あーあの外注先、こんな仕事しかしないのに、こんなにフィーをかぶせやがって、本当に腹が立つ!!あなたのご立腹な思い、きれいさっぱり解消しましょう。あなたのムカムカ消臭剤、 ユキーナ ・サントスです。

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今日は、相手から奪ってやろう、という意識の人は、必ず奪いかえされてしまうというお話です

 

さて、あるクライアントさんの話です。

このクライアントさんとは、同じ勉強会で知り合ったと言うこともあり、私もビジネスの発展のためなら、多大な協力をしようと思ってきました。

けれども短期間で結果を上げるということではなく、地道な進歩となりました。

これについては、私も学ぶことがたくさんあったので、また別の機会にブログで書こうと思います。

さて、こちらのS社の社長さんに、この3月までのコンサルティング料の請求書をお送りしました。

先方から、思うような結果が分かっていないので、値引きをしてほしい、と言う話がありました。

今回は、本来なら弁護士が受け持つような仕事を私の方でやっていたこともあり、時間もエネルギーもかなりかかっていたのです。弁護士に頼んだら私のフィーの3倍以上の費用がかかってしまいます。ですから、それをかなりお得な形で望む結果が得られたのではないかと、私は思っていたのです。

当社の業務委託契約の内容を示し、私がこれまでやった内容示しました。

誠意を持って説明したところ、S社の社長様にわかっていただきました。

けれども、最初から、別料金になると説明していた業務の内容を、今回の金額に含めて欲しいとお申し出がありました。

もともと、その業務にはどのくらいの時間で金額がかかるか積算し、別料金になりますとお伝えしておりました。これは業務契約内容にもきちっとうたってあります。

ここまできて、私は、きちんと自分のスタンスを決めました。

これまでの自分がやった資料は全てS社に渡そう。そしてS社で別の人を雇ってやってもらうようにしよう。

このようにきちっと心が決まってきました。

ここで、私が感じた事は、どうしてもこのS社の社長さんは、ディスカウントをしたいのだなということです。

何が何でも、私から金額を安くして、得をしたという思いをしたいのだな、こう思いました。

そして、これがこの社長さんにとって、当たり前のことであるなら、このS社の社長さんは、今まで同じような思いをしてきたのだと思いました。

 

お客さんから言われて、ほんと赤字なんだけれども仕事を受けてしまったこと。

儲かるからここに出店しようよと言われて、大赤字になって撤退したこと。
これを断ったら今後は仕事はやらない、と脅されて、材料費がものすごくかかる仕事を受けてしまったこと。

こんなことがあったんではないかと私は思いました。

どうしてこんなに不条理にダンピングされるんだろう。まともに払ってくれないんだろう。立場を利用されていて、悲しい、悔しい、こんな思いを持っていたのかと思います。

そして、この先は明らかですね。

うばおうとしたものは、必ず奪い返されるのです。

事実、私はすべての資料なげうってでも、こちらの仕事はやらないと決意しました。私の正当な時給を、この先ちゃんと請求していこうと思います。そうなったら実際問題、私には依頼はこないと思います。

けれどもそれでいいのです。S社にはA県(S社の所在する県)でも、別の店でも、あるいは海外でも、同じ仕事をする人をまず探してもらえばいいのです。そしてその人にお願いして仕事してもらえばいいと思います。結果は、私のフィーよりもかなりたくさんの額がかかってしまうと思われます。もし安く収まればもちろんそれに越した事はありません。

けれども、ビジネスの流れを理解し、相手の意図や、真意を理解し、それを的確な英語で、伝える方を探さなければいけません。もちろんそうした方もたくさんいると思います。けれどもそれができる会社の報酬を考えると、S社の社長さんにとっては、奪われる結果になると思うのです。

それは今から明らかに見えています。

合気道の山口先生はおっしゃいます。
合気道はいかに先を読むかだよ、いかに相手を読んで、結果を読むか、ここにかかっているのだよ。

このような結果が読めなかったのは私のミスだと思っています。先を読むこと、勉強させていただきました。

そしてコンサルタントという仕事の本質も理解することができました。

私はたくさんのプラスの材料をいただきました。仕事をさせていただいて、たくさんの気づきをもらい、本当にありがたかったと思っています。

明日は、このお金のモメごとの解決方法、これを具体的にお話ししたいと思います。

今日も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。