まぁまったく、うちの旦那は本当に何の役にも立たない…、出世してもらいたいけどその見込みもない…、あれ、これってうちのこと?と思ったあなた、ダンナ改造大計画を実行しませんか? あなたのためのストラテジスト、ユキーナ ・サントスです。
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今日は、世界のヒーローの話をします。
どんなお話かと言うと、夫婦円満の秘訣、パートナーと上手く生活する秘訣は、男性をヒーローとしてみる、これです。
有名なタロット占い師の守田矩子さんもおっしゃっていました。
「奥さんが、ご主人を世界のヒーローとしてかかわっていないのがいけないんです。毎朝ご主人を送り出す時、世界のヒーロー、いってらっしゃい、今日も私たちを守ってね!と言って送り出してあげればいいのです。世界のヒーローですから、弱い者を助け、世界のためにたくさん働いてくれるはずです。そして揉め事やグチには一切関わらなくなるはずです。こんな風に一生懸命働く男性が出世しないわけはありません!!帰ってきたら、世界のヒーローお帰りなさい!と言って迎えてあげればいいのです。世界の平和のために戦っているわけですから、しょうもない愚痴は言えなくなります。」
なるほどなと思うわけです。いつもながらこの方のおっしゃることはとても奥が深いです。これは私の思い込みかもしれません。占い師というだけで、「なんだ占いか!」とやや低く見られてしまうことがあるかもしれません。けれどもこの守田さんが言っている事は、いつも「占い以前の問題」だよね、と言うことをおっしゃっているのです。
独身女性のお悩み解決のビデオを流していらっしゃいます。
「私は幸せな結婚ができるのでしょうか?」
このようなお悩みに、ピシャリと一言です。
「ズバリ、できません」
何故かと言うと
「幸せな結婚という時点で、相手に幸せにしてもらうことを考えています。どうすれば相手を幸せにすることができますか、ではない。目の前にいる人を、運命の人だと思って、どうすればこの人が幸せになるか、一生懸命考えて行動すれば、必ず幸せになります。」
ここで大きな誤解が2つあります。
1 、結婚は、自分が幸せになるためのツールだと思っている。
今が不幸だから、結婚して幸せになろうと思っている。この最初のとっかかりが違うと私も思うのです。相手を幸せにしなさい、と言われても、えーじゃあ、私はどうなるの? このまま不幸のままなの? 私は幸せになれないの?このような疑問が女性から湧いてくるのではないかと思います。でも現実を考えると、この守田さんがいってることの方が正解だと思います。
自分で自分を幸せにすることができない人間は、やはり結婚しても幸せにはなれないと思います。他人の存在で、自分の幸せを実現しようとする、この時点で人からたくさん何かを奪っているのではないでしょうか?
問題点の2つ目です
2 男性が何に幸せを感じるのか、これを誤解している。
自分のパートナーを幸せにしてあげよう、こう思った途端に女性がやる事はこれです。心配と干渉、エステや無理なダイエットなど、自分の外見を変えようとする。どれもこれも、そこじゃないのよというポイントですね。こうして、女性が愛情表現でやる行動のほとんどは逆効果です。男性のエネルギーを奪う行為になります。男性を幸せにしていないのですね。
私もここに気づくのにとても時間がかかりました。けれどもこのポイントに気づいてからは、愛されているなと実感することが多く、とても幸せな毎日を過ごしています。これが私の望んだ幸せなのだと思うことがあります。
自分が世界のヒーローとして扱われること、これに勝る幸せはないと思います。
これは三島由紀夫もかつて小説やエッセイの中で言っていました。「すべての男性は英雄であり、大冒険、大立ち回りの後に美女に愛されて死ぬ」このような美学を持っていると言っていたような気がします。
そして、ヒーローとしてエネルギーが満たされない、こんな状況になると、依存症になったり、他のことでエネルギーをチャージしようとしたり、DVをしたりと思わぬ方向に変わっていきます。本来の自分はこうではないのに、現実と理想のギャップを埋められずに余計苦しんで泥沼にはまっていきます。
人はこの結果だけを見て、男性を責めることがあります。けれども大もとにかえってみると、その原因は、家庭でエネルギーが満たされない、ヒーローとしてみられない男性の悲しさがあるのです。
不器用で、いいとこ見せたいけれども、悪いとこだけよく目立ってしまう、こんな男性がたくさんいるのです。
こんな男性に、何やってんのよ、このバカ、アホ、間抜け、ほんとに役に立たないんだから…、と言うとエネルギーの漏電が続き、ずっと充電されません。そして、本当はやりたくないけれども、本当はヒーローでいたいけど、どんどんと堕落していく自分があります。この現状に傷ついて、さらに深みにはまっていってしまいます。
いいとこ見せることができない男性でも、自分の奥さんからは、あるいはパートナーからは、世界のヒーローとして関わってもらえれば、10個のうち1つは成功して大ホームランが打てるかもしれないのです。ホームランを打ったときもそうでないときも、世界のヒーローとして相手を見てれば、男性は必ず世界のヒーローになると思うのです。すべては男性を取り巻く、女性や家族の問題かもしれません。
ヒーロー伝説についていろいろ書いてみました。
今日も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。