのかもしれません。だから自分の本来の気質とあった鮮やかなオレンジや赤を選んでいたのだと思います。
潜在意識と、自分の人生の中の役割と色、これが全部合っていたという話です。お役に立ちましたでしょうか?
今日も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。