うるさい、黙れ!まず人の言うことを聞け!!叫びたくなったら、あなたの叫びを伝えます。

あなたの心のメガホン、 ユキーナ ・サントスです。

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私が何か発言しようとすると、決まってそこにかぶせて話してくる、こんな困った家族や同僚、職場の上司など、どう対処するか話をしています。

今日は、宇宙の法則の話をします。自分が持っている感情は、相手も自分に思っている。これが宇宙の法則です。

 

自分が話そうとするときに、そこにかぶせて話されるとします。そんな時にあなたはどんな風にに感じるでしょうか?

ミーティングで、専門家の人たちからいろいろかぶせて話され、自分の意見が言えなくなってしまったクライアントさんの話をしました。

このクライアントさんの気持ちを考えてみます。

話したいことがたくさんあるのに、きいてもらえなくて悲しい、切ない、無視されているようで辛い、同等に見てもらってないようで悔しい。。。

こんな気持ちがあるのではないでしょうか?ではこの相手の先生方の気持ちを見てみましょう。

まず何かとかぶせて話をしていた弁護士の先生ですが、クライアントさんがこの弁護士先生の言うことをよく理解してるとは思えませんでした。自分が言いたいことがあるのに、この弁護士先生がぱっとかぶせて話しかけられるので、フラストレーションが溜まったまま、相手の言うことに集中できないでしょう。

そうなるとこの弁護士先生は、時間とエネルギーを割いて何回も何回もたくさん説明しているのに、分かってもらえない、悲しい、むなしい、自分の説明が軽んじられているようで悔しい、こんな感情を抱いてるかもしれません。

同じようにこの税理士の先生も、このクライアントさんについてぼやいているわけです。心配するのはそこじゃないって何度言ってもわからないんだよ!何を言っても、ビクビクして心配ばかりしていて、こっちの言うことに全く聞く耳を持っていないんだ…

こんなようにこの税理士さんは、気弱なクライアントさんのことを思っているのです。

この税理士さんの思いと感情はどうでしょうか?
こちらが一生懸命やっているのに、熱意が伝わらなくてむなしい、敬意を表してもらってないようでがっかりする、失望する、悲しい、虚しい


こんな思いがあるのではないでしょうか?
いかがですか、クライアントさんもこの先生方も、同じように相手が自分のことを理解してくれなくて、心底悲しくて、虚しくて、辛い、こんな思いをしているのです。

宇宙の法則では、気づいた側がこの態度を変えていくだけで状況が変わってきます。
自分が相手にやってもらいたいと思うことを自分から率先して相手にやるのです。このクライアントさんは、自分が話し終わるまでは黙って相手の話を聞いてほしい、と思っているのであれば、とりあえず弁護士さんの話、黙って聞いてみてはいかがでしょうか?

わからないところをメモを取りながら聴く、相手に質問をして、図に描いて説明してもらったり、納得がいくまで質問してみる、というのも1つの手です。

弁護士先生も、私の言うことを理解して欲しい、と思うのであれば、相手の言うことを理解しようと努力してあげる、これだけで相手が変わってきます。丁寧にメモを取りながら聞いて、なるほどそれはもっともですね、と相手に同調してあげる。相手の労をねぎらってあげる、気持ちを察してあげる。これだけでも相手は、自分が理解されたと思うのではないでしょうか?

これをやってみると、相手の態度がみるみる変わってくるような気がします。

合気道で我々が学ぶ事は、まずは相手を受け入れることです。自分の力をぶつけずに、自分がゼロになった状態で、相手の望む方向に相手の力を流すようにします。

これが本当は、うまく噛み合わないミーティングを効率的に進める1番良いやり方だと私は思います。

今回は「かぶせて話してくる相手」から本当にたくさんのことを学ばせていただきました。ありがとうございました。

今日も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。