こいつには負けたくない、お前のために悲しみなんて感じでやるものか、あれ、これってつい最近オレが思ったことじゃない? と思ったあなた、すっきりと感情解放して、モヤモヤするもの、イラつくもの風船のように手放しましょう。あなたのためのバルーンリリーサー、ユキーナ ・サントスです。

これってあんまりだろ、こんな思いがあったら、相談してみませんか?

カウンセリングやってます!

昨日は、どうやって相手に自分が思うような行動してもらうのか、ここから話を始めました。

ずはり、腹が立つときには、自分の感情をじっくり出してみるこれが大切です。

多くの方は、悲しいとは違いますねとおっしゃる方が多いです。そして、残念ですよねとおっしゃいます。残念と言うのも悲しみを封じ込めるサインです。本当に悲しいけれども、他人事のようにそばに置いて眺めておこう、というスタンスのようにも見えます。

 

この話をしました。

今日はその続きです。

なかなか一足飛びにこの悲しみを感じる事は難しいので、他の方向から感情見ていきます。

私 :やるべきことをやらなかったら、Aさんの息子さんに具体的に何が起こりますか?

→汚いものを着ていて、恥をかく、友達ができない、いじめられる、仲間外れにされる、活躍の場がもらえない。

私:それを見てA子さんはどう思いますか?

→不憫に思う、かわいそう、いてもたってもいられない、苦しい

私: 息子ちゃんはどう思うでしょうか?
→ うーん、人にいじめられたら、どうしていじめるんだろう、ひどいことしなくていいのにと思うと思います。

私: 汚い服で実際にいじめられる確率はどのくらいと思いますか?

→ 私が子供の時に制服が汚れている人はいつもいじめられていたので、ほぼ100%いじめられると思います。

私 : すみません、汚い洋服のまま学校にいかせてみていただけますか?そして帰ってきたときに息子さんの反応を見てもらえますか?

 

これはブロックが発動しているので、必ず不幸が子供にも起こる、と思い込み、前もって色々と子どもの行動をコントロールしている例です。ですのでこのような時は、実際にダメだと思うことをやっていただき、その反応を見ていただくようにしています。

私: 息子ちゃんが汚い服で学校に行った時、A子さんの身の上には何が起こりますか?

→ それは何も起こらないです。

私: 汚い制服で学校に行かせてしまったら、学校の先生や近所の人、友達からA子さんがどのように思われると思いますか?

→ 子供の面倒をよく見れない、だめな母親、母親失格、子供を第一に考えない、自分勝手な親

私 : 洗濯をした服を着ていけば、このように思われる事はなくなるのですね?
→ はい

私: そうすると、汚れた服を洗濯機のところまで持っていくのは誰の為でしょう?

→ 息子が恥をかかないように、そして私も親としてちゃんとしているために

お分かりになるでしょうか?これがたくさんのお母さんが持っている執着です。良い母親でありたい、子供に何か不都合があると、自分が悪い、子供が不憫な思いをすると不幸になる、他の子と比べて引け目をとってはいけない、子供が不幸になるから、このような思い込みがあります。

ですから、子供の行動をコントロールするようになります。それはすべてこの執着からです。

子供と自分の人生と生活に一線を引く、まずはこれから始めます。どれほどいじめられようとも、それは子供の学びになります。そして実際、1日や2日、ちょっと汗臭い服を着たところで、死ぬわけではありません。そして何よりも、汚い服を着ていたら恥ずかしいなという思いは、子供ちゃんが学習していかなければいけません。もちろん、汚い服を着ているからといって、人格には全く関係はありません。きれいな服を着るのがいいのか、着るものにこだわらないのがいいのか、それは息子ちゃんが大人になる過程で学ぶことです。

さて、息子ちゃんは今のところ、汚れた洋服を洗濯場に持っていくことにメリットを感じていないわけです。自分が意識して、わざわざそれをする必要はないと思っているわけです。ここ無理矢理、汚れ物を持っていかせるようにするには、具体的なメリットが必要です。

洗濯場に持っていったらお小遣いがもらえる。

洗濯機のところまで持っていったら、お母さんがめちゃめちゃ喜んでくれた。

こんなご褒美がもらえるから、息子ちゃんは率先して、自分で意識して、汚れ物を洗濯機のところまで持っていくようになるのです。

お分かりになるでしょうか?

私はA子さんに聞いてみました。

私: これまで息子ちゃんが、汚れ物持っていってくれた時、何か他にお手伝いをしてくれた時に、思いっきり喜んだことありますか?

→ 私はそういうこと苦手なんです。やっぱりこんな時ばっかり、ゴマすってと思っちゃうんですよね。

自分は親から認められていない、何をやっても賞賛が与えられない、そう思うので子供はやらなくなるのです。

さて、まとめとしてA子さんに対する解決策です。

まず子供のことと自分のことに線を引いてみましょうとお伝えしています。

そして、認めてもらえなくて悲しい、このような感情があったら、息子ちゃんも同じように思っていますので、息子ちゃんを認めてあげるようにします。よくやったね、できたね。こんな言葉をかけてあげると、自分も認めてもらえるようになります。

そして引き続き、自分の感情と向き合います。なんでこんなに腹が立つんだろう。自分がどう扱われたと思っているんだろう、自分がどう見られたと思ったんだろう、とにかく腹が立ち、イライラするのは、どうしてなのか?どんな風に言われたらよかったんだろうか?

 

これを掘り下げて、向き合っていきます。

こうすることで、目の前の現実が変わっていきます! 生活がどんどん楽になって、楽しくなっていきますよ。どうぞお試しください。

 

今日も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。