料理とかスポーツとか、食べたり見たりするのはいいけど、やるのはなぁ…と思うあなた、体験することにざわざわしたら、あなたのメンタルブロックの取り時かもしれません。あなたのメンタルブロッククレンザー、ユキーナ ・サントスです。

あと一歩、踏み出す、にざわざわしたら、相談してみませんか？

カウンセリングやってます！

最近、テレビでサザンオールスターズの桑田佳祐さんが、1人紅白というのやっていました。

1人で、紅組の歌手の歌、白組の歌手の歌、と歌っていくのです。

ここから、体験することがいかに大切か、これを皆さんにお伝えしたいと思います。

これまで聞いたことある曲が、桑田さんの声で歌われ、サザンオールスターズのようなアレンジになってるように感じました。

これはとても新鮮でした。

1つの曲を歌うことに、桑田さんがスタジオでコメントしている映像になります。この歌を歌うときにどう思ったか、どう感じたか、この歌のポイントは?など桑田さんが解説していくのです。

このコメントが、とても考えさせられる良いコメントでした。

桑田さんの全部のコメントを通して思ったのがこれです。

実際に自分で体験することがいかに大切か?

例えば、中島みゆきさんの別れ歌を歌った桑田さんがこういいます。

道端で立ちすくんで、別れた男性の名前を呼び続ける、そんなことありえないでしょう、と思うじゃないですか？ でもこの二拍子(ツービート?ずんちゃ、ずんちゃ、ずんちゃ、のリズム) であの歌詞を歌っていくと、みゆきさんが降りてくるんですね。そして自分が中島みゆきになっているような気持ちになるのです。まさにあの歌はみゆきさんそのものなのでしょうね。偉大な歌です。

言葉の端々は違うと思うのですが、桑田さんはこのようにおっしゃってました。

 

そして歌うことで、その歌詞の素晴らしさや、その曲の一つ一つ細かいところを味わうことができると言っています。

 

久保田早紀の異邦人、これも素晴らしい、これは大傑作ですね。細かいところの芸術性といいますか、あの盛り上がり感、気持ちの抑揚感といいますか？傑作ですね。。。

 

J-Popの巨匠、槙原さんについては、言葉が先、言葉ありきの歌だというふうにおっしゃっています。

 

一瞬笑ってしまったのはここ、「勝手にシンドバットも、あれは皆さんから、あんな風に適当に歌って。。。と言われるのですが、実はすごく苦労して、よく考えた歌なんです。」 これも確かにそうかもしれないです。あれは実際、自分が作ると思ったら、おそらくできないと思いますので。

 

40年間、サザンオールスターズをやってきてる桑田さんです。40年間日本の大衆、若者の心を魅了している桑田さんです。やっぱりいうことが違うなと私は思ったのです。

 

そして、何事も自分がやってみて初めてわかる、と言うことです。単なる聴衆であったり、部外者のうちは、あれはこうだ、これは良くない、ああすればいいのに、などと好き勝手なことをいうことができます。

 

けれども、一度自分が相手の側に立って実際にやってみると、たくさんのことが見えてくる、わかってくる、物事を深くとらえることができる、こんなことができると思います。

 

百聞は一見にしかずです。

100回聞いてみても、1回見ることには及ばない、実際見ることがいかに大切かという話ですね。

そして百見は一動にしかずだと思うのです。

100回見てみても、自分が1回実行するには及ばない、自分が実体験をすることがいかに大切かという事ですね。

最近のオフィス環境の話をしたときに、アートや、芸術から得る感性がビジネスの意思決定にとても大切という話をしました。

おしゃれなオフィスは社員がやめない？オフィス環境向上と社員の定着率１

私は、華道相阿彌流で生け花のお稽古しています。

最初は、見ることでこの流派が好きになりました。数多くある流派の中からこれを選んだわけです。

でも実際に門下生としてやってみて、こんなに凄いことをしているのか、と驚いたわけです。

そこから、「美」について深く考えさせられています。なぜこのバランスが美しいと感じるのか、どうしてこれほど心の平安が得られるのか、哲学者になったような気持ちで考えます。

ちなみにこれは、この時期の作品、カキツバタです。駐日イタリア大使夫妻が、これは素晴らしい、と絶賛して

いただきました。日本人からしてみると、その辺の水辺に咲いていそうなカキツバタです。何がどう美しいのだろう、と疑問に思う方もいるでしょう。けれども、自然に生えているものを切り取って、花瓶に生ける、この状態の花しか見たことがない。このような環境に育った人だったら、この杜若には衝撃を受けるかもしれません。このような形で、目の前に出されることがないからです。

そして彼らは明らかに、美の感覚、DNAの中に埋め込まれた優れた美感を持っているのです。

だから、どうやってこれを作るのだろう、ここに考えがいくわけです。

 

これは実際にやってみないとわからないのです。

見るのはいいけど実際にやるのはな。。と思ってためらっている事はありませんか?

とにかくいちどだけでも試してみよう、実際にやってみよう、そう思うことで様々な道が開けてくると思います。

体験は何にもまさる、体験することで、自分が新たなステージに行ける。これをサザンオールスターズの桑田さんから学びました。

とても良いお話なので皆様とも共有させていただきます。

今日も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。