こんな悪いことをして、絶対に許さない、こーゆー気持ちが湧いてきたら、あなた自身の心の内側を覗いてあげるチャンスかもしれません。あなたのアンガーリリーサー、ユキーナ ・サントスです。
許せない人に敵意や殺意がわいたら、相談してみませんか?
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今日は、怒りの奥にある感情についてお話しします。
怒りをとことん出していくと、その下にある感情が見えてきます。そしてその下にある感情出してあげると、これまでのメンタルブロックが大きく動いていきます。これまでの真実に気づくには、メンタルブロックを緩めることがとても大切になります。そうすることで、本当の幸せに気づいていきます。
具体的な話をしますね。
信じられないほど極悪非道な地主(オーナー)の話を聞きました。
借りたものは払わない。払うような素振りを見せて書類だけ交わす。書類を交わしたら手のひらを返して、借りたものはないと言い張る。これは必ず儲かるからと人を騙してはお金だけ取り、自分の私服を肥やして結局、儲けを払わない。こんなことがたくさん積み重なってきた人です。
この人の話を聞いていて、自分がどう思って、どう感じたかを考えてみました。
特に嫌なのは、借りたものを返さない、そして借りてもいなかったと踏み倒そうとするところです。踏み倒すだけでなく、この踏み倒しを利用してさらに他の人からお金を巻き上げようとしているのです。
この部分に我慢ならないほどの嫌悪感を感じました。
どう思って、どう感じたのか?
畳の上では死ねない。早く天罰がこの人に降ってほしい。どれほど多くの人間が涙を流したのかわかってほしい。こいつのせいで悔し涙を流した人、不幸を味わった人間の心の痛みを、思う存分こいつに味わわせたい。私はこのように思いました。
普通の幸せを奪ったのはすべてこいつ、許せない、悔しい、悲しい、なくしたものはもう二度と戻ってこない。幸せな日々を返して欲しい、
そうです.。私は自分の過去とこの詐欺師まがいのオーナーを合わせていたのです。私の父親は詐欺にあって、自分たちの店を失うと言うことがありました。大詐欺師の話を聞いて、こうしたことを無意識のうちに頭の中で考えていたのかもしれません。
私は自分の父を憎みたくはなかった。
私は父を愛したかった。でもできなかった。30年以上、心の底から憎んで暮らした。これはもう変えられない。たまらなく悲しくて、悔しい
お父さんごめんね。騙されたお父さんを、恨んで憎んでいた。お父さん、ごめんね。ずっとあなたのことを許さなかった。ごめんね。
こんな思いと感情が湧いてきました。
宇宙の法則を考えると、「世の中に被害者も加害者もいない」というのを思い出します。
私の父親は被害者でした。けれども、被害者になる前に、騙される要素がたくさんあったのです。何度も何度も父自身が、騙されないようにすることができたはずです。そして父を騙されるような状況に追い込んでしまった要因は、私たち家族にあるのです。夫として父親として尊敬しなかった私たちに責任があるのです。
一方、騙した相手の方を考えてみたいと思います。
清らかな心を持つことができたでしょうか? 罪の意識から全く離れて、毎日毎日を快適に、生きている喜びに満たされて過ごすことができたでしょうか?少なくともある一定期間は、あるいはある瞬間においては、追われること、持っているものをまた奪われること、そしてさらに人から奪うこと、これにいつも心がとらわれていたはずです。そうであったら、心はいつも疲れていたはずです。こうして貯めていたマイナス貯金の精算はこの人自身がどこかでしていたはずです。少なくとも、生きている喜びに満たされることがとても少なかったはずです。
自然と、罰を受けていたのかもしれません。これまで受けなくても、この先大きなマイナスの生産がこの人にかえってくると思います。またしても私に大切なことを思い出させてくれる出来事でした。
今日も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。