お客様は神様？ーフィロソフィ「お客様第一主義を貫く」―

こんにちは、あなたの心に寄り添う自分軸アドバイザー、ユキーナ ・サントスこと富塚祐子です。

今回は、標記のタイトルで稲盛氏が次のようにお話されています。

「 京セラは部品メーカーとして創業しましたが、当初から、私たちは下請けの立場ではなく自主独立の会社でした。

自主独立とは、お客様が望まれるような価値を持った製品を次々と生み出していくということです。ですから、

その分野においてはお客様より進んだ技術を持つ必要があります。進んだ技術で納期、品質、価格、

新製品開発等のすべてにわたってお客様の満足を得なければなりません。お客様のニーズに対して

今までの概念を覆して徹底的にチャレンジしていくという姿勢が要求されます。お客様に喜んでいただくことは、

商いの基本であり、そうでなければ利益を上げ続けることはできません。」

弊社の主要ビジネスは不動産です。

不動産ビジネスに関するお客様にはいろいろな方がいらっしゃいます。

ですが、どんな時でも、１お客様は神様 ということ、２職業に貴賤はない こと、

これを念頭におかなければならないと思います。

１　お客様は神様

稲盛氏はこのようにおっしゃっています。

「 お客様に喜んでいただくことが商いの基本であるということを、

私は『お客様第一主義』と言ってきました。

京セラが技術開発を怠らないのも、

どんなに無理な納期でも、

たとえ夜中であろうと製品をお客様に届けに行ったのも、

常にお客様に喜んでいただきたいがためです。

また、お客様の厳しい値下げ要求に耐えてきたのも、

お客様に喜んでいただきたいという一念があったからです。

つまり私は どんなことをしてでも、お客様に喜んでいただくということこそが、

商いの基本でそうでなければ利益を上げ続けることはできないと思っているのです。」

先般、稲盛氏の著書を読んでいました。セラミックを人工骨に応用した際、マスコミから誹謗中傷にあい、

稲盛氏はとても苦労をされたとお話がありました。

誹謗中傷しているのは、マスコミで、お客様ではありません。

それでも、稲盛氏はその屈辱・いやがらせを魂を磨く修行と思って、じっと耐えていた、とおっしゃっていました。

お客様ではない人からの誹謗中傷にじっと耐えていたわけですから、ましてやお客様からの注文に耐えるのは、

たやすいことでしょう。

相手と争わず、自分の業がおちる、とひたすら耐えていたとおっしゃっていました。

忍辱、耐え忍ぶことを稲盛氏はなさっていたのだと思います。

勇気をもってことにあたる、これも大切ですが、商売の基本は、やはりお客様からの求めに

ひたすら応えていくことなのだと改めて考えました。

２　職業に貴賤なし

水商売や風俗などの商売があります。

また人が嫌がるような仕事もあります。

こうした商売のお客様は、神様なのでしょうか？

法律や倫理に背いていないかぎり、あらゆる商売で、お客様は神様であり、職業に貴賤はないのだと思います。

ある講演会で稲盛氏は、「儲けるというのは、信者と書くのや！」とおっしゃっていました。

お客様から信頼される、そこまでいけば儲けることができる。

逆に、信頼を得られなければ、儲けることはできない、そのような意味だと思います。

自分はどんな人を信じるだろうか？

常に、何事にも誠実で、ウソやごまかしがない、

そして、真面目に努力をしている、

ひたむきに学び、知識と経験を高めようとしている、

謙虚で、相手を思いやる、

こんな人を私は信用します。

自分がせめて、このような人物になれるよう、近づけるよう、

日々、精進していきたいと思います。

お客様は神様で、これはあらゆる職業について言えることです。この姿勢をもっているから、

商売が発展していくのだと思います。

 

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今日も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

 

 

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