私の彼は、オットは何をしても怒りだす 本当に手がつけられない、これって自分のことじゃない?と思ってどきっとしたあなた、おこりんぼ将軍懐柔策、教えます! あなたの幸せクリエイター、 ユキーナ ・サントスです。

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真冬になると、日本のグチ、日本人の愚痴、こんなところに来るんじゃなかったと口を開けば怒りだす、こんなオットの対処の仕方を教えています。

まず、相手がどんな不平、不満を言おうとも、それは相手の問題、相手が自分で選んだことだ、と自分の問題ではないと線引きをする。これだと最初にお伝えしました。

私もこの線引きをしてから随分楽になりました。

これは1から10まで全て、相手の問題、相手が自分で選んで送っている自分の人生なので、それによってこちらが怒ったり、哀しんだりする必要はないわけです。

では、このオットの愚痴をどうすればいいかと言うと、ただ聞いている、それだけで良いのではないかと思います。自分で選んだ出来事だから、どうしようもないのだけれど、それでも、とても辛い、苦しい、耐えられない、ということがあるので、妻にはその愚痴を漏らしているわけです。

なので、その愚痴について頭から否定するのではなく、なるほどあんたの言う通りだね、と言って相手を受け入れてあげるのです。

私はいつも、寒さはとても苦手なので、こんな寒い中で1日中外で働いている、それだけでもっと偉いなと思っています、ですからそこに対する感謝の気持ちは、声に出して言うようにしています。

「あなたの言う通りだよ、日本人の若い人たちは、みんなこんなことずっと働くことできないよ、みんな嫌になるよ、あなたは偉いよ」

これだけでも、相手にとっては嬉しいこと、喜ばしいことなのかもしれません。自分がこれだけひどい目に遭っている、被害者意識があるので、そこで追い打ちをかけるように、あなたは被害者でも何でもなく、被害者はこの私、むしろあなたは加害者よ、と言うようなトーンで相手を責めてしまうと、泥沼の喧嘩大会になってしまいます。

ほんの少しでもいいので、そうだね、あなたの言う通りだね、と受け入れてもらえると、自分に少しでも味方がいた、と思って怒りが少しでも楽になるのかもしれませんね。

私はあと、あなたの辛い気持ち、頭にくる気持ち、よくわかったよ。チチーニャ(私のあだ名)ができる事は何? と私に具体的に何をして欲しいのか、聞くようにしています。

そうすると大体、相手から返ってくるのは、何もないよ、マッサージだけしてほしい・・・と言ってきます。

私は主人の背中の上に乗って、足の指先で背骨をポキポキ負わせる、通称「ポキポキ」という(私たち夫婦の間の通称なのですが)技を主人にかけて、主人の大変なんだよと言うグチを淡々と聞いています。

主人が、自分がいかに大変かという事を何時間もかけて語った後で、おもむろに主人に聞いてみます。

「ねぇ チィ(主人のあだ名)、ブラジルは、システムがひどくて、やっていけないようなひどい国でしょう、日本は、寒くて差別もあるひどい国でしょ、どうすれば、ブラジルにいてもパラダイス、日本にいてもパラダイスになるかな?」

主人は一瞬、ちょっと驚いたようにして、ご飯を食べる手を止めています。

ブラジルに戻ってもだめなことばかり、日本にいるのも辛いことばかり、こういう状況よりも、どちらにいても、ここは楽しいなと思えるような環境にいるのが1番の幸せだと思ったのです。

「ノンセイ。。。わからないよ。。。」

こう言って、主人はしばらく考えていたようでした。

もちろんシュジンの考えを変えようとは思っていませんが、どこかと比較して、あーここには、〇〇がない、△ △がない、だからここはダメ…と悲しい気持ちになるよりは、ここには〇〇がある、※ ※もある!とあるものを探して、幸せな気分になった方が、長生きできるような気がしませんか?

これは外国人に限らず、何人でも、どこにいても同じなんだと思います。

特に冬の間の日本には、温かい対応も、気持ちいい風もなく、おいしいフルーツもありません。それでも、真夜中1人で歩いていける安全性や、何でも売ってるコンビニがあったり、こうしたものは変えがたい幸せなんだと思います。

昔はあったのに、今はなくなってしまった、とないものに思いを馳せるのではなくて、あるものを見ていく、この大切な姿勢を、なんと外国人の夫から教わっているのでした!

今日も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。