あの上司は人のモチベーションを下げることしか言わない・・・これってうちの職場での毎日の私?と思ったあなた、ユキーナ ・サントスです。

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今日はモチベーションの上げ方について考えてみたいと思います。

モチベーションは、人からの感謝と信頼で生まれます。お金とは次元が違うのですね。

 

尊敬する京セラの名誉会長、稲盛氏の言葉から考えていきたいと思います。

アメーバ経営では、よく頑張ったからといってボーナスをはずんだり、業績が悪いからと賃金をカットするようなことはしません。そういうことをしては、かえって社員の心がギスギスしてしまうからです。アメーバ経営では時間当たり採算制度を採用しています。例えば1時間あたりの人件費を3000円としたときに、1時間5000円の付加価値を出したとすれば、差し引き2000円分は会社に貢献していることになります。そして自分たちの給料分をはるかに超える価値を稼ぎ出し、会社に貢献してくれたアメーバは、みんなから賞賛され、会社から表彰されます。従業員に、オーナーや経営者と同じような気持ちを持ってもらう事は、非常に大切なことです。もし、全従業員が経営者と同じ意識を持つようになれば、これ以上強い会社はありません。そのために私は、従業員と対話を繰り返し、みんなの心を高めるよう、常に心血を注いできたつもりです。

 

このように稲盛氏はおっしゃいます。

どのようにしてスタッフをやる気にさせて、ベクトルを合わせるかはとても難しい問題だと思います。けれどもここに稲盛氏の試行錯誤送り返した後の真実があるように思います。さまざまな試行錯誤を繰り返して、人のためによる行為が一番美しく尊い、人の役に立てること、誰かから心から尊敬されること、そして感謝されること、これが人に感動与えるのだと築かれたのだと思います。こうした感動が人間の無限のエネルギーを引き出す原動力になると稲盛氏が考えられたのだと思います。

その通りだと思います。自分の存在意義がない、単なる歯車だと扱われている、自分がいてもいなくても変わらない、どうでもいい存在、このような思いがマイナスのエネルギーとなって、人々のモチベーションを下げていきます。 英語ではget motivated モチベーションを上げられた、という表現を使います。Motivateはそのまま動詞で使います。

では、モチベーション上げるにはどうしたら良いのでしょうか? その反対を考えてみるとわかります。あなたを尊敬しています、信頼しています、任せています、という態度が人のやる気に火をつけるのではないでしょうか?

社畜という言葉がありました。従業員は意思を持ってはいけない。太らせてその肉を食うため、卵を産むためだけに飼育されている、こんなイメージでしょうか?

 

会社は社長の器以上には大きくならないと言われています。社長にしっかりしたビジョンがない、社長は自分の利益のためだけに動いている、これが伝わったときに、このモチベーションは何をやってもきかなくなります。ガラガラと崩れていきます。

今日も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。