経営の神様が教える、潜在意識の使い方（フィロソフィ「潜在意識にまで透徹する強い持続した願望を持つ」）

こんにちは、あなたの心に寄り添う自分軸アドバイザー、ユキーナ ・サントスこと富塚祐子です。

今回は、潜在意識のお話です。稲盛氏は、潜在意識の力を活用することを、このように説明されています。

「」内は稲盛氏のお言葉です。

高い目標を達成するには、まず「こうありたい」という強い、持続した願望を持つことが必要です。

新製品を開発する、お客様から注文をいただく、生産の歩留まりや直効率を向上させるなど、どんな課題であっても、

まず「なんとしてもやり遂げたい」という思いを心に強烈に抱くのです。純粋で強い願望を、寝ても覚めても、

繰り返し繰り返し考え抜くことによって、それは潜在意識にまで染み通っていくのです。

このような状態になったときには、日頃、頭で考えている自分とは別に、

寝ている時でも潜在意識が働いて強烈な力を発揮し、その願望を実現する方向へと向かわせてくれるのです。

潜在意識の力を発揮するためには、主に次のようなことが必要ではないかと思いました。

 

1つずつ説明します。

1 潜在意識の力を信じる。(騙されたと思って試してみる)

「人間がオギャーと生まれてから死ぬまでの間に考えたり、思ったり、経験したりする事は、

全てこの潜在意識に蓄積されるといいます。私達の潜在意識は、今、私たちが使っている顕在意識の

何十倍もの容量があるとも言われています。

このような潜在意識を日常的に使えるようにするには、強く持続して意識し、覚え込ませるようにしなければなりません。

つまり、繰り返し繰り返し行って、潜在意識に浸透させていくのです。ビジネスでも、この潜在意識を使えば、

素晴らしい成果を上げることが可能になります。例えば、自分の会社をもっと良くしたいと毎日いろいろなことを考える。

その思いが潜在意識に入っていくと思いもかけない瞬間に、ぱっとひらめくことがあるのです。」

→ 人は次のように考えます。

 

このように捉えていると、潜在意識を活用することが難しくなります。

稲盛氏がおっしゃる経営12箇条の第12番目では、常に明るく前向きに、夢と希望を抱いて素直な心で、と言われています。

まずは、「そうか、潜在意識とはそれほどの力があるのか、では一つそれを試してみよう」　そう思って、

試してみる必要があります。本当に素直な心で受け入れる、これがどれだけできるかだと思います。

2  邪魔する意識をなくす(願いが叶わないメリットを考える)

「つまり、仕事の事や経営のことで、四六時中『有意注意』で、真剣に考えていると、

思いもかけない場面で潜在意識が働いて、素晴らしい着想を得られるのです。そのようなひらめきは核心をついていて、

今まさに自分が遭遇している問題を一気に解決してくれるものがほとんどです。

この『潜在意識にまで透徹する強い持続した願望を持つ』という事は、真剣に繰り返し考え続けることさえ心がければ、

誰にでもできることなのです。

世界中の成功者の多くが口にする事は、この『心に思った通りになる』ということなのです。

成功ストーリーを読めば、ほとんどがこのことに帰結しています。つまり、強く持続した思いは実現するという事は、

普遍的な真理なのです。潜在意識を使う使わないはそのプロセスの一つでしかなく、

『どうしてもこうありたい』と願えば、それは必ず実現するのです。

逆説的に言えば、成功できないのは、このことを信じようとしないからなのです。

信じられないから、強い願望を抱くこともせず、目標も実現しないのです。」

→ この逆説的に説明されている部分がとても大切だと思います。

これが実現したら、

仕事がもっと大変になる

パートナーとの関係性が悪くなる

自分の生きがいがなくなる

避けていた困難な問題に向き合わなければならなくなる

潜在意識は既にこれを知っていて、この本当に嫌な事実を避けるように働きます。

 

自分は本当にその現実を望んでいるのか、

思いが現実化したら、自分にどのようなことが起こるのか、それを実際に考えて見ることが大切だと思います。

別の言い方をすると、潜在意識でぼんやりと避けている、その内容を、具体化して、顕在意識にあげます。

そうすることで、自分が本当に望むことがわかってくると思います。

3  願いが叶っている自分をイメージする

上のステップ2でやる事は、「願いが叶ったら困る」この刷り込みを変えることです。

願いが叶ったら本当に嬉しい、あるいは自分が心の底から叶えたいと思う事柄を明らかにする、

これがステップ2の内容です。

そのためには、願いが叶った状況を具体的にイメージしてみるといいです。

売り上げ〇〇円を達成する。

これが達成できて、例えばスタッフと全員で慰安旅行に行く

新しい設備を導入しているところをイメージする

従業員の子供の笑顔をイメージする

このような創造が、潜在意識の威力を使うのに効果的です。

「中村天風さんが、この「持続した願望は実現する」ということを次のように端的に表現されています。

私も京セラのスローガンにしたり、また、盛和塾の例会で紹介したこともありました。

「新しき計画の成就はただ不屈不撓の一心にあり。さらばひたむきにただ想え、気高く、強く、一筋に」

つまり、どんな困難が立ちはだかっていようとも、自分は一心不乱に努力をするのだという心構えが必要なのです。

どんな艱難辛苦が待ち受けていようともくじけない、岩をも通すような一念でやり遂げてみせる、

そのように純粋に思い続けることが成功の秘訣なのです。」

私も、潜在意識についてはとても興味があります。いろいろと文献を読んだり、実践したりしてきました。

そして、自分自身の体験を通じて、現実を作るのは潜在意識だと実感しています。

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ご縁をつないでいただき、ありがとうございます。

 

 

今日も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

 

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