こんにちは、あなたの心に寄り添う不動産・投資アドバイザー、ユキーナ ・サントスこと富塚祐子です。

今日はビジネス、人材確保のお話です。

企業経営をしていると、毎日新しいことの連続だと思います。

その中で、この分野についての専門家が内部のリソースとして欲しい、そう思う事は自然だと思います。

私も、M&Aについて、金融について、投資について、動画などのIT技術について、どこにどういう専門家がいるのか?最近とてもよく考えています。

 

企業経営は、やはり従業員とその家族を守らなければいけませんから、新しい分野での失敗は許されないと思います。

そこを考えて、優れた人材を内部に入れないといけないと思います。

けれどもその人材が優秀なだけで、フィロソフィーを理解してくれないとまた会社の中でのハーモニも保てません。

優秀だけれどもフィロソフィーを理解する、そのような人がどうやって来てくれるのか?これが経営者の課題だと思います。

京セラの名誉会長の稲盛氏はこのように実践された、その実践記録がこちらです。

こういう人材が欲しい、その優秀な人材は、なかなか中小企業には来てくれません。

どうすればそれが可能になるのか、稲盛氏が教えてくれています。

 

京セラに移られた方のお話を「」で示しています。

稲盛氏とN氏初めて会ったとき、稲盛氏はN氏の上司に「御社のフィロソフィーは何ですか?」と聞かれました。・・・・・

N氏: 「取引相手がどのような考え方をしようとしているのかを理解するために、「フィロソフィー」という言葉を使うことがありませんでした。

また取引相手からこの言葉で聞かれることがなかっただけに、私はフィロソフィーという言葉を聞いて、大きな衝撃を受けました。

どのようなフィロソフィーを持つかという事は、企業や人間がどのような基準で行動しているのかということであり、それを根本的に理解しようとする稲盛さんの考え方に衝撃を受けたのです。

これ以降、私は何事にも原理原則があり、それをどのように自分なりに見につけるか、という習慣を身に付けようと思いました。」

 

N氏(株式上場について京セラに説明にお伺いした際には)・・・・

「稲盛氏は理論的な説明を求められました。

曖昧さを許さない雰囲気を持っており、説明する方も緊張を強いられました。

・・・・京都セラミックの株式公開の話を進めていくうちに、株式上場しても良いが、京セラには人がいないので、あなたが来てくれたら〇〇証券で上場しても良いという話になりました。

私は京都セラミックが成長企業である事は当然知っておりました。

しかし会社の成長よりも経営者の稲盛さんの人間性に大変魅力を感じておりました。

今後、このような人と出会えないのではないか、この人ならどんなことがあってもついていけると思いまして、即座に入社の返事をしました。」

この前に、N氏は何度も稲盛氏の自宅を訪ねています。

上場は日々の業務に直接関連していることではないので、仕事の話は深夜、稲盛氏の自宅でされていたようです。

そこで深夜ずっとフィロソフィのお話を聞いたのではないかと思います。

 

(その後、それまでいた大手の証券会社で「やめろ」と言われたけれども反対を押し切ってN氏は京セラに入社した、と書かれています。)

N氏「京都セラミックに入社して、証券会社との考え方の違いに戸惑いました。

その1つは、証券会社は株式市場の動向によって業績が左右されるために、全てにおいて結果を重視する風潮があります。

一方、京都セラミックは仕事の結果よりも結論に至る経過が正しいかどうかを重視していました。

2つ目は、入社早々の会議で、私は会社の問題点を上げまして、改善すべきだと発言しました。

出席されておりました稲盛さんが「あんたは、人にああせぇ、こうせぇと言うが、あんたは何をしてくれるの?」と言われました。

人に問題点を指摘する前に、それに気づいた人が手を出して解決することが必要で、それが部門を超えた問題解決とスピードを必要とする中小企業と大企業の違いであることを知らされました。」

 

