あー、私が話そうと思ってる時に、上から目線で話すんだからな・・・この人は…あなたの妻に、夫に、あるいは上司にこんな風に思ってませんか?かぶせて話す人からのイライラ解消しましょう、あなたのお話ファシリテーター、 ユキーナ ・サントスです。

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今日仕事のミーティングの最中に面白いことがありました。あるクライアントさんに、弁護士や税理士、私も含めた専門家がアドバイスをしているという状況でした。

このクライアントさんは、家族の愚痴や、隣人から嫌がらせを受けていることなど、ご自分の気持ちをお話ししたかったようです。

それでもこのクライアントさんが話をしようと思って口を開く瞬間、「相手がこう言ってくるのは良い兆候じゃないですか、気にする必要ありませんよ!」、と弁護士がかぶせて話をするのです。

また別のタイミングでこのクライアントさんが、「実はこの土地は母が祖母から相続した土地で・・・」と話しかけるところ「それはこの本件とは関係ないですから、そもそも問題になっているのはこちらの物件の方ですから。。」と税理士がかぶせて話をしてしまいます。

クライアントさんは初対面なのですが私の方を向いて、私に切々とと思いを語ってくれました。このクライアントさんの話を聞きながら、私は横にいた別の専門家たちのことを、どうしてこの人達はかぶせて話すんだろう。。。と思っていました。

この税理士さんとは何回も別のミーティングに同席したことがあり、私もそのたびごとに、あーまたかぶせて話してるよ…と思っていたのでした。

ですが、おいちょっと待てよ・・・と今日の私は考えています。

問題は、かぶせて話す人たちではなくて、かぶせて話す人を見て私がどう思っているかなのです。私はどうしてこんなに「かぶせて話す人に反応するか」なのです!

自分の心の中を掘ってみました。

かぶせて話する人を見て、どう思って、どう感じるの?


思い: 偉そうにしている、思いやりがない、自分のことしか考えていない、自分しか見えていない、自分がすべての判断基準だと思っている、相手がかわいそう、自己中心的

感情: 腹立たしい、どうして腹立たしいのか?弱い者の声を聞かないから、聞いてほしい人の声を聞かないから、聞いてほしいのに聞いてもらえない、それはみじめで、切なくて、やり切れない、私はここにいるのに、存在を認めてもらってないようで、悲しい

 

ここで思い出したことがあります。

私は子供の時に「どもり」でした。親にも周りの人にも言いたいことがたくさんありました。けれども言葉を発すると、笑われて馬鹿にされるので、黙っていたことが多いのでしょう。私の言うことを聞いてもらいたい、そう思っていました。

母が幼稚園の時の先生からあるとき、こう聞かれたそうです。「お母さん、ゆうちゃんのお話を聞いてあげてますか?」母はこの言葉に「はっとした」そうです。姉たちの話を聞くことがあっても、私の話を真剣に聞いてあげていなかったなと思ったそうです。

このときの悲しい気持ち切ない気持ち、惨めで苦しい気持ち、これをゆっくりとじっくりと思い出してみました。ちょっと長くなってしまったので、続きは明日にします。

今日も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。