どうしてあの人は言うことを聞いてくれないんだろう、どうしてあの人は私の嫌がることばかりするんだろう、これって最近の私じゃないの?と思ったら、潜在意識に意識を向けていませんか? あなたの潜在意識のサポーター、 ユキーナ ・サントスです。

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今日は、潜在意識がどれほど行動に影響を与えているか、これについてお話をしたいと思います。

つまり、結論はこれです。目の前の現実を変えるには潜在意識を変えることが早い、そして効果がある。

これではないでしょうか?

まず私が最近、とてもとても驚いた潜在意識に関するエピソードをお話しします。

数ヶ月前ですが、ふと録画してるビデオ見てみました。ふとこれまで録画してある作品の中で、あーそういえばこれを見ていなかったから見てみよう、と思ったのです。

それは、刑事コロンボのシリーズです。私は、実は推理小説や探偵物を見るのが好きで、アガサクリスティーのシリーズはイギリスで放送されたものをほとんど録画して見ています。

アガサクリスティーシリーズが終わってしまったので、次は刑事コロンボみようと思って、いくつか録画していたのです。それも視聴者からの人気投票でトップのほうにランキングされた作品だったので思わず見てしまったのです。

いやー、そのトリックのあまりの面白さにしばらくショックで立ち上がれなかったほどです。

ある企業の社長が、広告代理店のプレゼン及びその後のカクテルパーティーに参加し、その最中に殺されました。視聴者はもうここで犯人は分かっているわけです。犯人はこの広告代理店の社長なのですが、問題は凶器が特定できないことです。被害者の体の中にあったピストルの弾と容疑者の所持しているピストルは明らかに口径が違うのです。

コロンボ刑事にとってはいかにこの凶器を特定するか、それがこの事件の鍵でした。

実はこの容疑者は広告代理店の社長だけあって、潜在意識の使い方をよく心得ています。人の潜在意識が行動を支配するということが研究の結果わかっていて、これをコマーシャルに取り入れているわけです。どのようにするかというと映画の中のシーンに細かくハンバーガーやコカコーラの映像を入れていきます。見ている人にはその映像が全くわからないのですが潜在意識の中にそれが落とし込まれて映画の後は必ずハンバーガーを買いに行ったりコカコーラを買いに買って飲んだりするわけです。

 

実は、映画を見ているときは潜在意識と顕在意識がつながりやすい状態だと言われています。ですので映画の中にこのようなメッセージを入れるのは潜在意識に働きかけるのに最も効果的なのです。

そしてこの広告会社の社長は当然のことながら、この仕組みを犯罪のトリックに利用するのです。被害者が絶妙なタイミングで1人になれるようにこの潜在意識のフィルムを使うのです。

けれどもその潜在意識のフィルムもわからないように証拠隠滅されているわけです。ですから、コロンボ刑事はこの広告会社の社長が犯人だという物的な証拠がつかめずにいます。

そしてコロンボ刑事が、相手のこの潜在意識の働きに関するフィルムを巧みに使い、凶器はどこに隠したのかを判定していくというのが全体の流れですが、あまりにも面白くて、しばらく呆然としてしまいました。

このミステリーから気づいたことがいくつかあります。

1、私が潜在意識について学びたい、潜在意識を理解したいと潜在意識に落とし込むほど強く思っているので、無意識のうちに、自分の潜在意識がこのビデオを見ることを選んだこと

2、こんなにも古くからアメリカの商業社会の中では潜在意識の働きを取り入れて人々の行動をコントロールする、これが行われていたこと

3、潜在意識の働きはとても高い確率で行動を決めていくこと。逆に言えば人にある行動を起こさせるには潜在意識に働きかける、これが1番確実で効果が高いこと。

4、そしてこれが今のこの時期に自分に起こってくる、そのメッセージは何なのかということ。

これではないかと思います。

そして、すべては潜在意識なのだと思う事実にこの後私は出くわします。本当に潜在意識の働きを知らなかったら、大変なことになっていたかもしれません。その話はまた明日させていただきます。

今日も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。