得をするのは周りの人だけで、私は得な思いはできない。いい思いはできない…こんなイメージがありませんか?大きくうなずいたあなた、潜在意識に落とし込まれたイメージを書き換えて、人から羨まれる現実を手に入れましょう。あなたのイメージプランナー、ユキーナ ・サントスです。
自分はいつも損する、この言葉にざわざわしたら、相談してみませんか?
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今日は地域の発展とそこに住む住民の発展について考えてみました。
つまり、何もしなければいい思いはできない、ということです。仕込みをしっかりしない限り、そこからいわゆる恩恵を受けることができません。地域の観光開発などを例にとって考えてみたいと思います。
ちょっと前置きですがこれです。
ありがたいことに、去年メキシコで研究論文の発表しました。これで最優秀賞をいただきました。その後、本当にありがたいことに、こちらの業界団体から今年ももう一度来て話をしてくれ、講座をやってくれ、というお話をいただきました。感謝して役にたつことをお話しさせていただこうと思っています。
この関連で、先週末は、沖縄の離島、伊是名島に行きました。そこで役場の方を始め色々な方にエコツーリズムや、古民家再生について取材をしてきました。ここから考えたことがあります。それは、地元の人が地域活性化の恩恵をどのように受けるか?ということです。
こんな例え話にちょっと似てるのかなと思います。
ある人が1億貯金しました。そして金利を毎年百万位もらってるとします。これを見ていた人たちが羨ましいなぁ、自分はどうして毎年1百万円もらえないんだろうと疑問に思います。「あなたはいくら貯金してますか?」と聞くと「いや、全く貯金してない」とこんな答えが返ってくるのです。
わかりますか?金利が欲しければ、元本を入れないといけないのです。元本も入れていない家から、金利がもらえない、と言って文句を言われても困るわけです。
観光開発と言うのはこれに似てると思います。この力は素晴らしい、こんな素敵なレストランを出したら、観光客に映るだろう…と思った人が自分のお金を使って、そして自分がお金をかけて身に付けたノーハウを使ってレストランをやるわけです。それが当たって大儲けする。この人は、自分の投下資本と、お金をかけてノウハウを学ぶ、という投資をしているわけです。この基本的な仕組みがわかっていないと議論が噛み合わなくなります。自分たちの土地に来て、内地の人がお金儲けをしている。どうして自分たちにお金が落ちてこないのだろう?こう考える前に、それなりの投下資本をしていますか?と私は言いたいのです。利益が欲しければ、利益に見合う資本投下を考えないといけません。
私は沖縄に来てもうすぐ6年になります。沖縄が開発され、内地の業者がたくさん来て沖縄はどんどん発展していっています。様々な場面で耳にするのは、「内地の業者だけが儲かって、地元の沖縄の人には何もメリットがない」、ということです。大手を含む内地の業者は、これまで積み上げてきたノウハウがあります。彼らが独自で調査をして、沖縄にないものを持ち込み、試行錯誤を繰り返しながら成長してきたのだと思います。内地からの業者の活動を遠巻きに見ているだけでは、いつまでたっても、沖縄の人たちが彼らが望むような恩恵を受けることはできないと思います。
商業施設の運用とはどうすれば良いのか、基礎調査、市場調査、コンセプト作り、施設設計・デザイン作り、テナントづけ、資金計画、運用計画、バリューアップ計画、施設の維持管理、テナント管理など、実際に一緒に計画をすることによってこのようなノウハウを学ぶことができます。
沖縄のような土地、ここが観光地として開発される事は非常に喜ばしいことだと思います。
その恩恵をうけたければ、覚悟を決めてできる人から学ぶ勇気、これだけが必要なのだと思います。
今日も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。