こんにちは、あなたの心に寄り添う自分軸アドバイザー、ユキーナ ・サントスこと富塚祐子です。

今回は、稲盛氏が利他の心についてお話をされています。

会社を経営する上でも、私たちは何か重要な決断をする時でも、

この利他の心に基づいて判断するかどうか、それが重要な材料になるとおっしゃっています。

「」内は稲盛氏のお言葉です。

「私たちの心には『自分だけが良ければ良い』と考える利己の心と、

『自分を犠牲にしても他の人を助けよう』とする利他の心があります。

利己の心で判断すると、自分のことしか考えていないので、誰の協力も得られません。

自分中心ですから視野も狭くなり、間違った判断をしてしまいます。

一方、利他の心で判断すると『人に良かれ』という心ですから、周りの人みんなが協力してくれます。

また視野も広くなるので、正しい判断ができるのです。より良い仕事をしていくためには、

自分だけのことを考えて判断するのではなく、周りの人のことを考え、

思いやりに満ちた『利他の心』に立って判断をするべきです。」

「利他の心」で判断しているかどうか、その見極めは、次のことを自分にきいてみるとわかると思います。

1  なぜそれをするのか?

2  誰を満たすためにするのか?

3  相手からの感謝(見返り)がなくても満足か?

4  自分は今、本当に満たされているのか? (足るを知っているか?)

 

1つずつ説明します。

1  なぜそれをするのか?

稲盛氏は利他の心を判断基準にするについてこのようにおっしゃっています。

「瞬間的に出てきた思いは本能から、しかし時間をおいて出てきた思いは利他の心から。。。。」

「最初に出てきた思いを一旦横に置いて、『ちょっと待て。稲盛さんが利他の心で判断しろ

と言っていたように、自分が儲かるか儲からないかということではなく、

相手にとってそれが良いことか悪いことかで考えてみよう』と、結論を出す前に

ワンクッションおくわけです。そして、自分にとっても良いことであり、また、

相手も喜んでくれると確信したときに初めて判断を下すようにするのです。

たとえ悟りを開いていない我々凡人でも、そういう習慣をつけさえすれば、

素晴らしい判断ができるようになるはずです。」

 

2  誰を満たすためにするのか?

「(利他業とは)他の人に喜んでもらう、他者を助けるということです。

利他の最たる行為とは、このように自分の身を犠牲にしてでも他を助ける

ということであると仏教では説いています。」

「自分も生き、相手も生かすこと。つまり、地球にある生きとし生けるもの、

すべてのものが一緒に生きていけるようにすること、それが利他なのです。」

→私たちはよく、「あなたの為を思って」、「あなたのために」と言う言葉を使うことがあります。

これを自分の口から発するときに、本当に相手のためなのか、これを考えてみる必要があります。

自分の正義感を満たすため

自分が後から人に責められないようにするため

自分が安心するために

 

本当はこのような意図があることが多いです。相手のためにと言ってはいますが、

本当は相手のためではなく、自分のためであることが多いです。

私自身も、しっかりと肝に銘じておかなければいけないと思います。

3  相手からの感謝(見返り)なくても満足か?

「目先のことしか考えずに相手に施そうとする善良を「小善」といいます。

その時は良いように見えても、後々悪い結果を招くことになる。

「小善は大悪に似たり」と言いますが、つまらない小善を成す事は、かえって悪をなすことになるのです。」

「(五体不満足の乙武さんの親は)子供が両手両足がなくていくら苦しんでいようとも

それを温かく見守りながら、やがて子供が自活できるように、すべてのことを自分1人でやらせました。

「大善は非情に似たり」とも言うことがあります。まだ年端もう行かない、

しかも手も足もない子供に、なぜそのような冷たい仕打ちをするのか、

血も涙もないと一見思われる行為の中にこそ、素晴らしい人間を育てていくという大善があるのです。」

→ 乙武さんのご両親は、子供からどれほど非難をされようが、生涯恨まれようが、

厳しく接したと思います。親子の間の依存が将来子供をダメにする、そのように思われたのでしょう。

4  自分は今、本当に満たされているのか? ( 足るを知る) 

「そうは言っても、利他の心で判断することが、本来は悟りを開いた聖者、

聖人にしかできないことです。つまり、「利他の心」の究極の境地とは、「悟りの境地」なのです。」

→ここは、稲盛氏がおっしゃっている他のモットーと関わってきます。

感謝の気持ちを持つ

反省のある人生を送る

毎日をど真剣に生きる

きれいな心で願望を描く

常に謙虚であらねばならない

 

自分が満たされない心のままで、経営をしていると、従業員やお客様からの承認を

求めるようになります。自分はこれだけのことをやってあげているのだから、

尊敬されて当たり前だ、感謝されて当たり前だ、このように傲慢になっていきます。

このような上から目線で、相手のために「してあげている」と言うのは、押しつけであり、

よくない結果しか生まれないように思います。そのためには、リーダーは常に、

自ら満たされている人生を送る必要があるのではないかと思いました。

私自身も、俺に触れてこのような言葉に接して、自分自身を深く反省していきたいと思います。

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