こんにちは、あなたの心に寄り添う不動産・投資アドバイザー、ユキーナ ・サントスこと富塚祐子です。

今回は、元京セラの役員の方のお話がありました。

この方、西さん(仮名)が、稲盛氏についてのエピソードを語ります。

このエピソードから、いわゆる高学歴の従業員をどのように取り組んでいくか、そのコツが分かります。

西さんは、京大を出たエリートです。フィロソフィーを話しても、「このようなきれいごとでは世の中やっていけない」、「そんな幼稚な事は…」、と斜に構えて素直にフィロソフィーを受け入れられないようなタイプだったのではないかと思います。

 

リーダーは、このようなタイプのスタッフとどのように接していけば良いのかがわかります。リーダーがこのようなエリート社員をどのように育てていけば良いのか、今回のエピソードからこのヒントが分かります。

エリートタイプのスタッフを取り込むコツは、次の4つではないかと思います。

1 相手の正義を理解すること
2 相手の感情を解放すること
3 相手を責めるのではなく自分の感情を伝えること
4 惜しみなく褒めること

 

1つずつ説明していきます。「」の中は西さんの言葉です。

1 相手の正義を理解すること

「…私が育った環境の中で形成されていった固定観念、自我意識を、稲盛さんに根底から覆されました。…後になって振り返ると、『あれで自分が変わったな』と気づきます。誰でもそうですが、特に親しい友人同士であっても、意見の違いで対立することがあります。その時に固執しているのは何かと言えば、自我意識です。『こうあるべきだ』とか、『俺はこう思っている』という持論になって、自分の考え方が正しいと主張するのは、自我意識なのです。その自我意識を傷つけられるのが嫌なので、みんな自分の意見に固執するわけです。そして、そのように意見が対立した時にでも、ある種の謙虚さ、おおらかさのようなものを自分の中に組み入れることができるかどうかによって、その人間性が変わってくるのではないかと思います。」

 

→ ここから、京セラの中で、西さんが、いわゆる自分の正義を主張していたことが伺えます。とすると、京セラの中では、自分はこう思う、これが正しいだろう、と主張する場があったということです。

国や地域によって違うと思いますが、為政者が人々の思想や意見等が厳しく取り締まり、弾圧することもあります。携帯も全て監視され、家庭などの話も全て盗聴される場合があります。そうすると人々は自由な意見をいうことができません。けれども、京セラでは、少なくとも、正しいと思うことを主張することができたわけです。このような雰囲気を作る、場を持つことが大切だと思います。

「稲盛さんはほとんど毎日、5時ごろになってから私と面談をしてくださいました。それだけ私に期待をしてくださったということもあるかもしれません。むしろ『こいつは教育しなければならない』という意識の方が強かったのではないかと思います。『今日はどんな事があったのか』という質問から始まって、私の答えに『それはこうした方が良い』とか、『それはおかしい』というアドバイスをされたように思います。」

 

→ 稲盛氏は、相手の意見に耳を傾け、相手が正義だと思う、その内容を理解する姿勢を持たれていたのだと思います。

こうすることで、社員は、「社長は自分の意見を頭ごなしに否定する」、あるいは「社長は自分の意見を押さえつける」と思うことが無くなります。そして、「社長は少なくとも自分のことを理解してくれている」という考え方をスタッフが持つことができます。

 

2 相手の感情を解放すること

「もう来なくてもいい」と会社から西さんが告げられたとき…

 

「私自身は驚きましたが、しょうがないと思っていました。しかし私の養父が、『自分の顔を立ててくれ』と言って稲盛さんに頼み込んだのです。稲盛さんは『わかりました』と言って、私をもう一度呼んでくださった。『帰ってくるか?』と問われて、『一生懸命やりたいと思います』と答えましたが、その程度で稲盛さんは納得されませんでした。私がまだ変わっていないと言うことがわかっておられるわけです。そして色々と話をしてくださいました。しまいに私は、『それほどまでに私のことを考えて下さってありがとうございます』と言って、その場で泣き崩れました。その時に稲盛さんが『よし、帰って来い』と言われました。」

 

→ 相手が涙を流すということが大切です。ここでは感情の解放が行われます。相手が自分の考えにこだわるのは、プライドを傷つけられたら、悲しい、悔しい、惨めだ、不安だ、怖い、このような感情があるからです。これを全て解放することによって、相手のスタッフが真実に気づくことができます。その真実とは、社長も会社の他の誰もが、西さんを傷つける意図を持っていない、ということです。西さんはみんなから思われている、大切にされている、ということです。すべては感情を解放することから始まります。スタッフが自分と向き合い、自分の感情に気づくことから始まります。

3-4は次回説明します。

 

今日も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

 

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