N氏:「アメリカでの上場、ADR発行後(オイルショックで)京都セラミックの業績の見込みもたたなくなってきた。。。

担当者の我々としては「ここまで準備したのだからぜひ発行してほしい」と思いました。

また一般の経営者であれば、関係機関に対するメンツもありますから(上場を)断行したと思います。

けれども稲盛さんは「予想外の環境変化で業績見通しもたたなくなった。投資家に迷惑をかけることがあってはならない。止め!!」と直ちに発行取りやめを決断しました。」

 

あらゆる仕事、プロセスを何のために行うのか?いつも考える、これが大切です。

稲盛氏は、これをいつも考えておられたと思います。

ひとつひとつに、稲盛氏がいつもおっしゃっている事業の目的と意義を明確にする、ここが反映されています。

 

株式を上場する際、稲盛氏が社員に宛てたスピーチが載っています。

「。。。(株主の)方々は私どもが過去に素晴らしい成績を収めたから、今後の発展するだろうと思って我々の馬券を買われる。

そうしますと、地方競馬の優勝馬かもしれないが中央競馬において、輸入されたサラブレッドとか、すばらしい血統書付きの名馬を向こうにまわして一戦を交えます。そしてわれわれは必ず、勝たなければならんという宿命をおったような気がするのです。

これは一瞬だけではありません。

もし一戦勝てば次の一戦も勝つだろうとお客様は思うでありましょう。

「走れコウタロー」ではありませんが、今後、永遠に続くレースを、走って走り抜かなければならない、という気がします。。。

私自身、今回この上場を境に12年6ヶ月前の創業の時に帰って、皆さんと汗みどろ、泥んこになって頑張っていこうと思っています。

私を支援してくれる皆さんを信じて、今後も先頭切って頑張らせてもらいますので、よろしくお願いいたします。」

→ 最近考える事は、巨大な富を築きあげたり、成功を成し遂げた人の原動力になったものは何かということです。

それは、稲盛氏もおっしゃっているように、将来の不安や大変な責任感、プレッシャーであったように思います。

今回の機関誌の経営問答にも載っていました。

今、十分に利益を上げている、従業員も満足している、これ以上、成長する必要はどこにあるのか?

このように質問された経営者の方に、稲盛氏はこのように答えました。経営者の方が十分な利益を上げていて、社員の方もそれに充分満足して、幸せであるならばそれ以上何も望む事はありません。

京セラが1つの分野の成功を収め、そこに満足して次の展開を考えないでいたら、京セラは間違いなく潰れていたでしょう。

このようなことを稲盛氏はおっしゃっていました。

そして、このコロナ後の日本で、確実な産業は、もはや何一つ無いように思います。

この先も20年も30年も、あるいは100年も永続していく、それが見える企業は無いように思います。

この方向でがんばっていけば同じことを継続していけば、生き延びていける、このような企業や業界はゼロではないかと私は思います。

 

それをこのコロナウィルスが教えてくれてるのです。

ホテル、飲食店、サービス業、旅行、エンタメ、たくさんの経営者が、まさか全く営業ができなくなる、これが数ヶ月も続く、それは今の時代ありえないでしょう、と思っていたと思います。

戦争が起こるなら話は別だけれども、この時代にそんなこと起こり得ない、このように思っていたと思います。

私も、急にここまで経済が止まると思いませんでした。

 

それでも、仮に経済が止まって、売り上げがゼロになっても、数年間は従業員に十分な給料を払い続ける。

これを目指したとしたら、おそらく、どの会社も現状では満足できないはずです。

 

弊社はそうです。

まずは、この十分な利益を確保しなければ、従業員とその家族を守ることができないだろう、このように考えます。

 

それと同時に、フィロソフィーでも教わっている、独創的な仕事をする、この内容とが密接に関連してきます。

そして絶えず、世界の動きに目を配り、心を配っていれば、必要な動きが見えてくるような気がします。

そして、次の新しい動きを敏感にキャッチし、それを会社の中に取り込もうとする、稲盛氏がされたのは、まさにこのことだったのだと思います。

今日も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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