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今日は、マイナスエネルギーのやりとりが、いかに現実の世界にたくさん影響汚しているかという話をしたいと思います。

ゴッドファーザーの中の、カルロとコニーの夫婦、そして2人の仲を取り持った、コニーの兄、ソニーとの関係です。

マイナスエネルギーのやりとりばかりしていたので、コニーは兄と自分の夫を失うということになるのです。

皆がみんな、自分の感情の解放をすることをしないで、相手から何かを奪おう、というマイナスの行動してしまったので、大切なものを失うという結果になりました。

カルロの暗殺の背景はこのような出来事でした。

カルロはマイケルの妹コニーの夫です。カルロは、妻のコニーが妊娠しているにもかかわらず、浮気をしています。UMIカウンセリングで考えてみると、浮気をするにはそれなりの原因があるのです。家にいて自分のエネルギーが満たされない、エネルギーの漏電が起こるので、そのチャージを外に求めるのです。

このコルレオーネファミリーでは、ファミリーの一員になったけれども、実際自分の活躍の場がなく、家庭でも職場でも尊敬がなく、自分の存在意義が満たされない、そんな状態だったことが伺えます。それで家庭のほかに、エネルギーチャージの場所を求めていたわけですが、求めれば求めるほど、当然のことながら端を不機嫌になり、家庭の居心地が悪くなり、妻に当たり散らす、そんなDV夫になりました。

父親のヴィトコルレオーネは「夫婦の問題に他人は関与するな」と距離を置こうとしますが、兄のソニーは黙っていません。なぜならばカルロは、もともとはソニーが妹のコンスタンツァに紹介したのです。ソニーはとても怒ります furious 激昂という言葉がありますが、カルロを追い詰めて、路上でボコボコにするシーンは、本当に迫力があります。

前々回のブログで、怒りは第一の感情、その人に第二の感情がある、と書きましたが、ここにあるのは、罪悪感でしょう。妹の幸せを思ってカルロを紹介したのに、逆に不幸にするとは、コニーの顔の青アザを見ると、自分の罪悪感がとてつもなく刺激されたのでしょう。そして諸悪の根源はあいつ、カルロを折檻するという行動に、ソニーを駆り立てたのでした。

人から尊敬されたい、家族から尊敬されたい、感謝されたい、自分の存在意義を認めて欲しい、それなのに、罪悪感がある、申し訳ない…こんな気持ちをソニーが持っていたのではないでしょうか?

そして宇宙の法則で考えてみると、同じ思いは、カルロも思っていたことになります。

妻からも仕事仲間からも尊敬される自分でありたいのに、それができない俺、情けない、ふがいない、罪悪感、自己嫌悪、

ファミリーの中でこのマイナスのエネルギーが回っていたことになります。

マイナスのエネルギーのスパイラルを断ち切るには、どこかでプラスを発するような形にすればよかったのではないでしょうか?

例えばコニーが、かわいそうな自分を演じているのではなく、とっとと実家に逃げ帰って、自分の好きなことをしている、そしてカルロに自分がかけたいと思った時に、愛情だけをかける

あるいはカルロは、このファミリーの中では、自分が幸せになれないと思うから、他の道を探したいと、心からドンにお願いしてみる

もしかしたらサニーは、妻でも愛人でもどちらでもいいので、コニーを不幸にしたのは自分だ、罪悪感で苦しい、と感情を出して、自分の潜在意識を解放していく、

こんなプラスに変わるようなことが少しでもあったならば、ゴッドファーザーのストーリーは変わっていたような気がします。

結果的には、ソニーも、カルロも自分の心の中の罪悪感を他の人で埋め合わせようとしたので、自分の命が奪われてしまう、という悲劇が起こったように思います。

ソニーは、自分の罪悪感を刺激するカルロを半殺しの目に合わせました。自分の罪悪感が軽くなったかというとそうではなく、相手のエネルギーと生きる希望を奪おうとしたので、余計大きなマイナスで精算することになりました。

カルロは自分が生きるか死ぬかの目にあったので、この恐怖から逃れるには、諸悪の根源をなんとかするしかない。そしてその結果も考えずに、ソニーを消すために、あらゆることをするのでした。

ここにもやはり、自分の存在がなくなってしまう大きな恐怖があります。その恐怖を消すための「怒り」が見られます。

何もかも水に流したり、相手の怒りの矛先をちょっとそらすだけで、誰も傷つかない、誰の命も脅かさない解決策があったと思うのです。

でもこれもおそらくDNAなのでしょう。自分の存在が消えてしまう恐怖をなくすには、相手の存在を消すしかないと言う考えにとらわれてしまっているのです。

今日も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。