伸びる会社の「本音トーク」　（フィロソフィ「本音でぶつかる」）　

こんにちは、あなたの心に寄り添う自分軸アドバイザー、ユキーナ ・サントスこと富塚祐子です。

仕事の場面では、本音と建前を使い分けることが求められます。

しかし、ベンチャーから急成長をした京セラをみてみると、

いつも本音で話すことが奨励されていたようです。

本音を隠して、建前で話していたのでは、中小企業は発展していかない、と稲盛氏はおっしゃいます。

今回は「本音でぶつかる」というテーマで稲盛氏がお話をされています。

「」内は稲盛氏のお話です。

「責任を持って仕事をやり遂げていくためには、仕事に関係している人々が、

お互いに気づいた欠点や問題点を遠慮なく指摘し合うことが必要です。

物事を『なあなあ』で済まさずに、絶えず『何が正しいか』に基づいて

本音で真剣に議論していかなければなりません。欠点や問題に気づいていながら、

嫌われるのを恐れるあまり、それらを指摘せずに和を保とうとするのは大きな間違いです。」

「ときには口角泡を飛ばしてでも、勇気を持ってお互いの考えをぶつけ合っていくことが大切です。

こうした中から、本当の意味でお互いの信頼関係も生まれ、より良い仕事が出来るようになるのです。」

「大企業の中にも、付き合い上手で「おべんちゃら」を言い、

建前の綺麗事を並べて平穏無事にしていれば出世できる、というところもあるようです。

しかし、中小企業では毎日毎日が修羅場ですから、建前論で済ませられる仕事なんてあるわけがない。

その中で会社を伸ばしていこうと思えば本音をぶつけ合わなければできません。

とはいうものの、これはなかなかやれるものではないと思います。」

なぜ本音でぶつからなければならないのか、稲盛氏は次のような理由を挙げていらっしゃいます。

 

「そのようなことがないように本音でぶつかるのです。真実をさらけ出して議論し合うことが必要です。」

と稲盛氏は再度強調されています。

本音でぶつかるときに、注意するのは次の2つのことだと思います。

 

1、みんなのための指摘であること

稲盛氏はこのようにおっしゃっています。

「ただし、本音を是として議論をするにしても、ルールがあります。まず、

相手の欠点をあげつらったり、足を引っ張り合うようなことは絶対にいけません。

たとえそれが事実であっても、そのような言動はご法度です。

必ず『みんなのために良かれ』ということに立脚した本音でなければならず、

建設的でポジティブな議論でなければなりません。そのような議論であれば、

必ずと言っていいくらい創造的な結論にたどり着けるはずです。」

2 、誰を満たすのか考えること

これは1番と似ていますが、1番の視点を持ったときに、さらにその奥深くにあるものです。

「みんなのため」と言っていても、それが「偽善的な思い」に基づいていることがあります。

また、あなたのためにと言いながら、人は次のような理由で行動します。

自分の正しさを証明するため、あるいは自分の正義感を満たすため

 

真実を告げる前に、これを今一度考えてみると良いと思います。

そのためには普段から、考える習慣を持っておくことが必要だと思います。

何のためにそれをするのか?

それは誰を最終的に満たしているのか?

これをいつも自分に問いながら、

行動の原動力にする必要があるのだと思いました。

本音を語る、その背景には、自分自身が自分に嘘をついていないか、

 

これを、自分に問いながら、実行する必要があると思いました。

本音とは何か？これについて考える機会をいただきました。

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ご縁をつないでいただき、ありがとうございます。

 

 

今日も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

 

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