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昨日に引き続き、どうしてBrexitが大丈夫か、書いてみたいと思います。
3番目 投資のしやすさ、これについてお話しします。
本当のセレブはどうして犬を飼っているのか、この時にもお話しをしましたが、ロンドンには、世界の市場でビジネスをしている投資家が集まっています。
このような方たちは、自分たちの独自のスタイルを持って投資をしています。そのスタイルに従って行動すると投資がとてもやりやすいのです。
例えば、不動産ですと対象になるエリアが限られています。サイクルも読みやすいのです。そして判断が早いこと、これが投資の1番の決め手になります。早く判断をして行動すること、これがやりやすいのがロンドンのマーケットです。ではBrexitがおこったからといって、ここから離れるのかと言うと、答えはNoです。すでに築き上げたマーケットがあるので、やはりここでプレイをすることになるのではないかと思います。
私が投資家だったら少なくとも一定の投資予算はここに割くようにします。こうした判断が考えられます。ですから、一定の投資家は少なくともこのマーケットを捨てたりはしないだろうと思うのです。
4つ目の理由に入ります。
それは、英語の優位性です。
わかりやすい例ですと、小公女セーラを思い出してください。セーラを助けてくれたのは、インド人の裕福な起業家でした。イギリスが産業革命で発達していく時から、こうした植民地とイギリスはとても深い関係を持っているのです。親の代から、その前から続く関係性をわざわざ断ち切って、どうして新たな世界に自分の生活と経済の基盤を求めるのでしょうか?これだけ仕事がしやすくて、住みやすいところにそのままとどまるという選択が合理的ではないでしょうか? 英国人やアングロサクソンを考えるうえで、合理性はとってもとっても大切です。もちろん、イギリスを追われるときのことを考えて、皆さんいろいろ手を打っていると思いますが、自分から進んで出ていくという流れでは無いようです。
ここ、ロンドンは本当に文化的背景が多様だと思っています。たくさんの中東の人がここに来ることができます。彼らは本当に小さい時からイギリスの英語を身に付けています。そしてここで人脈やネットワークを築いています。地理的な条件もアメリカに飛ぶよりもロンドンに飛ぶ方がはるかに近いのです。このロンドンとのつながりをすててあえてアメリカに行く意味がないと思います。アフリカからもたくさんの人が来ています。そして東欧や南ヨーロッパからもたくさんの人がここを目指しています。ほとんどの人が、イギリスの英語を話しています。
自分の母国語の言語に加えて、もう一つ国際的な言葉を話すとしたら英語でしょう。苦労して英語を話すには、やはりここの経済性に魅力を感じているからでしょう。将来性を見ているからでしょう。
Brexit があっても、言語に加えて、地理的なつながり、文化的なつながりを考えると、経済の底で支える人たちが引き続きコミットする市場だと思うのです。
こういうことを考えていくと、イギリス、特にロンドン中心のエリアは大丈夫だと私は思うのです。
今日も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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