働き方改革の本質　オフィス環境改善と社員の定着率3

周りの人はあんなに勉強している、スマホを使いこなしている、それを見ていると焦る・・・そんな焦りを解消しましょう。あなたのバリュー発見隊、 ユキーナ ・サントスです。

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従業員の定着率を高めるため、快適なオフィス空間を整える、これって効果あるの？

これについてお話したいと思います。

本質にいきますね。

ずばり、本末転倒なので、効果はありません。即効性はあるでしょう、全部が全部、機能しないわけではありません。でも、本質がずれているので、遅かれ早かれ、効果がないということがわかるでしょう。

本質は、従業員はなぜこの会社で働くのか？です。

どんな会社なら、従業員が働きたいと思うか、です。

どうでしょうか？どんな会社ならあなたは働きたいですか？

福利厚生がいい、給料が高い、やりがいがある、終身雇用・・・いろんな理由があります。

けれども、本質はただ一つです。

企業が従業員の物心両面の幸福追求のために存在するのかどうか、これだけです。

この会社は過去も今も将来も、私の幸せ追求のために存在する、これが従業員に理解されれば、従業員は必ずこの会社で働くのです。

そして、日本にも世界にも、このような会社は少ないのです。

そもそも、どうしてオフィス環境なのか？これをもう一度考えてみます。

いいオフィス環境でないと、従業員がいつかない。

従業員が定着しないと、何がこまるの？

→仕事ができない、売上が下がる、評判がさがる

そうなるとだれが、どう困るの？

→会社が倒産するかもしれない、株価が下がるかもしれない

会社が倒産するとだれがこまるの？

→社長の自分が困る、従業員も困る、株主が困る

おわかりでしょうか？会社は、結局は自分たちの利益のために、オフィス環境を良くしようと思っているのです。

一見「お前たちのためだ」と見えても、見せかけなので、すぐに見破られます。そして冷ややかに距離をおかれます。

逆に、どんな劣悪な環境でも、その会社が真剣に「従業員の物心両面の幸福追求」を求めていれば、従業員は定着するのです。

従業員をどうすれば幸せにできるか、真剣に考え、従業員すべてが幸せになろうと思ってはたらけば、オフィス環境は自然に改善され、あるべき姿になるのです。

ものごとの本質はそこです。何のためにそれをするのか？ここがとても大切なのです。

昔も今も一緒です。経営者が自分の利益だけを求めているところは、長続きしません。栄えたとしても一過性です。そこで働く人たちの本当の幸福追求のために経営をしよう、という気持ちがなければ、どんな改革も小手先です。

では、経営者は何をすればいいのか？

多額のお金をかけて、オフィス環境を整えている場合ではありません。

経営者、管理職が心を入れかえればいいのです。

水をあびて、これまでの自分を反省して、

「申し訳なかった、あなたの幸福のために私は全身全霊かけて頑張ります、どうか一緒に努力してください」と頭をさげて、従業員一人ひとりに説いてまわればいいのです。

ポーズではなく、心からです。

これをやった方が、従業員の定着率向上にははるかに効果があります。

これを読んでいるサラリーマンの方も、「そうだ、そうだ・・」とうなずいている方が多いのではないでしょうか？

わけのわからない、リラクゼーション施設をつくり、これを利用しろ！とはっぱをかけられるよりも、心のこもったひと言の方が、数千倍効果があります。

「これまで申し訳ございませんでした、今まで我慢してついてきてくれてありがとう・・・」

これはタダです。コストゼロで始められる、働き方改革です。

私は誰に雇われているわけでもない身ですから、声を大にして申し上げます。

素直に頭をさげて、感謝と謝罪、真摯にお願いをするだけで、人はここで働きたいと思ってくれるのです。なんとありがたいことではないですか？

それでも、そんなことできない！という方、ブロック解消を試してみませんか？

周囲の方から今まで注がれていた愛に気づき、人生がかわります。

今日も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。