最後に涙を流したのは、いつだったっけ? そんなあなたに、ドカンと涙のバズーカを捧げます。
涙で心を大掃除しましょう、メンタルクリーナー、 ユキーナ ・サントスです。
泣けない方に、じっくり気持ちに寄り添います、相談してみませんか?
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今年ももう終わりですが、新しい年に向けて、自分の運気をガンガンあげるには・・?
こんなおすすめの方法があります。
今、羽田空港にいますが、おもいがけず、その機会がありました。
涙をどんどん流す機会です。
私が好きな曲、ベートーベン、ピアノソナタ、「悲愴」の第二楽章ですね。
空港でどこからか流れていました。
そこですかさず思いだし、Youtubeでチェックしてみると・・・
こんな聞き比べヴィデオが!
30分以上、聞き入ってしまいました。
最初のフレーズも最後も、とてもきれいでしたよ。
涙がたくさんでました。お気に入りはWilliam Backhaus かホロヴィッツでしょう。
順序をつける必要はないのですが・・・
これを聞いて思いだしたのは、シチリア人の友人、おっさんです。
おっさんと言ったら失礼ですが、指揮者など音学関係をしている、業界では有名な方です。
がたいのいいおっさんですが、ピアノは繊細、とても美しくピアノが泣く、と表現しますか・・・
デリカータな旋律を奏でます。
彼とはシチリア旅行であったのですが、つらい過去があったようです。
実の娘が、彼女が12歳の時に交通事故で亡くなりました。
彼の人生はボロボロで、奥さんと離婚もしました。
私があったのはそれから数年後のことだったと思います。
典型的シチリア人のビオンダ(金髪)の彼女をつれていました。この彼女から、彼のつらい過去を聞いたわけです。
それから12年たって・・・
この間に、このおっさんと、当時の彼女は結婚しました。
娘と息子が生まれました・・・
その娘が、今8歳、お母さんによく似て、金髪の美人です。
フェイスブックでこの一家の幸せな時をよく見かけます。
私が今度シチリアに行くのはいつかわかりません。でも今度、このおっさんにあったら、必ず言いたいことがあるのです。
「ガエターノ(おっさんの名前)、 Il Signore sempre sta con te!! 神様はいつもあなたと一緒にいたね・・・」
どういう訳か、この悲愴の二楽章を聞くと、そのシーンを想像し、泣けてなけてたまらないのです。
人は不幸でばかりはいられないのです。神様は、いつも人を永遠に不幸にはおいておかないのです。そう思うと、とても泣けてくるのです。
YAMAHAのピアノがとてもいいと言っていました。大きな背中を猫背に丸めて、ピアノを弾いていました。モーツァルトとこれを弾いてくれたような気がします。
おっさんは、じいさんに近くなっていると思いますが、小さい息子を膝にのせて、私がこの一言をいったら、彼も泣きだすような気がしました。
皆さんも、新年の前に、この一年のいろんな思いを涙で流してはいかがでしょうか?
今日も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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