ああ、歳をとっていくのが嫌だなぁ。。。とため息をついているあなた、輝くアラフィフ目指しませんか?あなたのための、輝き方改革隊、 ユキーナ ・サントスです。
歳をとっていくのが、怖くなったら相談してみませんか? カウンセリングやってます!
今日は、歳をとることをポジティブに考える、これを見ていきたいと思います。
歳を重ねることでたくさんの経験をしていきます。その一つ一つが、全然無駄ではなく、あなたが宇宙の中で自分の使命を果たすための、大切なレッスンなのだということです。
10月は3週間ほど海外で過ごしました。1番最後に立ち寄ったのはマイアミです。ここでFFIという会議に出席するためです。北米の北東部を中心としたファミリービジネスのコンサルタントの意見交換・研鑽のための会議です。
興味深かったのは事業承継(世代交代)の事例研究です。文化背景を超えた事業承継が今後の課題になっています。北米や欧州、いわゆる白人の文化背景を個人主義中心として説明していました。アジアの文化背景を調和中心の文化と表現していました、これに対して中南米・中東・南アジアの文化を父性権力中心の文化と表現していました。事例研究が二つ発表されました。一つはアメリカのいわゆる白人文化の家族の世代交代です。一族みんなが白人です。一代目から二代目への承継がスムーズにいき、家族の何人かがビジネスに関与しているということでした。一方二つ目の事例はインド系の移民家族です。父の権力が強い文化背景の中で、アメリカで生まれて育った息子がどう世代交代をするか、という話でした。この40分弱のプレゼンですが、発見がたくさんありました。
1アメリカはこれほど民族が多様化していますが、北東部を中心としたエリア、そこの地元の名士という一族では、人種を超えての事業承継がこれまで中心事項ではなかったこと、
2それが次第にかわりつつあり、ことなる文化圏での結婚がみられるようになっていること、
3その中で世代交代をどうすればいいのか、これが懸案事項になっていること、
4結論はでていないこと、彼らの意識(白人社会)の価値観が危機にさらされるような結果にならないようにしたい、という意図があること、
5ここにコンサルタントたちがビジネスチャンスを見出していること
6教育という面では、北米のいわゆるアイビーリーグといわれる名門大学などでの教育を重要視していること
このようなことが学びとして得られたことです。もちろん私の思い違いも、思い込みもあります。これらは、その場にいた40分ですべてわかることではなく、私の過去の25年の経験からくることです。海外での生活や留学、外資系の企業で外国人の上司や同僚と直接働き、外国人の夫と12年生活をしてわかることです。すべての経験があって、このセッションを聞くと、その意図と意味するところがよくわかります。そしてこれからのグローバルなファミリービジネス研究の中心はこの分野だろうなと思うのです。(日本はますますガラパゴス化してしまいますが・・・)
お分かりになりますでしょうか?私のこれまでのすべての経験がなければ、この発表の内容が理解できないのです。私はこれまで世界のいろいろなところをさまよっている、バカボンダ(放浪女)ですが、伊達や酔狂で放浪していたわけではなかったのです。
歳を重ねるとはこういうことだと思います。様々な経験をしていくから、見えてくる本当の価値がある、だからたくさんの経験を怖がらずにしたほうがいいと私は思うのです。可愛い子には旅をさせないといけません。安全な思いばかりでは無いかもしれませんが、怖い思いや失敗にもそれなりに意味があるのです。
今日も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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