こんにちは、あなたの心に寄り添う自分軸アドバイザー、ユキーナ ・サントスこと富塚祐子です。

今回は、アメリカで起業された日本人の方たちのお話です。

多くの方たちは、アメリカの利益第一主義に辟易して、事業を大きくすることができません。その中でジュリーさん(仮名)は、アメリカの数カ所に支店を開き、着々と事業を大きくされました。

 

他の方とジェリーさんの違いは、次の点だと思います。

1、心が純粋なこと
2、素直なこと
3、反省すること
4、常識ではなく天意に従うこと
5、配偶者を大切にすること

 

ひとつづつ説明します。

 

1、心が純粋なこと

ジュリーさんは、若い時にオートバイに乗って暴走族に入っていたようです。そしてジュ―リーさんは会社に勤めました。その時の話を彼はこのように語っています。

「髪の毛を黒く染め直し、真面目に明るく仕事をしていたのですが、ある日、同僚から『ジュリーはまともじゃなさそうだから付き合うな』と専務から言われたと聞かされ、大変なショックを受けました。真面目にやっているのに、どうしてちゃんと見てくれないのだろうと思い悩み、眠れない日々が続きました。それでも、とにかく今できることをやればいいと思い、一生懸命黙々と働きました。」

 

稲盛氏はジュリーさんのことをこのようにおっしゃっています。「難しい話は好きではなくて、暴走族上がりで、もともとあまり勉強もしていない。難しい本を開けば、3ページも読まないうちに眠気がさしてくる。そうだろうと思います。しかし、みんなから盛和塾のことを一生懸命に勧められ、盛和塾というものに触れていくに従って、彼は変わっていきます。先ほど、(ジュリーさんは)持って生まれた素晴らしい運命の持ち主だったのではないかと言いましたが、暴走族上がりで、学校にもあまり行っていないというジュリーさんの姿は仮の姿であって、魂には素晴らしく聡明なものを持っていたのだと思います。つまり、出会っていなかったのです。今までそういうものに出会ったことがなかったために、出会うに従って、どんどんと魂が目覚め、興味を持つようになり、勉強していくようになりました。ジュリーさんは短い期間しか盛和塾での勉強をしていませんが、お話を聞きしてすばらしい変化をなさったと思います。

→やはり、心が純粋であることが大切だと思います。

偉大な事業の成功は、ただその人の心の清らかさにある、と言われます。心を澄んだ状態にしていきたいと思います。

2、素直なこと

アメリカで起業した他の方、アンディさん(仮名)はこのようにお話しされています。

「アメリカで信じられるのは契約書だけです。(盛和塾)は経営者の勉強会というのでマーケティングの方法やマネジメントの実務といった即、実用可能なテクニックが学べるのではないかと期待したのに、フィロソフィーや経営理念といった、一見ビジネスとは関係ない話ばかりしていて、あまりためにならないのではないかと思いがっかりして帰ってきました。それどころか、6つの精進を唱和すれば、ビジネスが成功すると思っている、なんて考えの甘い人たちなのだろう、と悲観的でもありました。(地獄の沙汰も金次第)というような経験を何度もして、危ない綱渡りの連続で、頼れるのはお金だけというシビアなアメリカ社会で、私は孤軍奮闘してきました。ここは日本と違う、フィロソフィーなんて綺麗事言っていたら瞬く間に会社は潰れてしまうと一人でつぶやいていました。」

 

一方ジュリーさんは、このようにおっしゃっています。

「・・・しかし、何気なく盛和塾の案内を開いてみると、「人は何のために生きるのか」という文章が目に止まりました。気がついてみると、こんなにも集中できるのかと思うほど読みすすめていました。私は、喜びや満足感を様々な高級品や見栄を張る品々から得ていました。しかしそのようなものがあふれてくる中で、妙に感じる、ある種の寂しさみたいなものはなんだろうかと思っていました。」

 

どちらの経営者も、稲盛氏のお考えに触れたわけですが、アンディさんは、こんなものが真実であるはずはない、と曲がってとられたのに対し、ジュリーさんは、ただ素直に稲盛氏の考え方に触れていきました。

お二人のこの姿勢の違いが、その後の発展にも表れているように思います。

3、反省すること

 

特に私の胸に刺さったのは、足るを知ると言う言葉です。自分を表現するものは全て高級な物品で、すっかり中身のない自分になっていることに気づかされました。いろいろなことを気づかせていただける月一回のDVD勉強会への参加は、次第に私の楽しみになってきました。入塾前の私はことあるごとに、従業員に「お前はクビだ、お前は解雇だ」とf言っている社長でした。これも大きく改めて、まずは同じ人間として向き合い、じっくり話し合うようにしていきました。

今まで自分中心でやってきた私です。人の心を実践するのは難しいことだと思っていましたが、稲盛氏がおっしゃっている利己を抑えれば、それが利他につながるという言葉を信じて、まずは必要以上に所有していた車や船を処分しました。そして残ったものに感謝すること、節約に徹すること、新しいものを手に入れないことに努めています。

 

このようなジュリーさんにおっしゃっています。「ジュリーさんは過去の自分の生き方を精算し、今まで従業員を立派に育ててこなかったことを反省し、これからは立派に育てようと思っていらっしゃいます。もっともっと会社を立派にして、素晴らしい人生を生きていこうと思われるように変わりました。

4-5は次回説明します。

 

今日も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

 

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