こんにちは、
「不動産投資アドバイザーは、世をしのぶ仮の姿…実は、宇宙飛行士になりたいユキーナサントス こと富塚祐子です。


さて今日は、とってもユーモラスな自分のライフワークについて考えてみたいと思います。

働き方改革が叫ばれている中、いわゆるワークライフバランスを考えてみたいと思います。自分の好きなこと、本当に仕事にできないのか?これです。

それはずばりコレでしょう。自分が本当に好きなこと、やりたい事は諦めなくて良い、ということです。

私は小学生の時、中学生の時も、星を見るのが大好きでした。ギリシャ神話で星座の物語を読んだり、宇宙の話を見たり聞いたりするのは、わくわくしました。

母親が、小学校の時の、おそらく5年生が6年生の時でしょう、担任の男の先生にこう聞いてくれました。
「うちの子は、天文学者になりたいようですがどうしたらいいんでしょうか?」
「女の子は、色々とやりたいことも変わりますから…」
こんな会話が交わされたと聞きました。この先生のコメントを聞いて、「お前には天文学者になることができない」と言われたようで、しょんぼりしました。当時の自分のガッカリした気持ちを今も覚えています。

10年位前、アメリカのヒューストンに行く機会がありました。迷わずNASAの宇宙センターに行って、スペースシャトルを見たりしました。やっぱり自分が昔やりたかったことの思い、これはずっと残っているのだと思います。

私の、やりたいことリストの中には、この「宇宙に行く」、というのが入っています。実現するかどうかわからないですが、テクノロジーがこれほど進歩している今、10年後には、おそらく人間が気軽に宇宙に行けるような、そんな時代が来るんじゃないかと思っています。

さてさて、なんでこれを思い出したかと言うと、先週末にお会いした青年の話を聞いたからです。私のお友達の息子さんですが、この春に大学を卒業、就職が決まっているそうです。有名なシンクタンクでIT関係の研究者になるということでした。

今までやってきた事と、全然違うのでできるかどうか心配です…というようなお話をしていたので、「今まで何をされてたんですか?」と聞いてみました。
「…昆虫の研究です…」
「えー!!それは確かに今までの分野と全く違いますね…」
それからひとしきり、この青年と昆虫の話やアートの話をしました。

そこで私の頭にぱっと浮かんできたのは、NHKのBSで放送していた、コズミックフロントという番組のあるワンシーンです。

https://www.nhk.or.jp/docudocu/program/1861/2120240/index.html

ハリウッド映画は、最先端のコンピューターグラフィックを使って制作されているのは皆さんもご存知だと思います。その中で、例えば宇宙人を作る、宇宙都市を作る、宇宙船を作る、などという特殊なデザインを考えてみます。その作り方を見てみると、本当に驚きました。

日頃見慣れている、車や電車の1部、それプラス魚や動物、昆虫のあらゆる部分を組み合わせて宇宙人などができているのです。いやーこれには正直、度肝を抜かれるほど驚きました。

そしてさらに、これを組み合わせて宇宙人を作るためには、発想の仕方がとっても柔軟でなければなりません。魚と言われて、横から見て、背びれ尾びれがついている、いわゆる魚の形をイメージしたらダメなのです。上から見た魚、下から見た魚、後から見た魚、水面に映った魚などいろいろなアングルから見てみることが必要になるのです。

この青年に、この最先端の宇宙グラフィックデザイナーの話をしました。そして昆虫も1つのアングルだけではなくて、いろいろなアングルから見なければならないこと、そして芋虫だったらキャタピラの部分を拡大してみたり、バッタの触覚の部分を拡大してみたり、そういうズームイン、ズームアウトの発想が必要になってくる、という話をしました。

こちらの青年は、大変興味を持って聞いてくれました。そして熱く語ってくれました。「僕はカイコが大好きなんです。カイコも幼虫の状態ではなく、蛹になった時がまた素晴らしいんですよ…昆虫の動きで最先端の宇宙人などができるのはとても楽しいですね。」


このハリウッドの宇宙CGデザイナーになるのは、まさにこのような方ではないかと思いました。昆虫を見るのが大好きで、それも1つのアングルだけではなく様々なところから展開ができて、その動きひとつひとつに想像力を持って観察することができる、こんな方がおそらく望まれている人材だと思います。

「ね、このハリウッド映画製作会社に求められているのは、まさにユーYou !! このハリウッドのグラフィックアートの会社はあなたのような人材を必要としてると思いますよ…」

「そうですね…まずは、日本の会社で働いてみてから…」
この青年の答えに、私も納得です。そうそう、私の時代もこれまでも、みんなそういう発想を持っていたんだなぁと思いました。

 

やりたい事はあるけど、いきなりそこに冒険するのは大変、まずは日本の慣れ親しんだ社会で安全な道を歩きながら…そう考えてしまいがちですよね。

けれども今の時代は違うのではないでしょうか?月から金までは固い仕事、いわゆる堅気(かたぎ)の仕事をして、土日は、はちゃめちゃに自分の魂が喜ぶ仕事をしてもいいんじゃないでしょうか?

ロスと日本の時間差であれば、日本の会社が金曜日の夕方になった時から思う存分働けるわけです。土曜日1日は遠隔でインターネット通話などを通じて、同僚と話をしたりすることもできるわけです。

そしてゴールデンウィークや夏休み、冬休みなど、まとまった時に1週間でもロスに行ってくれば、それはそれで素晴らしい仕事が出来るような気がします。


月から金まではいわゆるITのスキルや知識を吸収し、土日にそれを自分の好きな昆虫研究を通じて爆発させる、こんな楽しいワークライフバランスが待ってるのではないでしょうか?

この青年と一緒にお話をして、私も自分の夢が叶うような思いになり、とってもワクワクしました。

ワクワク感は、今の時代のキーワードですよね。これを共有できる、とっても幸せな時間をいただいたように思いました。ありがとうございました。」 ご意見をお聞かせ下さい。よろしくお願いします。

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