ひとから嫌われてもいいよ・・・と肩で風切っているあなた、もし心にぽっかり穴があいたら、お話してみませんか?
あなたのハートウォーマー、 ユキーナ ・サントスです。
いやな人間だな、自分、と思ったら相談してみませんか?
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われ、人思う 故に我あり
昨日、合気道の山口先生がおっしゃった言葉です。
われ思うゆえにわれあり、もともとはデカルトの言葉でした。「「自分はなぜここにあるのか」と考える事自体、自分が存在する証明である」I think, therefore I am.翻訳するとこうなります。
山口先生がおっしゃった、「われ、人思う 故に我あり」は、日本人のフィロソフィーを表現していると思います。人間も動植物も、この世にいるものは、宇宙の意思と合致する、このことを言っています。
自分が自分が!を推し進める人、自分のあらゆる権力を使って、力を使って、相手をねじ伏せようとする人、これは必ず相手から反発されます。そして相手がどんどん自分から離れていきます。他の人から尊敬されたいのに、それとは逆に自分が孤独になっていくのです。
孤独の中に魂の幸せはありません。
物質が満たされても、心は孤独で虚しいものです。
自分のことではなくて、相手のことを思うようにします。相手が何を求めているのか、これを考えるようにします。そうすると、自分が相手を受け入れた分だけ、相手からも自分が受け入れられます。そして人から必要とされる自分になります。人から必要とされ、感謝され、人と一緒に生きることの喜びを味わうことができましす。生きている実感を持つことができます。
どういうわけか、仕事の合間に同僚が僕の周りに集まってくるようになりました。自分もやっと、この合気道の世界で、黒帯になったような気がします。
彼の表情は明るくなって、以前とは別人のようでした。そしてこれからの自分の目標に向かって、チャレンジするエネルギーで満たされてるように思いました。
人のことを思ったが故に、彼は本当の幸せに気づいたのです。人間としての幸せに気づいたのです。生きていて良かったと思うのです。
だから、山口先生の言ったことは本当なのです。私は他人のことを思う、思いやる、それが故に、自分がいる。生きている自分を実感できる。まさに、われ、人を思う、故に我あり、なのです。
山口先生はおっしゃいます。自分のこの体ですら、この世の間だけの借り物なんだよ。オギャーと生まれていずれは返すのだよ。ましてや、財産や肩書や地位や名誉や、そんなものは何は一つ、あの世に持っていけないんだよ。
人間として生まれた感動を味わう、これ以上の喜びがあるだろうか? 山口先生はこのようにもおっしゃいます。これがまさに心の幸福だと思います。
今日も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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