なんで、この親のところに生まれてきたんだろう…どうして自分は親を選べないんだろう…こんな風に思ったあなた、あなたのトラウマをちょっと外して、楽に生きられるようにしてみませんか? あなたのハートが喜ぶミシュランシェフ、 ユキーナ ・サントスです。
自分の親のことを考えるとイライラする、この思いがあったら、相談してみませんか? カウンセリングやってます!
今日は、親子の絆、についてお話をしたいと思います。
それは、「魂」という概念がこの世に存在していて、生まれてくる前にこの親のところに来ようと決意して生まれてくるということです。男の子であれば、お母さんをこんなふうに助けよう、こんなことを決意して生まれてくるのではないかと思います。
具体的にお話ししますね。今、私は宮古島に来ています。合気道の宮古島での講習会、審査会に参加するためです!
こちらで素敵なお話を聞いたので、皆さんと共有したいと思います。
宮古島は沖縄本島からさらに飛行機で1時間南です。南十字星も見れるそうです。
私は沖縄の海でいろいろ泳ぎましたが、宮古島の海が1番きれいだと思っています。川や山がなく、雨が降ったときの土砂が海に流出さないのが1番の理由だと言われています。
宮古島できれいなのは海だけではありません。星空も抜群だそうです。「だそうです」、と書いているのは、私が実際に見たことがないからで、いちどじっくり民家の見えないところで、一晩中、星を数えて過ごしたいなと思っています。
さて、私の合気道仲間の綾子さん(仮名)が、宮古島の中のさらに離島、伊良部島に住んでいます。綾子さんは8年ほど前に沖縄本島から伊良部島に移ってきました。一人息子のコータローくん(仮名)と一緒です。
伊良部島に移ってきたときに、コータローくんは2歳だったそうです。毎日ベランダから外に出て見ると「こんなに星がたくさんあるのか!!!」というくらい星がたくさん見えたそうです。圧倒されるような満点の星空に囲まれて、この綾子さんは毎日を暮らしていました。
そこで、ある時、2歳のコータローくんが手を伸ばして星をつかもうとしながらお母さんの綾子さんにこういったそうです。
「お母さんにあの星をとってあげる!!」
なんだかほのぼのと、涙が出そうになるようなお話でした。
綾子さんはシングルマザーです。ご主人と別れて、自分でコータローくんを育てようと決意されたそうです。お母さんの不安や、悲しみや、心配や愛情を肌で感じながら育ったのでしょう。こんなに小さくても、自分がお母さんを守ると自覚してるのです。そして大好きなお母さんを喜ばせてあげようと2歳の男の子が小さな腕を星空に向けて伸ばして、努力しているわけです。
こんな仕組みが人間の中には流れているのだと思います。
昨日の「触れない臓器」でもお話ししましたが、誰に教えられるわけでもなく、人間の体には、こんな仕組みが埋め込まれているのです。宇宙や自然の仕組みはなんと巧妙にそして完璧に整っているのだろうと思うのです。
このコータロー君は、生まれる前にお母さんの夢に出てきてこのように言ったそうです。
「お母さん、僕の名前は光太郎だよ!」
そしてお母さんの綾子さんは、迷わず、生まれてきた息子に光太郎と名付けた、ということです。
この綾子さんもスピリチュアルな意識の高い人であったのかもしれません。
人は生まれる前に、魂の段階でどの親のもとに生まれるのか、どんなブロックを持つのか、これから生まれていく人生でどんな課題を解決するのか、これも全て決めて生まれてくると言われています。
このようなことを考えるたびに、人間の魂が確実に存在すると私は思うのです。
合気道の山口先生もよくおっしゃっています。ビジネスの世界でも、アートや芸術の世界でも、成功を成し遂げた人、偉大な成果を成し遂げた人というのは、精神性について語っている。瞑想をしたり、座禅を組んだり、魂ということを意識している方がほとんどである。
私もそのように思います。
沖縄の素晴らしい自然に身を置いていると、自分の魂に気づくことが出来るような気がします。
また、こんな素敵なお話を皆さんと共有したいと思います。
今日も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。