インバウンドを取り込め取り込めって言われるけれど、どうやってやったらいいかわからない…ため息をつくあなた、インバウンド需要予測が楽しくなる、発想の転換してませんか?あなたのスキルプロモーター、ユキーナ ・サントスです。

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今日は、令和時代を予測してみたいと思います。つまり豊かになると人の意識が外に向かう、これを皆さんと考えてみたいと思います。

昨日、サザンの桑田さんの1人紅白の話をしました。

桑田さんが絶賛していたのは、久保田早紀の「異邦人」です。私は昨日、車を運転しているときに、口ずさんでみました。私が小学校高学年の時のヒット曲だと思います。小さい時によく覚えた事は、その後何十年たっても覚えているものです。口をついて歌詞が出てきました。

そして、この歌詞は、一体何を伝えようとしているのか?これがちょっと気になってきました。

ですのでウィキペディアなどで調べてみると、この歌は作詞作曲は歌手の久保田早紀さんのようです。1番最初の出だしも、実はシルクロードの風景ではなく、東京「国立」の駅前の風景だったということが書いてありました。

これを取り上げて、曲のタイトルも異邦人とし、シルクロードのテーマと名付けたようです。

この編曲やプロモーションに関与した方が、ジュディオングの「魅せられて」をプロモートした方でした。「魅せられて」はエーゲ海をイメージして大ヒットしました。そこでシルクロードをイメージしたものが次のヒットとなったようです。

1970年代の後半は、日本の好景気も落ち着いたものの年間10%近くGDPの伸びがありました。自分たちの生活が豊かになって、人々の目が海外に向いていた時なのでしょう。

アメリカ横断ウルトラクイズをご存知でしょうか?これも1970年の後半から始まりました。当時は18歳以上でパスポートを持っている人ならば、誰でも1番最初の予選に参加することができたのです。当時小学生だった私はじだんだ踏んでくやしがりました!あと何年も待たなければならなかったからです。

日本人にとって、アメリカは豊かさの象徴でした。アメリカに行くというだけで、とてもワクワクしたのです。ウィキペディアの資料によると、番組が始まった当時の77年には年間315万人だった日本人の海外旅行者数が90年代には年間1000万人超となりました。2018年では、ほぼその倍の1900万人近い観光客が海外を訪れています。

さて、世界の中で経済が成長している国というとアジアのイマージングマーケットが挙げられます。私はこの中で、特にフィリピンの不動産のアドバイザリーをしています。

フィリピンの経済成長率は年間6から7%です。かつての日本に比べると低い成長率ですが、このような成長率がアジアの他の新興国にも見られています。そしてそれが今、日本にこれだけインバウンド需要が出てきている理由になっていると思います。

かつての日本と同じようなパターンが見られるわけですね。昔の日本を見ているようです。1990年頃には約300万人だったインバウンド観光客が、2018年にはほぼ10倍の3200万人になっています。

この傾向はいつまで続くのか?単純にGDPで考えるならば、安定した経済成長率、毎年2から3%になるまで、続いていくのではないかと思います。

かつての日本は、今のアジアなどのイマージングマーケット(新興国)にあります。「異邦人」が流行る、アメリカ横断ウルトラクイズが流行る、こうした事実からヒントが出てきます。海外への憧れを刺激するものは、この先もニーズがあるのでしょう。今はこれだけ情報が出ている時代ですから、その情報にひと工夫が必要なのでしょうね。よりリアリティーがあったり、あるいは外国人観光客のニーズを満たしてあげる何かがあれば、とても受け入れられるのだと思います。

 

今日は、異邦人からインバウンドビジネスの将来を考えてみました

今日も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。